2015年08月18日

水撒きしたい庭

峠は越したようですが、まだ暑いですねぇ。
朝夕の水撒きが気持ちいです。
気化熱利用で涼を呼ぶというのもありますが
なんと言っても風情がありますよね。

でも、折角の風情もアスファルトに水を撒くんじゃ興ざめ。
やっぱり土があって、石があって、緑がなきゃ!

と言う事で、散歩や仕事の合間に出かけた先で撮った「水撒きしたい庭」をご紹介。
踏み石、玉砂利、飛び石。
みんな水を待ってるように見えますね。w
濡れた石は夕涼みに似合いそうです。

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2015年08月17日

ライトな石が欲しい〜〜

夏休みに、本社ご近所にある「自由学園明日館」に行きました。
ここは文化財指定にもなっているフランク・ロイド・ライト建築が
当時のままに観られるので大好きなんですが…

なんと、ここでコルドンブルーのランチが食べられる抽選に当たりました!
あのライト建築の中での食事!むふふふ〜。
と、夏の暑さに負けず出かけてきました。

食事に先立って館内見学をしていると
往時のテラコッタが展示されていました。
ま、石じゃないんですが…でも、この意匠は大谷石に刻まれていたりします。
大谷石の暖炉がこの複雑なカタチに刻まれているのを見ると
なんだかジーンときちゃうんですよねぇ。w

この意匠で石を刻んで、部屋のアクセントに使えたら…
夢かなわずとも、ちょっと夢想しちゃいました。
真夏の夜の夢。ランチですが…。

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2015年08月11日

美術館、博物館に行こう!

猛暑も峠を過ぎて、暑さにも陰りが見えてきたようです。
でも、まだまだ30°越え!皆様、熱中症に気をつけてくださいねぇ。
と言う事で、イナダも明日から夏休みです。

私は折角の夏休みですがリゾート地に遊びに行かないので…
都内の室内で愉しもと、美術館・博物館巡りを考えているんです。
行くまではともかく、着いてしまえば冷房完備!
夏向き楽ちんアイディアでしょう?(笑)

ま、それも石がらみなんですけどね。
と言うのも、先日の事ですが品川の原美術館行った時ですが
展覧会も良かったんですが、美術館の佇まいにもやられました。

ここは元々、実業家の原邦造の邸宅で前田仁の設計ですからね。
前田仁と言えば、地元の「徳川黎明会」や「服部時計店」
「ホテルニューグランド」などが有名ですが
石使いがとてもステキなんですよねぇ。
是非、一見の価値ありです!
館内は撮影禁止なので、展示物のない階段だけちょっとパチリ。
何の変哲もない階段だとお思いでしょうが
階段ヘリがきれいな大理石。滑り止め加工も業物でした。
たったこれだけでも、イイ感じ〜〜。

そう言えば…「東京国立博物館」も前田仁設計でした。
ここも、とても石使いが見事なんです!
と言う事で、そんなステキな石に会いに美術館や博物館に行こう!と思ってます。
皆様も避暑がてら、お出かけになると良いですよぉ。w

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2015年08月07日

石壁、内と外〜

工事に万全を期すには、材料をちょっと余分に仕入れる。
これは、やっぱり必要ですね。
で、工事が問題なく終了すると、材が余ります。
もしもの時の保険ですから、しょうがありませんが…
プロらしい所作にはお金もかかります。

で、この余った材でリフォームのお手伝いします。
もちろん材には問題がないんですが、いかんせん量が限られます。
そこで、玄関ポーチや内外の壁の一部に使ったら
相当格好良くなると思いますよぉ。

材は「和」もあれば「洋」もあります。
ですから、和家屋、洋家屋。
和室、洋室にも設えられます。
今日ちょっとご紹介のイメージは、「洋」の内と外です。

漆喰や珪藻土の壁を一部残しつつ
腰高あたりまで不揃いな石をランダムに貼ると…
野趣豊かなヨーロッパ風になりますね。

外壁の一部にお使いの時は、大きさはマチマチですが
四角く切った石を並べると、落ち着いたイメージ。
でも、リズム感のある壁になります。

いずれもピンクがかった石ですので、明るい感じに仕上がりますね。
どうでしょう?なかなか良いでしょう?←自画自賛。

この際、小さなリフォームを考えて見ませんか?

