2012年05月

2012年05月30日

石のケーキ

ここのところ、私の身の回りではお祝い事が多いんです。
結婚した後輩もおりますし、誕生会も今の季節が秋より多いんですねぇ。
こうなると、やっぱりケーキを食べる機会も増えます。
やっぱり、お祝いの花ですからね。

そんな事をふと考えていて…
石のケーキがあっても面白いかなぁ、と思いつきました。
たまたまデスクを整理していて、
ケーキ型のキャンドルを見つけたのも切っ掛けです。

取り敢えず、端材の石を三角形に削って
石榴石などの貴石類でデコレーションすればいいかな?

だるま落としみたいに、層になってるのもいいかも?
石の色が変わると3色層になって、より良い感じ。
こちらも貴石の粒を、あちこちにあしらえばキレイですね。

チャチャッとスケッチしてみましたが…
うん、アリかもなぁ。

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2012年05月25日

植え替えの季節だから…

今の季節は、緑が萌えてキレイですねぇ。
我が家でもベランダで鉢植えの植物を植え替えたりしています。
先日は、友人からローズマリーを戴いて
おぉ、これで肉料理はバッチリだなぁ…なんてねぇ。
いまは小さく纏まってるけど、これもいずれ大きく繁るでしょうね。
さて、上に育つタイプか?丸く横に張り出すタイプか?
いずれにしても楽しみです。

おっとその前に、ドッシリとした鉢に植え替えておこうかなぁ…
と思いついて、石の鉢を考えて見ました。
まずは、加工しやすい円柱タイプ。
でもそのままじゃ味気ないので、下部に刻みをつけようかと思います。
ローズマリーだし、テラコッタのような茶色い石がいいかな?

次は、ちょっと手間を掛けて…ラッパ型の上広がり。
足元にも段々をおごって、オリエンタルムード満載で
ホテルのロビーに置いても良さげ?でも、ちょっと高くなっちゃうか?

最後は、自然石をくり抜いて、ちょっと和風な鉢。
ローズマリーに和風鉢?でも、このアンバランスが良いような気がしてます。

※久しぶりに、Photoshopで色を入れてみましたぁ。(汗)

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2012年05月23日

庭、ベランダ用の石椅子

今日は、昨日と違って五月らしい良い天気でした。
こういう季節になると、屋外でサンドイッチを食べたり
お茶して寛いだりしたくなりますよねぇ。
オープンカフェのお店だけでなく、家の庭やベランダでも
外の空気を愉しみたいです。
そんな時用に、石の椅子を考えて見ました。
まぁ、石の椅子は、汚れたら拭くだけ。メンテナンスが楽ですからね。
寒い季節は、植木を置く台としても使えます。

まずは、卵をコロンと転がしたようなカタチ。
これを、お尻のカタチに少しだけラウンドさせて削ります。
真っ平らより、ちょっと楽ですね。
使わない時もオブジェの様で、見ても愉しめます。

次は、下側が短い、変形のソロバン玉のカタチ。
このちょっとした凹みが、カカトが当たらず座った時に楽なんです。

最後は、ちょっと見に灯籠に見えますね。
そう、和の庭専用の椅子です。
花台として使って戴いてもよろしいかと思います。

真夏は暑くて座りづらいですが、今の季節は快適ですよぉ。

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2012年05月22日

遊び石、なごみ石

今日は、雨。五月下旬にしては、小寒いですねぇ。
昨日は、金環食というドラマを見せてくれた太陽も衰退期に入って
地球は、今後プチ氷河期になるという話もありますが
この気候の変動を見るにつけ、あるかもなぁ…なんて思ってしまいます。
古代の人だったら…
昨日は金環食で、今日はこの寒さだったりしたら
これは天変地異の前触れか?なんて思ったでしょうかね。(笑)

また今日22日は、ネット上では地震が起きるとかいう
デマ情報が駆け回ってもいますし
何かと心穏やかじゃない風潮も感じられます。

じゃぁ、こんな時、心落ち着かせるアイテムがあったら…
なんて、ちょっとこじつけ気味に、アイディア・ネタを書き記してみますね。(汗)

ここに大理石の玉砂利があります。
長辺50mm、高さ35mmほどでしょうか?
手に握って、ちょうど良い感じの大きさです。
ま、このままでも良いのですが…
これに、ちょっと切れ込み入れたり、削り取ったり
はたまた、穴を開けたり、キレイな紐で結んでみたりすると
なんだか、目的はハッキリしないけど、
使い勝手色々な"遊び石"というか、"なごみ石"というか…
不思議なアイテムが生まれるような気がします。

机の上に転がして置いて、気が向いたら
触ったり、握ったり、話しかけたり…アブナイ?(笑)
身近な友として、どうかなぁ。なんて。

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2012年05月21日

金環日食だから…リング・トレイ

今日の日食は、みなさん愉しまれたようですね。
千葉と神奈川はあいにくの雨模様と言う話でしたが
ギャラリーの神奈川組は、みんな雲の合間から見られたようでした。
なにせ、今日を逃すと関東地方で観られるのは
300年後という話ですから、貴重な体験でしたねぇ。

折角の金環日食だから、あやかり商品を考えようかなぁ…
なんて、さもしい事を考えましたが、うまいアイディアが浮かばず断念。

で、金環食→金のリング→リングトレイという事で…(汗)
ギャラリーにある、リングトレイとして使える商品をご紹介します。

まずは、桜トレイ。季節はちょっと過ぎちゃいましたが
桜の花びら型のトレイです。
一枚でもOKですが、5枚揃えると桜文様になってキレイです。
次は、ハート・トレイ。やっぱり女子アイコンはハートですよねぇ。
色は、金や銀が映えるように、敢えてのブラックです。
最後は、間仕切り付き。傷付きやすい石ものは、こっち。とか
金と銀で分けたり、使い勝手が良いです。

