2011年01月13日

石に囲まれた邸宅(その3)

今日は柱のお話。
日本でも、丸の内の旧銀行の古い建物などで
「飾り柱」を見かけるのすが、たいていは屋外ですね。
まぁ、明治期の建物のロビーなどにも散見できますが
一般のご家庭で、こういう柱を拝見することは無いですねぇ。

実は、石貼りの床を持つマンション住まいが
私の友人にも居るんですが、そいつの家には、こういう柱があります。
でも、何も支えていない見るための柱ですが、それが樹脂なんですね。
まぁ、良くできていて見た目は判りませんが
もちろんソリッドですが、叩けばその質感は判ります。
「石にしろよ」と、私はけしかけているんですが…
「高そう」とか言っちゃって…庶民だなぁ(笑)

話が横道に逸れちゃいましたが
このスタジオの石は紛れもない大理石。
階段踊り場の支えとしての役割を担ってもいます。
暖炉と同素材なので、見た目の調和もばっちりですね。
リビングの良いアクセントになっています。
ったって、この広さですからね。
実は、メゾノットの上階を含めると190坪600平米を超えます。
庶民には、笑いが出ちゃうほどの大きさ。

でも、ちいちゃな石の柱なら部屋のアクセントとして使えるなぁ
とか、和の趣の石柱を部屋のコーナーに設えるのもいいなぁ
そうか、床の間用に石の飾り柱もありか?
などと、ちょっと刺激されました。
木の柱と石の柱がコラボする建物。愉しいかもしれません。

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inada_design at 10:29│Comments(0)

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