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2015年08月05日

蚊取り線香ホルダーは、いかが?

毎日の猛暑続きで、ベランダや庭の植木鉢に朝夕2度の水やり。
植物が喜んでる感じでサボれません。
ま、ついでに自分も被っちゃいたい気分〜ですけどね。

しかし、庭での水まきは蚊との戦いでもありますね。
血液型が関係あるなんて言われてますが…
O型の私はあんまり刺されないんですが、B型の嫁さんはすぐ刺されます。
そんなわけで蚊取り線香が手放せないんですよねぇ。

ブリキ缶みたいなのも味気ないので
キレイなお皿を線香の受け皿にしてるんですが…
そうだ!石で作ったらと思い立ってデザインしてみました!

ま、オーソドックスに円柱形。
フタには整然と穴を空けて、ここから線香の煙が出ます。
カッターを使って安価に作るには、やっぱり丸形ですねぇ。

石でボックスを作り▼に刻みを入れて
そこの凹みに金属棒を渡し、渦巻き線香を通せば縦置きもできそうですね。
正面には波紋を刻めば涼しげかも?

室内使いで、趣をお求めの方には…
不変形の鉄平石に金属棒を打ち込んで、蚊取り線香をセットする。
な〜〜〜んて方法もありますね。
いずれも石製なので火に強く、目を離しても大丈夫かも?
でも、やっぱり裸火なのでお気を付けてくださいねぇ。

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2015年07月29日

石で軽味を出す?

近くの大学構内を散歩していたら…
校舎の壁面がとても美しかったので写メ。

優に3階建てくらいある建物に、梁を縦に並べたように
リズム感よく出っ張りが並んでました。
コンクリート製ですが、流行の杉板写し加工が施されていて
板の化石の様で実に良い感じ!

これだけの高さを石で組んだら重厚感は出ますが
こういう軽味は出ないかもしれないですねぇ。
この壁面に軽味は大事です。
そうじゃないと圧迫感があって、この道を通りたくなくなりますもん。

そう思いつつ、そこは石屋。
コンクリートに負けてなるものか!(なんちゃって)
石で軽味を出すには…??
やっぱり、ビシャンでしょうか?
しかし、これだけボリュームがありますからね…。

どんな工夫で軽味が出せるか…なんだか夏休みの宿題になりそう?(汗)

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2015年07月27日

和アートな「盆石」

先日、「目白庭園」の白外塀の記事をあげましたが…
その時に、目白庭園のHPのイベント情報で
「盆石体験」の記事を拝見しました。

石と砂で絵を描いてみよう!親子で盆石体験♪というワークショップでした。
いやいや愉しそうだなぁと見てみると…
なんと400年の歴史を持つ日本の伝統芸術との事。
私は未体験だったのですが、家元もある立派な芸事なんですねぇ。

ネットで動画を見てみたら…塗り盆に岩や崖を模した自然石をまず置いて
そこに、目の細かい白砂で波や水の流れを描くんですねぇ。
鳥の羽や筆で流れを作り、パラパラと白砂を撒いてしぶきを描いたり
水平線や月を描くには、板や丸穴の型紙を使ったりしますが
ほぼ自由に手描きって感じです。

もう、夏休みですから…
工作や美術の宿題に、いかがでしょうか?
ご興味が湧いたら、ぜひ「盆石」で検索してみてくださいねぇ。
※画像はネットから拝借しました。

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2015年07月24日

夏に爽やか!石植え込み

しかし、暑いですねぇ。
今日だって暑いのに、明日は猛暑日の予想。クラクラします。

こうなってくると、花好きの私でも色の濃い花は鬱陶しくなりそう。
白っぽい浴衣柄のような淡い色合いの朝顔や
しっとりとした風情の和物の草木が、目に優しい気がします。
ま、こういう方が打ち水にも似合いそうですもんねぇ。

と言う事で、自然石に和な草木を植え込んだ画像で
ちょっと涼をとって戴こうかな〜〜。(笑)

表に置く場合は、雨風に晒した板目なんか似合いますけど…
室内で愉しむには、朱塗りのお盆にレイアウトしても良いですねぇ。

やっぱり、夏は石、水、緑で気分爽やか〜ですね。w

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2015年07月21日

はて、何でしょう?