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2012年05月17日

トルコ紀行・イスタンブール(最後)

さぁ、今日でトルコ紀行も終わりです。
最後はイスタンブールの地か宮殿から、ちょっと小ネタ。

写真だけなので、なぜ石柱の基が顔になっているのか?
しかも、その顔がなぜ横向いてるんでしょうね。
浅学の私には判らないのですが…見るからに、不思議ですよねぇ。
みんながみんな横向きかと思えば
天地逆に顔が付いているものまでありました。

勝手な想像ですが…日光東照宮の陽明門の様な「逆さ柱」の様な意味合いでしょうか?
いわば、魔除けですよね。
木の柱なら、本来生えていた方向と天地を逆にして
まだ、出来あがっていません。と、未完をアピールして災いを避けると言いますが
石の柱じゃぁ、本来の逆とも言えませんよねぇ。

そうすると、タージマハルやピラミッドのように
あえてシンメトリーになるのを避ける意味があるんでしょうか?
シンメトリーと言う、完成された美しさを人間が作ると
神様が怒って、災いが起きるから、
「まだまだだなぁ、人間は」と、人間の未熟性を見せて
神様を、たぶらかしたという。あの逸話の様にです。

ま、想像ばかりで、結論は判りませんが…
ものを作ると言う事は、いろんな観点があるんですね。
魔除けなんて、考えた事もないけど…そんなデザイン石があっても良いですね。
敢えて、小さな意匠を施したり…考え始めると、愉しそう!

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2012年05月16日

トルコ紀行・イスタンブール(その2)

今日は、遊覧船から見た「要塞」です。
ヨーロッパは、その歴史から城壁都市も多く
要塞もあちこちで見られますが、その意匠は国によって様々ですね。

トルコの要塞は円筒形で、天辺は絵本などでお馴染みのカタチ。
弓を打つための空きと、楯の役割の石積みが交互にあって
いかにも!というデザインで初めて観る気がしませんねぇ。
私も先日イタリアで、色々な城壁を観てきましたが
やはりトルコはなんだか絵本ぽい意匠が多い気がします。

"トルコ人のように戦え"と言われるほど、勇猛果敢な民族なのに
建物は、どこか柔らかくドリーミーに思えるんですよねぇ。
この夢見心地の意匠をデザイン石に投影できないかなぁ…と思っいるところです。

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2012年05月15日

トルコ紀行・イスタンブール

今日は、「トプカピ」です。
イスタンブール旧市街のある半島の先端にあるトプカピ宮殿(最初の写真)は
そのリズミカルな名称で、つとに知られていますね。

古い話で恐縮ですが…私は子供の頃に公開された「トプカピ」という映画で知りました。
懐かしきメリナ・メルクーリ主演の女盗賊が
トプカピ宮殿の博物館にある"スルタンの宝剣"を奪う、
後に"泥棒映画"と呼ばれるカテゴリーを作った冒険活劇でした。
そう言えば、忍び込むテクはミッション・インポッシブルにも継承されていますね。
いやぁ、何十年か振りで思い出しちゃって…また、観たいなぁ。
DVD探してみようかな?

ま、そんな思い出話はともかく…
イスタンブールの景観はエキゾチックで良いですよねぇ。
そして、灰色の石。都市には都市の色がありますが
ヨーロッパでは、それがたいてい産出される石の色のようです。
やっぱり、石は文化を創るんですね。

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2012年05月14日

トルコ紀行・カッパドキア地下都市

カッパドキアは地上の景観が変わっていて目を引きますが
実は、地下景観もすごかった!

地上が雨で浸食されるという事は
当然地下も浸食され、鍾乳洞のように地下空間が出来るのですねぇ。
ただ、日本の鍾乳洞などとは違い
やはり、ヨーロッパ気候で乾いています。
見た目は、地下の方が柔らかい印象がありますね。
この辺りも日本とは逆?

このように、気ままに丸石に穴を穿ち迷路みたいなのが出来たら面白そう。
何かの役に立つというのではなく、見てて愉しいう石のオブジェですね。
花生けの土台になりそう?

しかし、閉所恐怖症で暗闇恐怖症の私ですから
ここには入りたくないなぁ…
もし電気が切れたら…なんて想像しただけで足がすくみそう。(汗)

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2012年05月10日

トルコ紀行・カッパドキア

さて、遂に超有名どころ…トルコといえばここが代表格!
ご存じカッパドキアです。
東西南北100kmに渡り、まるで"きのこの山"の様な奇っ怪な石の柱が続きます。
現地では、"妖精の煙突"と呼ばれている様です。
まるで絵本ですねぇ。現実のものとは思えませんね。

火山の噴火で出来た堆積層が雨で浸食されたとは言え
このような造形を作り出すなんて、自然は芸術家ですねぇ。
しかもキノコの笠の部分はちょっと色が変わりシメジそっくりで微笑ましい。

街の周辺には、洞窟をくり抜いた教会や住居があって
童話の中で暮らしているみたいです。
そんな街全景は、熱気球に乗って見渡す事も出来ます。
なんと壮大な景色でしょうか!夕日を浴びて輝き、絶景ですね。

こういうのを見てしまうと…
自然には敵わないなぁ、と創作意欲は減退しちゃいます。(汗)
でも、写真ではありますが、ずっとずっと眺めていれば
身体の中に溶け込んで、いつかデザインに反映できるかもしれません。
それまでは、心の奥に仕舞っておきたい景観です。

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