2012年09月

2012年09月11日

京都、夏便り

休みの間に、夏の京都に行って参りました。
やっぱり古都には、とても様子の石達がたくさんありました。
遅ればせながら、少しずつですが、ご紹介したいと思います。

まずは、残暑お見舞い。
まだまだ暑い9月に涼しげな景色をお送りします。
それは、京都小径シリーズ。

アスファルトで固めていない道は、どうしてこんなに気持ちが良いのでしょう?
木漏れ日には、砂利道がよく似合います。
自然石を積んだ階段も風情があって、ひととき和みますねぇ。
渡る涼風が感じられるますよね。うん、良い感じです。

最後の写真は、石畳ですが…
古都の小径は、四角四面に整然と石が並ぶのではなく
大小の石の配列が不規則に並んでいて
真っ直ぐ勢いよく登ると言うより、あちこちにフラフラしながら散策したくなる。
そんな「ゆらぎ」というか…心に気持ち良い石畳となっています。
この道、好きです!

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inada_design at 15:29|この記事のURLComments(0)

2012年09月05日

街の達筆

商売柄でしょうか?
街を歩いていても、石に文字が刻んであると
つい目が止まります。

ビルの「定礎」とか「礎石」の文字。
お寺の「石碑」などなど。
モダンなところでは、高層ビルの名称やホテル名が
玄関脇の大理石に欧文で刻まれていたり…
街には、石屋の目が離せない石の彫り物がたくさんあります。

本社近くで見つけたのは「詩吟会館」の立派な石看板です。
なんといっても目を惹くのは
達筆な書体ですねぇ。個性的で美しいです。
しばし見取れて、ケイタイでパシャッと撮影したら…
鏡面仕上げの石に我が姿が映っていて焦りました。(汗)

もちろん、コントラストを付けて消しましたけどね。
おかげで、ちょっと拓本みたいになっちゃったぁ。(笑)

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inada_design at 15:17|この記事のURLComments(0)

2012年09月04日

石に抱かれて、荘厳さを味わう

軽井沢に「石の教会・内村鑑三記念堂」というのがあるのを
恥ずかしながら、最近まで知りませんでした。
友人の撮った写真(一枚目)を見て、その外観に強く打たれました。
これが、教会?というか…建築造形と思えずにビックリ!
虚飾を捨てたカタチに、グレーがかった、いわゆる石の色だけなんです。
アプローチは、壁も路面もすべて石積み。
石垣フェチには、これだけで萌えですねぇ。(笑)

大地と一体になったトンネルのような建物の
鱗状になったモチーフの間には、ガラスがアーチ状に填っています。
そこから内部に外光が差すようになっています。幻想的〜〜っ。
外観のシンプルさに比べ、中は石積み造形がキレイです。
そして、内部にも植栽があって
蔦やシダ類のグリーンが石に映えてキレイですねぇ。
自然との一体感がたまりませんね。

軽井沢に行ったら、是非この目で見たいなぁと思いました。

誰ですか。今度の式はここだな?
なんて、考えて居る方は…(笑)

(内部の写真は、石の教会HPから拝借しました)

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2012年09月03日

雨に濡れて…ベランダが生き返る

一昨日の晩から昨日一日、東京は雨模様でした。
時折、雷が鳴り豪雨。サーッと黒雲が去り、青空が出てきたと思ったら…
俄にかき曇り、またもや豪雨。そんな変な天気でした。
しかし、八月に入ってろくに雨も降らず
カラッカラに乾いていたので、これは良い雨でしたねぇ。

我が家では、いつも水やりしているメイン・ベランダの植物は
このカラカラ天気で、猛暑でも元気!ですが…
放りっぱなしのサブ・ベランダの坪庭は、石庭と化しているので顧みませんでした。
しかし、あまりの雨なので、気になり覗いてみたら
小さな石灯籠とともに置いてある鉄の大皿に苔が生き生きとしてました。

全然手をかけず、この夏どころか春先まで遡っても
何もケアしていませんでした。それなのに生き延びて
一夜の雨で生き生きと復活!苔の生命力に恐れいりました。(汗)

ご覧のように幅のない、狭いベランダに鉄平石を所々に置き
黒っぽい石とグレーぽい石の小砂利を2トーンに敷き詰めているんですが
ここに苔のグリーンが加わると映えますねぇ。

うん、苔と石は相性が良いですね。
それに、濡れた石はやっぱりキレイ!
これからは、もうちょっとケアしよう。(汗)

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inada_design at 15:43|この記事のURLComments(0)