何の変哲もないビニール袋?
石となんか関係あるの?と、お思いでしょうが…
おおいに関係あるんですよ。

実はこれ、野菜や果物の鮮度を保ってくれる保存袋なんですね。
この中に、果物や野菜を入れて、冷蔵庫の野菜室などに入れておくと
なんと、通常より俄然長持ちするんですねぇ。
ビックリするくらい!
広告じゃないんで商品名は書きませんが…
もう、我が家では手放せません。(笑)

で、石との関係ですが…
野菜や果物の傷みの元、老化促進ホルモンやエチレンガスを
吸着透過させる「大谷石」の粉末が
このポリエチレンに加工されているんですねぇ。
そう、石の力で長持ちさせてるんです!
大谷石、偉い!

これを実感した時、石屋としては大谷石を褒めたくなりました!
ま、元々私個人は大谷石好きなんで、余計に嬉しかったんですけどねぇ。
モノが傷みやすい季節が続きますが
これがあれば、安売りをまとめ買いできますね。

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2015年07月16日

ちょっと粋な塀

先日、夫婦で外食をして、ほろ酔いで帰ってくる時
「目白庭園」の脇を通りかかりました。
すると、酔眼でも目に留まるキレイな白塀。

それは、夜目にもクッキリとした目立ってイイ感じでしたが
ふと、目をおろすと…
そこには、笹の上に渡された竹が一本。
お!粋ですねぇ。と更に惹かれました。

たった一本の竹でグランドカバーの笹が踏み荒らされませんね。
良いアイディア!
で、この渡された竹を支えてていたのが、粗く削られた御影石。
緑、白、グレーの石。お見事な取り合わせ。
それにしても石と竹一本で、こんな粋な塀になるんですねぇ。w

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2015年07月14日

対比の美しさ(その3)

暑いですねぇ〜〜。
梅雨の中休みでこの暑さ。夏本番になったらどうなるんでしょう?
特に都市部はアスファルトに覆われて
反射熱が凄くて…下から熱気の渦に包まれてる感じ。

こんな時、雑草の生えた道の方が
目にも気持ちにも良いですよねぇ〜〜〜。
で、この写真。w
交通量の多いメインストリートはアスファルトもしょうがないですが…
ひとたび脇道に入ったらこんな道だったら嬉しい!
自然石が埋め込まれてるので
足の悪い人には申し訳ないですが、きっと少しは涼しいと思いますね。

私見ですが、アスファルトより石の方が暑くないかも?
と言うより、暑さの質が違うような気がします。
あくまで感想で、根拠は無いのですが…(≧∇≦)

しかし、石と緑は親和性が高いですねぇ。
石の白と緑があれば、暑さも和らぐ?
…無理ですかね。今日みたいな暑さじゃ〜。w

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2015年07月10日

対比の美しさ(その2)

漆喰と自然石の対比は、屋内だけでなく外にもありました。
最初の写真、バルコニーと階段手すりがそれです。
グレー基調の自然石に、真っ白な外漆喰。
そこに緑も加わって、良い感じ〜。

もうひとつは、外漆喰の白い塀に、自然石が積まれて出来た円柱!
これが、ただの壁面だったら…
ま、普通にキレイって感じですが、円柱だとインパクト在りますねぇ。
不揃いの整頓って感じで積まれた石が、なんともキレイ!

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2015年07月07日

対比の美しさ

春にイタリアに遊びに行った時の写真を整理していて…
面白いなぁと思うものに出会いました。

それが、このアートな壁です。
ひとつは6を横にしたような四角い窓ですが
塗り籠められていて、まるで額縁の様。
でも横棒がはみ出てるし
天と地で石の厚みが違ってるし…不揃いの美ですね。

もうひとつは、アーチ状の潜り戸が半分塗り籠められた様な壁。
でも、しっかり石が組まれ出入りなんて出来ません。
なんとも不思議な景観です。

はじめ、もと修道院で改装されたかで、不自然な残り方をしたのか?
とも思ったんですが…どうも違う様でした。
ま、経緯はともかく、見所は自然石と漆喰の表面の違い。
方や粗く、方や滑らか〜〜。
色もアンダーと白。形状の不思議さに、この対比。
これが、良い感じを醸してるんですねぇ。

