2010年12月20日

いまや一社だけの「蝋石」工場

私たちが子供の頃は、蝋石(ろうせき)は子供の友だった。
校庭のアスファルトに陣地を描いたり
ベースボールのホームも蝋石描きだった。
とにかく、イタズラ書きも含めて、遊びの必需品だった。

それが、TVが普及して「家遊び」になってから
急激に需要が激減した。と、新聞の記事になっていた。
懐かしくなって読むと、いまも蝋石はあるけど業務用なんだって。
蝋石が業務用?と、なんだか不思議な気がしたが
建築現場で印を付けるのは、蝋石なんだと。
しかも、それはほとんどが中国産で
日本産は、30年ほど前に堀り手が亡くなって以来
石が採れなくなり手に入らないとのことだ。

しかも、一般売りの加工工場は、埼玉県の長瀞に一軒あるだけらしい。
世の常とはいえ、なんだか寂しいねぇ。
でも、最近注文が上向いてるらしく
その原因は、なんと「勾玉」(まがたま)作りに
その柔らかくて加工しやすさが向いてるかららしい。
そういえば、以前紹介したNHKの番組「なぞの石学」で
佐野史郎さんが勾玉を作ってたときも蝋石だったのを思い出した。

なんにせよ、また蝋石にスポットが当たってるのは嬉しいなぁ。

rouseki

inada_design at 17:19│Comments(0)

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