2012年04月

2012年04月09日

ピサの「石」は白い!

今回初めてピサの斜塔で有名なピサに行ったんですが…
ここは大きな町ですねぇ。
昔は、交通機関が舟だったので、港町を中心にして発展したからでしょうね。

で、物見遊山には欠かせない「ピサの斜塔」にも行ってきました。
初めて行ってビックリしたのは、ピサの斜塔って鐘楼だったのですね。
お馴染みのドゥオーモと洗礼堂がセットになっていて
そう言う事か!と、やっと判りました。(いまさら?笑)

よく見る写真だと鐘楼しか写ってないし、
ガリレオが大小の鉛の玉を落として実験したところだから
まさか、鐘楼とは思ってもいなかったんですが…(浅学ですね・汗)
とりあえず、狭い階段を、ビルで言えば20階ほど登りました。
人数制限をしていたのは、いっぺんに人が登ると倒れる?
まさかねぇ?
登った感想は…この歳では、まぁきついですねぇ。(笑)
というだけでなく、ピサの石は白い!ということです。
この地では、フィレンツェとは違い、色石は産出しないんでしょうね。
ですから、建造物はみな白でした。
所々、グレーやベージュぽい石が混ざるところが
洗練しすぎず、なんとも良い感じでした。

町々にその町の石がある。石の国らしいですねぇ。

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2012年04月06日

フェラガモ家の「石」

フィレンツェ郊外に向けて1時間ほど走った
キャンティ・クラシコ地方に、かの有名なフェラガモ家の別邸があります。

イル・ボッロと言う村のブドウ畑の中を走っていると、
突然糸杉の植わった邸宅が見えてきます。
広い鉄の門の向こうには一本道で家は見えませんねぇ。
まぁ、石屋なんで鉄の門を撮ってもしょうがないので
石の門柱を撮りました。(笑)
すっごい煌びやかかというと…ご覧のように質素ですね。

しかし、門の奥にはもの凄い邸宅がありました。
そのメイン・ヴィラは、一週間単位で借りる事が出来ます。
中をちょっと見せていただき、あれこれ写真を撮りましたが…
ま、石のブログなので、ここに載せるのは「石」だけです。(笑)

玄関ロビーの正面はチェストがあり、左右を豪華なフラワーアレンジが彩っていました。
その脇を支えるのが円柱。
これもグレーの石で、超シンプル。セレブというのはこういう物なんですね。(汗)
書斎の本棚の脇には、オレンジ色の大理石の柱。
このように、家の中に円柱を飾るのがイタリア邸宅の特徴なんですねぇ。

ここに載せた写真では凄さは判らないと思いますが…
庭園の石塀や噴水の石などは、イタリアのあちこちで見られる様式でした。
ま、当たり前ですね。(笑)

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2012年04月05日

ダ・ヴィンチが生まれた村で

レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた村を訪ねた時に
民家の壁がとてもキレイなのでパチリ!

そこらに有るような石を積み上げて土で固めたみたいに見えます。
今時、そんなアバウトな建て方はしないでしょうが
そんな風に見える心地よさがありました。
家も塀もこんな感じ。

ヴィンチ村で見ているからか?一幅のアートのようです。
なんだか子供が描いた絵のようでもあり
絵本の1ページのようでもあり…見飽きませんねぇ。
日本でも、こんな塀があったら良いのに…

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2012年04月04日

花のマリア

昨日に続いて「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」ですが
写真は、そのなかのサン・ジョヴァンニ洗礼堂です。

石の色については、昨日お話ししましたから
今日はカタチについてです。と言っても解説は出来ませんけどね。(笑)
見て、感心するばかりです。
何度見てもため息モノです。なんという細かい造作でしょう。
建築や歴史に詳しいわけではないので
デザイン見地から見てたのですが、「花のマリア」と言われるに相応しい、
イタリアン・ゴシックの華やかさですねぇ。

ヨーロッパは石の文化圏ですから、石工の仕事は精緻を極めています。
重機のない時代に、この建造物を建てるだけでもすごいのに
それを芸術の域にまで高める仕事ぶり。あぁ、まったくすごいなぁ。

いまや、身の回りには、装飾性が排除され、機能一点張りの建物ばかりだから
こうして装飾美に包まれた建物を見ると目が癒されます。
そう言えば、東京駅も改装中で、往年の姿がまた再現されるようですが
また、装飾の時代が戻ってくるかもしれませんね。
いや、戻って欲しいなぁ。

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2012年04月03日

国旗の色は「石」の色?

イタリアの建物というと、煉瓦色の屋根にバターイエローの壁。
そんなイメージがありますよね。
フィレンツェのアイコンとなっている超有名な
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」も、煉瓦色の屋根が印象的です。

通常イタリアでは、ドゥオーモ(大聖堂)と洗礼堂、鐘楼と
三つの建物がワンセットで構成されているのですが
大聖堂が煉瓦色なのに、隣接する礼拝堂と鐘楼は
白、ミントグリーン、ピンクの代理石で出来ています。
初めて見た時は、イタリアの歴史建造物ぽく無い気がしたんですが…
石けんで有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ教会もこういう色彩でしたね。

フィレンツエでは、こういう色の建物をよく見かけますけど
これは産出する大理石の特徴的な色なんでしょうね。
そんな事を考えながら、造作に見とれていて…
ふと、この色ってよく考えたら
淡い色合いですが、イタリアの国旗の色じゃないですか!

早速ウィキペディアで調べてみましたが…
三色旗(トリコローレ)の由来は、国土と平和と熱血を表すなどとしか書いてなくて
どこにも石の色が由来となったとはありませんでした。(汗)
でも、国旗が制定される前から、このトリコローレの石を使った建物はあったんですから
みんなの心に浸みていたんじゃないかなぁ…
もしかしたら、そんな国民的深層心理で国旗の色が決まったのかも?
なんて勝手に妄想しちゃいました。
ふふふ、石屋のロマンです。(笑)

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2012年04月02日

イタリア「石」便り

イタリアの旅から帰って来ましたぁ。
いや、好天に恵まれて良かったです。しかも地中海性気候のためか?
訪れたトスカーナ地方は、初夏の陽気で半袖一枚の快適さでした。
そんな旅行のなか、ちょっと発見した石ネタを
これからしばらくご紹介したいと思います。

まずは、フィレンツェの入り口「ピッティ宮殿」。
ここは、アルノ川沿いに建つルネッサンス様式の宮殿です。
トスカーナ公国の宮廷だけあって、季節毎に居室を移動したらしく
広大さにはビックリものです。
15世紀に人力だけで、こんな大きな石の建造物をつくるなんて
人間の創造力はすごいなぁ。ため息モノの感動です。

でも、ここでの私の見所は…
壁面の石積みですねぇ。遠目、正面から見ると壁面は平らに見えるのですが
斜めから見ると、石がデコボコと積み上げられています。
表面も荒々しく削られています。
これが、かの時代の技術力なんでしょうが、野趣があって美しいです。
ピッティ宮殿は、このデコボコが鑑賞ポイントかな?
なんて、ひとりごち。

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inada_design at 10:58|この記事のURLComments(0)