こんな、いわば遊び心あふれるアートな壁。
どこかで施工したいなぁ…などと思い、
ついつい写真を整理する手が止まってしまいましたぁ。

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2015年07月02日

手に汗握る?(笑)

以前に紹介した事もある、バランス・ストーン。
これは、アーティストのGravity Grabさんが
山や川で、そこらにある不揃いの石を、バランス良く積み上がるだけです。(笑)
でも、想像もつかないバランスで組み上がります。
それが、手に汗握っちゃうんですよねぇ。

そっとそっと、息を詰めて…手を放して
そこに次の石を組上げてゆく。
小さな石の上に大きな石を乗せたり…
これが、得も言われぬ美しさなんです。ドラマなんですよねぇ。

でも、やがて風や川の流れが、バランスを崩して
きっと、消えてしまうんでしょうね。
そんな刹那の美がここにあります。

フェイスブックページのアドレスが以下になります。

https://www.facebook.com/GravityGlue
このページには動画も載っています。
仕事の合間にぜひどうぞ。一服の清涼剤ですよぉ。w

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2015年06月30日

もう一回、熱々〜〜〜〜!

ギャラリーのある六本木で人気のラーメン屋さん。
と言っても、私は並ぶのが嫌で、まだ入ってないんですけど…
今日の事、外向けに貼ってあるポスターに釘付け!

大きく「焼き石」とあるので…
うん?どういう事?と、立ち止まって読んでみると
"食べてる途中でつけ麺のスープが「ぬるい」と感じたら
「焼き石」をお申し付けください。
レンゲに乗せたままの「焼き石」を投入!
後半戦も熱々でお召し上がりいただけます。"と書いてありました。

おぉ、そう言う事!
これは、良いアイディアですねぇ。なんだか、他にも使えそうです。
見れば、石も刻印が打たれてる様で良い感じです。

う〜〜ん、これはいつかチャレンジしてみなきゃ〜。

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2015年06月25日

画家の愛した庭

散歩がてらに要町にある「熊谷守一美術館」に出かけました。
住宅街に紛れて、ひっそりとある美術館には
好事家でないと来ないかもしれませんが…なんて思ってましたが
多くのファンで賑わっていました。

やっぱり、単純化された線で描かれたシンプルさの裏に
得も言われぬ味わいのある絵が好きな方が多いのですね。
しかも、いつもは地方の美術館に分散収蔵されている作品が
一堂に会する特別企画展中だから、なおのことだったようです。

で、作品はもちろん堪能させて戴きましたが…
石屋としては、エントランスに設えられた庭に目が行きましたねぇ。
なんでも熊谷守一アトリエの庭を再現したものらしいです。

なんの石でしょうか?←不勉強〜(汗)
朽ちた切り株のような風情で趣があります。
枯れた色の石を縫うように緑のトクサも植えられて、イイ感じ!
美術館の洋の佇まいにも似合っていますね。

我が家のエントランスもこんな風にしたいなぁ
なんてね、ちょっと良い物見ると、すぐに自宅に設えたくなる。
そんな、貧乏性じゃいけませんねぇ。(汗)

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2015年06月22日

輝きをデザインする?

面白い技法を教えてもらいました。♥

元々は、お墓の字彫りには金粉を使っていましたが
剥げやすいのが難点だったのです。
そこで、最近は金粉代わりにガラスの特殊加工を用いるそうです。
金銀揃い踏みでサンプルを見せて戴きました。

黒御影に、キラッと映えて美しいですねぇ。
これなら祝儀アイテムにも使えます。
ウエルカムボードなんか豪勢でしょうかも?

安直なところでは、デザイン表札なんかアリですね!
植木鉢の台座にもいいかも?
小さいところでは、箸置きやカトラリーレストもオシャレ!
和菓子用の小皿やペーパーウエイトも良さげ。

この輝き感をうまく活かしたいですね。
うー、ちょっとデザインを考えてみたくなりました。w

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2015年06月18日

街石を発見!(その4)

今日は、ふたたび六本木の街石です。

それはヒルズのコンコースにあった植木鉢です。
スタイリッシュなマグカップみたいな細長〜いカタチ。
下でキュッとすぼまってキレイですね。

でも、見るべく所はストライプ模様です。
手彫りらしく、震える様な縦線に人間味があって良いですねぇ。
近くに寄って見ると…
ギザギザがなんとも言えずに良い感じでした。

