2010年03月24日

明治村で、石を愛でる(2)

さて、明治村で見た帝国ホテルの意匠は、とても美しかったです。
特に梁や行灯にヒントを得たと言われるコーナー柱に施された
大谷石のレリーフは、それは見事でした。

ご紹介できるのは、たった3枚ほどですが
このように凝ったデザインが色々とあり、目に付くところには
一枚として同じモノが無いように見えました。ビックリですよねぇ。
建設途中で費用がかさんで、フランク・ロイド・ライトは解任されたそうですが
やはり、芸術家は予算に頓着しないみたいですね。(笑)

しかし、それにしても美しい大谷石のデザインです。
横から見ると、ひとつの平面ではなく
階段状に高さが変わっています。

見ていると、ひとつ欲しくなりました。(笑)
でも、解体時にはボンボンと放り出され、道行く人のなかには
工事の人に断って、もらって行った人もいたとか…いいなぁ。
戻れるものなら、タイムマシンに乗って拾いに行きたいです!

余談ですが、我が家には大谷石の暖炉があるんですが
シンプルに作られているので、コーナーにこんなレリーフを配したいなぁ
なんて、真剣に考えています。いつか、やってみたい!

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inada_design at 15:11│Comments(0)

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