2012年04月17日

フィレンツエの匠にビックリ!

フィレンツエは、ご存じのように職人の街としても知られています。
革職人はもとより、フィレンツエ・ペーパーと呼ばれる
墨流しの紙を彩る職人や、お面のような紙レリーフを作る職人などなど。

なかでも、石職人は同業者なので興味津々。
訪ねた工房では、大きな石のテーブルを作っていました。
センターには、ローマの二輪戦車でしょうか?
紺色の石にセピア調子で象眼されていました。
そして、その周りには花果物、巻物や本などが
ぐるりと散りばめられていてゴージャス!

これら、細かい絵が全て石をカットしてはめ込んだモノとは…
もうビックリですねぇ。
まだ作業途中のようで、表面は粉だらけだったのですが
ぞうきんでサッと一拭きしたら、鮮やかな石色が浮かび上がり
このキレイなグラデーションの美しさと言ったら絶句ものでした。

これがなんと、全て弓に張った細い針金みたいなものでカットされるんですね。
刃なんか無いんですよ。これで寸分の狂いもなくパーツが作られていました。

最後の写真でお判りのように、絵も再現出来るんです。
人物は、デッサンが狂うとすぐ判りますがお見事!
顔の細かいグラデーションも石の明暗を細かく組み合わせて作っていました。
箱根細工の様に、厚く作ってスライスするのではなく
薄い板石をカットしていました。

緻密な作業を考えると、値段はいったいいくらになるんでしょうか?
恐る恐る訊いてみましたが、答えてくれませんでしたね。
どこの国でも職人さんはマネジメントしないのかも?
しかし、イタリアのモザイク職人には感心させられました。

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inada_design at 12:19│Comments(0)

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