しかし、このギザギザは只者ではありませんでした。
はじめ、磨きと水磨きの違いでストライプに見えるんだと思いましたが…
表面のテクスチュアは同じでした。
そう、ほぼ直角に彫られているので、光と影でストライプに見えるみたい。
ギザギザ効果なんですね。巧いなぁ。

こんな植木鉢。我が家にも欲しいなぁ。w

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2015年06月15日

街石を発見!(その3)

今日の「街石」は池袋です。
百貨店内のブティックの壁が、ミルフィーユ状の大理石でした。
見れば、BIANCO CARRARA!(ビヤンコ・カラーラ)

この石は、世界一の大理石産地であるイタリアのカラーラで産出される
真っ白でとても美しい大理石です。
さわってウットリ〜〜〜って、石屋だけでしょうか?(笑)

しかし、キラキラと輝いてキレイですねぇ。
この白い輝きは、側に何色が来ても映えるんです。
だから、ファッションシーンと親和性が高いんですね。
渋い色からカラフルな色まで
そのファッションが持つ美しさを引き出します。
さすがのカラーラです!

家の一部に、こんな壁があったらステキ!
薄い板を張り付ける工法でしたら
家の駆体にもお財布にも軽いから実現性が高いです。
イタリアの白に囲まれる生活、いかがでしょうか?

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2015年06月11日

街石を発見!(その2)

今日の「街石」は神楽坂です。
おこしの専門店に寄った時に発見しました!

このお店の日除けの重しが「石」でした。
日よけも、下部に黒竹が"のれん棒"として"チチ"に通され
その"のれん棒"には、自然石が括られています。
あぁ、日本の設えですねぇ。美しいです!
よくペットボトルに水を入れて重しになってるのを見かけますが
石を用いるだけで、こんなにも優雅になるんですね。
ぜひ、真似したいモノです。

我が家でも、グリーンカーテンの網の下部には石が置かれていますが
ただ置いただけの状態になっています。
紺屋の白袴です。(汗)
早速、今度の土日にでも石を括りたいと思います。
ただ、網が…ホームセンターで買ったグリーンのビニール紐なんですよねぇ。
優雅には、ほど遠いかも?(汗)

これから夏に向かって、葦簀(よしず)の重りや
風鈴の重しを石に代えるだけで、和の趣がグッと増しますね。
ぜひ、お試しください。

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2015年06月08日

街石を発見!

仕事で出た先で、遊びに行った先で
いつもと違う街角を曲がったら…ふと石の造形に出会ったりします。
そんな「街石」を、ちょっとご紹介。

まずは六本木。ギャラリーのあるところです。
ランチに出たり、銀行や私用でウロウロしたりして
随分と識ってるつもりでいましたが…
裏道で面白い建物にぶつかりました。

磨いたり叩いたりと表情の違う何種類もの石が組み合わされていました。
色ももちろん違います。
平面だけでなく、少しずつずらされたラセン状の柱も組まれ
不調和のような調和とでも言うような不思議な景観でしたねぇ。

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2015年06月05日

ガーデンショウで学ぶ(03)

ガーデンショウで見つけた不思議なもの…
そうですねぇ、高さは80cm、幅は1mちょっと
厚みが15cmくらいの衝立が
庭の区切りとして置いてありました。

これは地層?
でも、土の塊なら乾けばポロポロになりますよねぇ?
額縁のように囲まれてもいませんね。
もしかして、以前に信濃町駅近くで見かけた「地層石」?

なんか自然感があって好きなんですけど…
石だったらいいなぁと、願いを込めて載せておきます。w

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2015年06月01日

ガーデンショウで学ぶ(続)

我が家の庭は、植物の植え込みスペース以外は
細かい砂利が敷き詰めてあります。
これは、雑草対策がメインですが、防犯上もお役立ちです。

しかし、石を景色にするなら…
敷き詰めなくっても、大小の石を並べるだけで庭に変化が出ますね。
石と石の間に雑草が生えても景色と割り切れるし
気になる方はタイムの種を蒔けば簡単にグリーンが得られます。
タイムは踏んでもへこたれないから大丈夫ですよ。
ショーで見たのは、成長したふきのとうの葉っぱでしたけど
和庭にはなかなか良いですねぇ。

