2014年10月27日

終焉…

丸の内にある東京會舘ギャラリーで版画を鑑賞してきました。
ここのギャラリーは石貼りで、とても趣がありますねぇ。

あらためて見ると…回廊であるギャラリーの壁面全てが大理石。
しかも、小叩き仕上げで手間とお金がかかっていました。
キューレーターに訊くと、当時請け負った建築会社も
大いにこだわりを持って仕事に臨んだらしく
いまでは膨大な金額になる壮大なスペースを人力で仕上げたとの話。

こだわりは細部にまで渡り…
小叩きでデコボコとさせた面と直角に交わる面は鏡面仕上げ。
2種類の仕上げが交差するする様は、石屋ならずとも見ほれますよね。w
エレベーターの銅板扉も、小叩きの石面に合わせた様に
鍛金でデコボコとさせてあり、調和が取れています。

こういう凝った仕様だから、アーティスト達に好まれるんですよねぇ。
普通の画廊は板壁にクロス貼りがお決まりですもん。
飾られていた版画も石貼りにマッチして、とてもステキでした。

でも、残念なことに建て替えで来年早々にはクローズしてしまうようです。
もったいないので、壁面の石をもらいたいくらいです。
でも、きっとただただ壊されちゃうんでしょうね。
先人達の仕事が、埋もれてしまうのは…残念でなりませんねぇ。

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inada_design at 14:18│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by ビーンズ   2014年10月28日 14:33
老舗の趣のある良い建物の取り壊しは、もったいないことですね。残念な気がします。
2. Posted by inada_design   2014年10月29日 10:11
本当ですよねぇ。
もう二度と手に入らない材だったり、
職人技だったりしますから残念です。
解体をお手伝いして、丁寧に剥がせないものかと思いますね。

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