2013年09月

2013年09月30日

一石二鳥?

街を歩いていると、思わぬモノに遭遇しますが
今日のネタも、そんな感じ。w

塀って必要なモノだとは思いますが…景観的には、ちょっと鬱陶しい。
でも、防犯上は必要かな?って思いますよね。
しかし、人が隠れられる程の高い塀は、かえって逆効果らしいです。
低くて入りにくい塀が理想的だそうですが…
そんなの無理かも?と思っていた時に発見!です。

この施設は、塀がありません。
代わりに道路との間に、ゴツゴツとした石がありました。
で、家側には玉砂利。見た目に開放感があって
でも、実は入りにくい。いいですね。
ゴツゴツした石の上を渡るのは大変ですし
家近くでは、玉砂利が鳴って防犯の役割をします。巧い方法です!

石の大小を上手く使って、防犯と景観を両立させています。
石だけに、一石二鳥……なんちゃって。w

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2013年09月27日

石畳が好き!(その2)

旧軽井沢のあたりを散歩していた時でした。
和モダンな古い旅館の駐車場が、やはり石畳でした。
でも、ちょっと違う印象。
うん?と、思って近づくと…石畳が不変形。
いや、面白いですね。なんだか、着物の柄みたいです。
江戸小紋?そんな感じ。

あ、旅館だから洋っぽい石畳じゃなくて、このカタチなんですね。←得心
なかなか、やりますねぇ。
石の表面も滑り止めっぽくて、いい感じ。
グレー地に白ドット。これも江戸文様か、ちりめん風情でいいです。

ひとくちに石畳と言っても、様々なんですねぇ。
これからは、石畳にもっと注意を払い
いろんなタイプを探してみようかと思い立ちました。w

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2013年09月26日

石畳が好き!

石畳と言えばヨーロッパが思い浮かびますが…
東京でも丸の内界隈では、石畳をよく見かけますね。
ただ、ピンコロを埋めただけなので、ちょっとデコボコして歩きにくいー。
そう思っていたら、軽井沢の美術館の駐車場の石畳はフラットでした。
歩きやすーい!しかも、なにやらキレイな色でした。

引いて全景をiPhoneで撮影したら…いい感じ〜。
もう、アスファルトとは全然違いますよねぇ。
石畳好きだなぁ、石垣フェチは石田畳フェチと重なるかも?

キレイな石田畳は、寄って見ても美しいです。
雑草はイマイチですが、目地に苔が生えてると、ちょっと萌えます。(笑)

そう言えば…我が家の駐車場はコンクリート打ちっ放し。
考えて見れば無粋だなぁ。
こんな石畳だったら格好良いな。紺屋の白袴ですねぇ。(汗)

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2013年09月25日

軽井沢アイコン!

週末に、清宮質文さんの版画を観に軽井沢に行ってきました。
脇田美術館と言うところでしたが
モダンな建築で、中庭も素晴らしく寛いでしまいました。
その時、ふと目を転じると…

モダンなコンクリート打ちっ放しの建物の奥に
自然石を積み上げた石垣塀が見えました。石垣フェチの目がキラリ!です。(笑)
寄って見ると、浅間山の火山岩でしょうか?
真っ黒でゴツゴツした石を積み上げたモノでした。
そういえば、軽井沢ではこの手の塀をよく見かけますねぇ。
いわば、軽井沢のアイコンみたい!

寄れば昔ながらの塀。離れるとモダンとの対比。
美術館に相応しい石の競演ですねぇ。

石垣らしく、石と石の隙間から植物が顔を出しているのもいい感じ!
無粋なブロック塀の代わりに
こいう自然石の塀が東京でも使われると良いのにと
改めて思った軽井沢の休日でした。

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2013年09月20日

心を癒す箱庭セット

夏に京都に行って、お寺さんのお庭を数多く拝見しました。
なかでも、石庭の掃き文様の多様さにはビックリ。
竜安寺の石庭が有名すぎるので
砂利に波紋のイメージが強くありましたが…
菊花紋ありモダンな市松ありで、その自由な発想にやられました。

そこで、石庭を付くって遊ぶ「箱庭セット」は、どうだろう?
なんて、思いつきました!
適当な大きさの"石の角盆"を作って、カタチの良い石をひとつ。
あとは砂袋、という3点セットです。

角盆の適当な位置に「石」を置いて、砂を撒きます。
あとは指なり割り箸なりで模様を描きます。
オーソドックスに波紋を作ったり、縦横の掃き目と踏み固めの市松。
その他いろいろ思いつきでどうぞ。
砂に触りつつあれこれ模様を作るのは、童心に返って
なかなか、心癒されるひとときだと思いますよ。

出来上がりに苔をちょっと置いたり
動物ミニ・フィギュアを置いたりして、チェストの上を飾るのも愉しそう。
大人の箱庭セット、いかがでしょう?