石に高低差をつけたり、いろんな石を混ぜて置いて
寄せ植えならぬ寄せ石というのも良いです。

夏が来る前に、ベランダ坪庭やお庭を石で彩ってみると愉しいですよ。

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2015年05月29日

ガーデンショウで学ぶ

先日の事ですが、ガーデンショウに行ってきました。
ひろ〜〜い会場には、大小の庭が設えられていて、愉しかったですね。

バーコラなどの木材製品も楽しく見たのですが…
やっぱり石使いが気になりますねぇ。w
と言う事で、石使いで目に留まったモノをご紹介致します。

まずは、やっぱり「石と水と苔」です。
ガサガサと砕石を並べ、水鉢を置いて所々に苔を配す。
これだけで、どんなに狭いベランダでもイイ感じになりますねぇ。
これは広い庭でも同じ事。狭くっても広くってもOK。
それが、ゴールデンな組み合わせ。もう、鉄板ですね!
あとは、これに竹などが加わると増し増しで〜す。

最後は、シンボルツリーを使ったアイディアがいいですね。
株立ちの樹の回りに大谷石の囲い。
上面に板を置きテーブルを作って、樹の根本には砕石。
これだけで、落ち着ける休憩場所が出来上がります。
木漏れ日の中で味わう珈琲。たまりませんねぇ。

このアイディアは室内でも使えそうです。
大きな鉢植えの回りに、ロの字型にテーブル板を組めば
家のなかでも木陰気分になります。
もちろん、鉢の中にはウッドチップじゃなくて玉砂利か砕石を。
そう、石は忘れちゃ行けませんよ〜。(笑)

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2015年05月27日

こんなにも石塔が…

根津美術館で見つけた石ネタ。
最後にご報告するのは「石塔・石柱」です。
これらはもともと墳墓にまつわるものなのですが
なぜ、庭園に設えられているのか?
詳しくは判りませんが、造園の石造材としてよく見かけますね。

特に、最後の写真「望柱石」は朝鮮製で、
本来は参道の入り口に標識として置かれるそうですが、
宮殿の入り口などにも使われた様です。
なかなか珍しいもので、私は初めて見ました。
八角形の柱で、頭に擬宝珠。
橋の欄干などで見られるカタチですが
韓国、日本、中国、どこにあってもしっくりしますねぇ。
アジアはひとつって事でしょうか?w

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2015年05月20日

なんか不思議?

根津美術館では、ちょっと不思議な光景も目にしました。
ひとつは「石の歯車」です。
地面に埋まっていましたが、どう見ても歯車ですよね。
でも、なんで石製?
石の歯車なんて、重いしチップしやすいし…扱いづらいですもん。
聞いた事もありませんよね。
しかし、良い感じに地面に潜り込んで異彩を放っていました。
個人的にグッと来るアイテムです。(笑)
いつか、何に使われて、いまどうしてここにあるのか?
そんな謂われを訊いてみたいです。

もうひとつは手水鉢なんですが…
庭の順路の片隅で、賽銭箱と化していました。(笑)
本来の使い方と関係なく、お賽銭が投げ入れられてる。
しかし、誰も盗まないし、美術館側も片付けない。
あうんの呼吸。(笑)
ま、良い庭ですねぇ〜という観覧者の気持ちなんでしょうね。
日本人ですねぇ。

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2015年05月18日

根津美術館は、灯籠の宝庫

根津美術館は館内だけでなく庭園がいいですね。
特にいまの季節は、緑が目に優しくて良い感じです。
そして、緑濃い庭園のあちこちには
意匠に凝った灯籠が置かれ散策の句読点となってました。

小さいのや巨大なもの、風雨に洗われたり苔むしてたり
時代を纏ったその姿には、石屋ならずも目を奪われる事でしょうねぇ。
あれこれ撮影してきましたので
根津美術館灯籠コレクションとしてアップします。
もしかすると撮りもれがあって、もっとあるかもしれません。
梅雨に入る前に、どうぞ灯籠散策してみてください。

