2011年12月20日

京都・石の道(その2)

昨日は、いろいろな石の道をご紹介しましたが
今日は、私のお気に入りの道です。

長く真っ直ぐな道に整然と御影石が敷き詰められています。
車道と思われる部分は大きな石組み。
歩道部分と思われるところは、細かな石組み。
そして、滑らないように、ちゃんとビシャン仕上げです。
このように手をかけた美しい道には
もちろん、センターラインやガードレールはありません。
歩道と車道を区分けるように、地面に描かれた様々な規制もありません。
民度が高ければ、そんなモノは要らないと言うことでしょうね。

そういえば、電柱も無いですね。
余分なモノを取っ払って、アスファルトを石に変えるだけで
街は、こんなに美しくなるんですねぇ。

もちろん、道幅の端にもコンクリートの縁石がありません。
そして、極めつけは塀です。不規則に組まれた石はアートのようです。
コンクリートブロックと違い、色もカタチも美しいですね。

道のある景色のどこを見ても石、石、石。
なのに、カタチといい素材の色といい、とても調和がとれている。
お見事と言うしかない景色なんです。すごいなぁ。

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inada_design at 15:33│Comments(0)

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