2007年10月01日

経年変化という愉しみ

箱根美術館は、ホントに石が愉しめる場所です。
先週に引き続き、もう少し紹介させてくださいね。

大理石など磨いた洋石は、昔から建物などによく使われています。
これはこれでイイのですが…最近は、ちょっと変化が現れ、
日本の石が使われることが多くなってきましたね。
大谷石など、ちょっと脆いのですが風合いがあり
時とともに変化する愉しみが、求められているような気がします。
実は、私も和石が大好きなんです。

庭石などは、特にこの傾向がありますよねぇ。
そんな目で、美術館の庭を散策していると、良い風合いの石にたくさん出会います。
苔生したモノ、長年の風雪で色の変わってきたモノ
なかには、フジツボが付いたように斑入りになったモノなどもあります。

変わらないからいい。変わるから面白い。
石の持つ二面性は、活かし方ひとつで愉しくなります。だから、面白いですね。

stoneage100101.jpgstoneage100102.jpg

inada_design at 10:23│Comments(0)

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