2008年03月05日

暁亭で石見聞"灯籠コレクション"

灯籠好きにとっては、旅先で出会う灯籠が楽しみなんです。
新品にはない、その土地に根付いて醸し出された時代みたいなモノも
垣間見えて、結構愉しいんです。暁亭にもありました!それも3体。
それぞれに意匠が違ったモノが庭、裏庭、玄関側などに配されていました。
暁亭に限らず、お屋敷には複数の灯籠が置かれていますね。

まずは小川のほとりにツツジに囲まれるように雪見灯籠がありました。
雪見は、水辺が似合いますねぇ。そういえば、兼六園など
雪見の有名どころは、みんな水辺ですね。
春日灯籠は、ちょっと変形なのか?笠に蕨手(わらびて)と呼ばれる
クルッと丸まった返しがないです。雪見に似て笠の張り出しも豊かです。
火袋は、お約束通りの六角形。竿は短くてドッシリタイプでした。
最後は、自然石を使った山灯籠です。
小振りですが、苔生してイイ感じに時代が付いています。

そういえば、以前に旅先で見た灯籠をご紹介したときも
この3種類だったと思います。
もしかしたら、灯籠の配置にも約束事があるのかも知れません。
私は好きなだけで、その道に長けているわけではないので
何とも言えませんが…機会があれば調べてみたいと思います。

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inada_design at 10:43│Comments(0)

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