2008年02月12日

社員旅行で、中国へ

イナダのグループが集まって、お休みを利用しながら中国へ行って来ました。
成田から上海、蘇州、抗州と廻ってきました。

上海では、リニアモーターカーに乗り郊外の"青浦"にある
人文記念公演「福寿園」に行きました。
高大な敷地の中にはテレサテンの記念館などもありました。
一番目の写真は、その広場にあったモノで
地中から、お坊さんの姿がだんだん出てきているように設置されていました。
もっと右の方には、全身が現れた姿もありました。
なんか、現代アートのようですねぇ。
一転、亀の背に石碑が組まれているモノは、中国らしいなぁと思いますが
これも考えてみれば、ちょっとシュール。
もしかしたら、昔の人の方がノビノビと造形してたのかもしれませんね。

その後、蘇州では「拙政園」を見学。東洋のベニスと呼ばれるここは
長江のデルタ地帯に開けた運河と庭園の街です。世界遺産に登録されている
「蘇州古典園林」が目玉ですね。
虎丘に建つ「雲岩寺塔」が有名ですが霧雨に煙り写真がうまく撮れませんでした。
寒山寺を巡り、抗州に入りました。ここは言わずと知れた美食の街ですが
それだけでなく、中国の七大古都に数えられる景勝地でもあります。
ここで、ちょっと気になったのが3番目の写真です。
中国では、景勝地やお金持ちのお家には、このような庭石が置かれています。
聞けば、このように浸食で削られた石を愛でるそうです。
穴がキレイに開いたモノは珍重され、穴の大きいモノはずいぶんと高いようです。
ところ変われば…で、価値も色々ですね。

慌ただしかった旅行ですが、見るべきモノはありました。
ゆっくりと、デザイン石にも活かしていこうと思います。

tyugoku21201.jpgtyugoku21202.jpgtyugoku21203.jpg

inada_design at 10:45│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by 148   2008年02月13日 09:30
拙政園へ 行かれたのですかぁ、
「うらやましい!」です。

以前 NHKで放映されたので
実際に そのお庭を
見てみたいのです。

奇岩のような造形の庭石の穴は
宇宙をあらわす(?)と
TVで聞いたようにも思いますが。
2. Posted by cava   2008年02月13日 22:26
148さんも「拙政園」好きだったんですねぇ。
ガイドさんの話では、石は太湖石といってました。
侵食されたほど、穴が大きいほど良いとされてるとも言ってました。
宇宙の話は出てこなかったんですが…
でも、見るからに不思議な趣があるので宇宙といってもイイ感じですね。

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