2009年05月21日

庭園美術館は、石造形の宝庫(最後)

庭園美術館紹介の最後を飾るネタは、大ネタか?と言うと…
さにあらず、逆に小ネタです。(笑)
でも、魂は細部に宿ると言いますよねぇ。画竜点睛を欠くとも言います。
故に細かいところにまで気が配れることが良いんですよ!と言うお話。

写真は奥に狛犬が居ることでもお判りのように
庭園美術館正面を脇から見たところ。
アップで見えるのは、ツツジの植え込みを囲むように作られた花壇の縁石です。
今時なら大理石で囲ったりするんでしょうね。でもここまで手をかけませんね。
ご家庭だと煉瓦積みかブロックなどでしょうか?

さすがの旧宮家では、品よくストライプが刻まれて
大人しい意匠の中に、落ち着きが見られます。
私は、こういうところに惹かれちゃいます。いいなぁ、何年経っても意匠が風化しませんよね。
ともすると、塀や花壇や車寄せなんかは軽んぜられますが
こういうところはキチッとしたいですねぇ。
我が家を顧みれば…冷や汗三斗ですが、反省も込めてブロックから
キチンとした石に替えて手をかけることを考えていこう!と。決意を新たにしました。

小さいことで、庭園美術館に教えられました。
また、あちこちで石のネタを拾ってこようと思います。

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inada_design at 11:03│Comments(0)

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