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2013年09月19日

新聞で見つけた石ねた(その2)

先日の新聞に、奈良県の持聖院(じしょういん)にある
薬師如来像の石仏が、かの仏師・快慶の作であると判ったとありました。
うわ、歴史の教科書に出てくる快慶!
しかも、快慶最古の作品であると判ったそうです。
なんと1189年。気の遠くなる昔ー。
しかし、石に彫ったモノはここまで長寿なんですねぇ。
もうこの欄に何度も書いていますが
プリミティブなモノほど幾星霜の年月を超えていけるんですね。

新しいメディアは、基準が変わると保存したモノが、読めなくなってしまいますが
石に彫ったものは1000年でも保つんです。
情報量の多寡は別ですが、石に刻む事をもう少し考えても良いかな?
な〜んて、石屋は考えてしまいます。

例えば、津波がここまで来た!と、津波位置を刻んだ碑ですとか…
こういうモノは、民間では書類よりもDVDよりも勝ります。
直接目で見え、メディアを介さないので
老若いずれの年代にもしっかりと判りますもんね。

そういう石に刻むモノを、古来からある石碑だけでなく
ちょっと考えてみたいと思いました。

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2013年09月18日

新聞で見つけた石ねた(その1)

イナダの本社からほど近い池袋には
新聞でご紹介のようにフクロウの置物が、街のあちこちにあります。
"いけふくろう"のシャレなんでしょうけどね。
一説によると、豊島区のカタチがフクロウに似てるから?という話も。
なるほど、改めて見るとそんな感じがしてきます。w

で、このフクロウ達、木製やブロンズ
なかには交番のように、建物自体がフクロウ型など
様々な素材で出来ていますが…やっぱり石像が多いですねぇ。←石屋自慢?

石屋は造園にも絡みますので、動物を彫る機会もあります。
イナダでは、大きなモノでは多摩動物公園に実物大の象を造りましたね。
小さなモノでは、フクロウが多いですねぇ。
と言うことで、本社の窓辺にいるイナダのフクロウ達もご紹介いたします。w

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2013年09月13日

文字通りロック!

雑誌をペラペラ捲っていて…他社のWHISKEY STONEを発見〜。

ま、イナダにもあるのですが、石の特性を活かして冷凍庫でキンキンに冷やせば
氷の代わりに使える「石」が出来上がるわけです。
オン・ザ・ロックを文字通り「ロック」で飲めむというシャレだけでなく、
溶けないのでお酒が薄まらず、何度も使えて経済的ってワケです。w
もちろん、ただの玉砂利で良いんですが…(汗)

イナダでは、ウズラの卵みたいなカタチや
球体やキューブなどいろいろなタイプがあります。
色も白大理石や黒等々。
お好きな石で作ることも出来ますよぉ。

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2013年09月10日

なんか不思議〜

丸の内界隈を歩いていると、目の端になにか気になるモノが…
夜の薄暗がりなのに、何が引っかかったのかな?と見渡すと「石」。w

街によくある、歩道脇のグリーンスペース。
野の草花なんでしょうね、生い茂っています。
で、これまたよくあるように、大きな石がポツンと置かれてる。
そう、なにからなにまでよく見る風景。

でも、ちょっと違ったのは「石」の存在感。
まるで、パグやブルドッグのようにシワシワ。(笑)
なんなんでしょう?バームクーヘンやミルフィーユの様にも見えます。
動き出しそう??不思議な感じです。
この不思議感が、私の足を止めさせたんですね。

街でバッタリ「石」に出会う。
だから、待ち歩きはやめられませんねぇ。w

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2013年09月09日

美術館で見つけた石(その4)

今日は、美術館で観た石の作品です。
ま、石彫刻は、美術館に行けば観られますが
今日ご紹介の作品は、まんま石ころ。(作者に失礼ですが…汗)

彫刻はアートになってしまって、素人には手が出せませんが
ご覧のように、自然石を置いただけ風に見える。(またまた失礼)
こういうのは、庭や玄関先のモチーフとして使えますよね。
これを、まんま再現してしまったらパクリですが
これをヒントに、自分なりのアレンジをすると
庭が愉しくなりそうだなぁ…なんて思いましたねぇ。

作品では、赤錆びたスチールと石のコントラストが面白かったですが
ガラスと組み合わせたり、陶材と合わせたり…
異素材を何にするかで、様子も変わりそう!

ベランダの隅に、アートな石のモチーフ。
いかがでしょうか?

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inada_design at 14:30|この記事のURLComments(0)