2007年04月02日

38億年のロマン

今日は、昨日の暖かさと一転して花冷えですね。
お陰で、お花見期間が延びそうという話で、これはこれでイイかもしれません。
そん話題を朝日新聞で見ていたら、面白い記事にぶつかりました。

地球表面は、動き回る10数枚のプレートでできているそうです。
で、これが地球表面を覆っている岩盤なんですね。
なかでも中央海嶺と呼ばれる海底を境に2枚の岩盤が互いに離れ
その隙間にマグマが噴出して地核が新たに生み出されている。との話。
う〜なんか、壮大ですねぇ。

石を扱う人間としては、地球規模の石生成話には興味があります。
今回の発見は、この岩盤移動(プレートテクトニクス)は
地球誕生後20億年経ってからではないかと言われていたのが
東京工大の調査で、地球ができた46億年前から、
比較的間もない38億年からはじまっていた証拠を見つけたというモノです。
一挙に18億年も歴史が戻った訳です。

そうすると、ひょいと手にした石が、実は地球38億年前のもかもしれない?
そう言うこともあるわけです。う〜ん、イイなぁ。
ながーい歴史から見たら8億年なんてどうってことない。(笑)
石は地球と同い年なんて考えたら、なんだか愛おしいです。

38oku.jpg

inada_design at 10:04│Comments(0)

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