2014年04月16日

春の京都から石報告(その5)

今日は、"飛び石"つながりで、不揃いの美についての感想です。

これは、京都でよく見かけるんですが…
キチンと成形されたものよりも、再利用なのか?
あんがい不揃いなものを使っているのが多いんですよねぇ。
でも、それがいい感じなんです!

写真の飛び石なんかステキでしょう?
不変形ながら四角い石から繋がるのは長〜い石が2本。
端っこがデコボコとして膨らんだ石が、点対称に並んでいます。
そして、わざとずらした感じで、丸井止め石?
なんだか、現代美術にも思えてきます。

そして、その奥には、また大きさもカタチも不揃いな石の連なり。
リズムがあって、渡るのが愉しくなります。

池を渡る飛び丸石も、渡りはじめは四角石。
でも、一部が欠けています。
しかし、かけ落ちたと言うより、なにか役割のあった刻み方ですね。
これは、意匠と言うより再利用の結果なんでしょうね?
でも、植物が生え、四角四面よりなんだかいい感じ。

不揃いの調和。これが和の神髄なんでしょうねぇ。w

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inada_design at 16:58│Comments(0)

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