2010年06月17日

人が石を選ぶ時

私は観ていないのですが、映画「おくりびと」のなかに
「石文」というのが出てくるそうです。
これは、人々がまだ言葉を持たなかった時代。
自分の気持ちを伝えるために、石を渡したそうです。
その石の大きさやカタチ、色などで気持ちを表したようです。
なんと、奥ゆかしく慎み深いのでしょう。

映画の中では、子供は白くて丸い石を父親に渡し
父親は息子に黒くて大きな石を渡す。
互いに長い年月、この石を持ち続け死ぬまで握って離さない。
そして、息子は、結婚した時に妻に石を贈る。
そんなエピソードが語られているようです。

はぁ〜、ロマンというか…ちょっとウエットで和っぽい情感ですね。
明るく宝石を贈るも良し、思いを石に込めて贈るも良しです。

じゃぁ、人はどんな石をどんな思いで選ぶのかなぁ…
と、ツラツラと考えながら、ギャラリーの未加工の石を眺めました。
地層のよなキレイな色が織りなされているトルコの砂岩。
硬くグレーで、握り拳のような石。
なにか、模様が浮かんでいるような大理石の小石。

うん、確かになにやら託したい気持ちが見えてくるような気がします。
どうですか?自分なりの「石文」を見つけて
大切な人に贈ってみたくなりましたか?
私は、ちょっと「石文」を見つけてみたくなりました。

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inada_design at 12:13│Comments(0)

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