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2015年05月14日

竹垣と玉砂利

カキツバタの季節だから…ちょっと根津美術館に出かけました。
かの有名な尾形光琳の「燕子花」と「紅白梅」が
一緒に見られる機会は、なかなか無いですからねぇ。

で、久しぶりに庭園も堪能しました。
これは、順々にアップしますが…取り敢えず今日はエントランスのネタです。

ご存じ方も多いと思いますが、根津美術館は入り口から
ちょっとした通路を経て券売コーナー、
そして玄関口と通じてるんですが…ここの雰囲気が、なかなか良いです。
向かって右、道路側には竹の「生け垣」。
季節柄、ニョキッとタケノコが顔を出しています。
そして、黒い玉砂利が配されて通路。
この通路の逆側。建物側には「竹垣」が組まれています。
厳密には、建物に丸い竹が貼られているんですが…
そして、同じく黒玉砂利。

これを見て、通路の左右に黒玉砂利が配され
右に「生」=植栽の竹「生け垣」。左に「死」=竹竿状の「竹垣」。
この通路が、生と死とが混じる人の歩みになぞらえられた。
と、そんな風に、私には読み取れたんですが…穿ちすぎでしょうかねぇ?

でも、そんな深読みがしたくなるのが和風意匠の魅力ですね。
しかし、ちょっとした事で奥行きが出る。石と竹が好相性でした。

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2015年05月12日

台風対策!石のアンカー

5月だというのに、台風がやってきますね。
東京は夜から明日の朝方に来るそうで…ベランダの植木が心配です。
背の高いのはひっくり返らないように
軽い物は段から落ちたり飛ばされないようにと対策が必要です。

こういう時に、必要な物って閃きますね。
と言う事で、「石のアンカー」を思いつきました!
端物の石をカッターで丸く抜いて、スリットを刻みます。
大きいの小さいの、いろんなサイズがあると良いですね。
で、植木鉢などをロープで固定したら
端っこの結び目にこいつを取り付けるわけです。
バーベルのように何枚も重ねれば、それだけ重くなり
かなり大きな植木鉢でもしっかり支える重しになります。

こんなのがあれば、いろんな物のアンカーとして活躍しそうです。
食べ物屋さんの屋外看板やイーゼルの重し
カメラの三脚の重し
漬け物の重し…あ、これはただの石でいいですね。(笑)

色もいろいろとご用意出来ます。四角も出来ますよ。

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inada_design at 15:45|この記事のURLComments(0)

2015年05月08日

目白で石コレ(4)

さて、目白「石コレ」散策も今日で終わりですが
最後は「下落合野鳥の森公園」。
名前に比して、こじんまりした公園ですが
崖下の急斜面に池があって、深い木立に囲まれています。

説明板にはキジバト、スズメ、ウグイス、ツグミ、シジュウカラ
メジロ、ヒヨドリなど季節の野鳥が訪れ…と書いてありますが
珍しい野鳥が来るわけでも無さそうですね。

池の護岸は、玉石の傾斜で良い感じ。
清水も湧き出ていて、石を愛でるには良い感じですが…鳥は居ませんでした。
不思議なのは、池のそこかしこに採石の山が築かれているんです。
これ、なんでしょう?

野鳥の森というくらいですから、なにか鳥のための小山なんでしょうか?
意図は分かりませんが、初めて見たので
野鳥の森のアイコンって感じで目立ちましたね。
鬱蒼とした木々があるので、夏日でも涼しくていいかもしれません。

と言うわけで、目白周辺の石コレ案内でした。w

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inada_design at 11:16|この記事のURLComments(0)

2015年05月07日

目白で石コレ(3)

長いゴールデンウィーク休暇中も、あちこちで"石コレ"三昧でした〜。w
おいおい紹介していきますが…まずは、目白石コレの続き。

新目白通りから一歩入ったところにある「薬王院」はボタンで有名です。
私もボタン目当てに自転車を走らせて行ったんですが…
GWは、もうボタンは終わりでした。
4月20日から25日頃が見頃だったらしく
連休になるのを待って行っても時は遅し!
萎れた花はみんなカットされて、残念な結果でしたねぇ。

ま、でもキレイな石積みと灯籠を写メコレ出来たのがラッキーでした。
参道からの門を見てもらうと判りますが、
静かな時が流れる、なかなか心落ち着く場所でした。
ボタンは無くとも、この時間の流れに身を置いて
新緑に映える石をご覧くださいね。気持ち良いですよぉ。

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inada_design at 16:38|この記事のURLComments(0)