2012年01月

2012年01月31日

石の玉手箱

本社スタッフから写メ。
貝殻の上に色とりどりの石が載っていました。
いやぁ、おはじきに見えましたけど…(笑)

どこかで、袋に詰め放題!イベントでもあったのでしょうか?
というのは冗談ですが…そう言えば、地方でそんなブースがあったのを見た覚えがあります。
子供達は、キラキラした目で詰めていましたっけ。

大人になるにつれ、道の小石に関心が無くなってしまいますが
子供と石は仲良しですね。
でも、写真のようにカラフルな石は、女性も好きみたい。
小っちゃなカワイイ小箱に、こんな石を詰めたらプレゼント品になるかしら?
そんな事を思っちゃいました。

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2012年01月30日

大谷石の絵筆置き

たまには、自分だけに必要な物もデザインしてみようかなぁ。

実は、趣味で水彩画をちょこっと嗜んでいますが
本社にも同好の士がおります。
月に一回、顔見知りの仲間が集まって、
季節の花や果物、野菜などを描いているんです。
ゆる〜い集まりなので、発表会とかが有るわけでもないんですが
少しずつ進歩して、なかなか愉しいんですね。

そんなお絵かき会ですが…
この絵を描く時に、私が欲しいなぁと思う物が「筆置き」です。
太い筆や細い筆など、使い分けるという程ではないにしても
それでも、幾本かの筆を使います。
でも、水を含んだ筆なので、そこらに置けるもんでもなく
筆洗いの中に突っ込んでおくのも筆先が痛みそう。

そこで、スケッチのような筆置きを考えてみました。
段々になった物と一文字デザインと2種類。
水の吸い込みが良い大谷石などが良いなぁ…なんて思っています。
印なんか彫っちゃったりして?という遊びも柔らかい石なら出来そうです。

トルコの石"レインボー"に一本用の刻みを彫るのもありかも?
これも砂岩系なので、水の吸い込みが良さそうです。

こんなのが有ったら、一層お絵かき会が楽しみになりそうです。

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inada_design at 14:30|この記事のURLComments(0)

2012年01月27日

内にも外にも龍が居る

本社から「こんなの買いましたぁ」と、メールが来ました。
以前に辰年だから、龍アイテムも考えようかなぁ…なんて言ったからかもしれません。

これは水晶に龍を彫った物なんですが
龍が白く彫られているのは、内側に彫り込んであるんです。
オドロキの技術ですよね。
彫った側から見ると、何が何だか判りませんが
逆から見ると龍の頭がググッと3Dの様に迫ってきます。

イナダでは、特に貴石物を扱っているわけではないのですが
みんな石好きですからね。
こういうアイテムにも興味があるようです。

私はちょっと彫り方の技術は判らないのですが
透明じゃないと彫れないんでしょうね。
見えなくても彫れるなら、隠しアイコンとして
見えない意匠を彫り込むのも面白いなぁと思ったんですけどね。
「裏に匠あり」って大人の楽しみですもん。

粘土か何かをググッと押し込んで、パッと引く抜くとそこには龍が…
なんて感じだったら、ごく普通の石に施してみたいですよね。
受けるかも?ww (笑)

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2012年01月25日

小鳥用バードシーダー

毎日、寒いですねぇ。
東京も雪が降って、その雪がアイスバーンになって難儀をしています。
雪ってキレイなだけじゃないですもんねぇ。

そんな雪景色を見ながら
身の回りの小さな事で、冬対策アイテムは出来ないかなぁ?
なんて、ちょっと考えてみました。
でも、人間用はまだ思いつかないのですが
エサ不足の上に雪で、小鳥たちが困ってないかな?
なんて、雪と戦ってる人には申し訳ないようなノーテンキなネタです。(汗)

実は、我が家のベランダには、小さなバードシーダーがあって
雀をはじめヒヨドリやメジロなどがやってきます。
春から秋はエサを入れてないのですが
冬になってパンくずやヒマワリの種などを盛ると
どこからとも無く、待ってました!と、やってくるんです。
鳴き声やついばむ姿が、なかなか可愛くって癒されるんですね。

そこで、お手軽な石製の「小鳥用バードシーダー」を考えて見ました。
加工用のカッターで細工できるように丸形。
センターの円筒形の外側に丸く溝が出来て、そこがエサ場になります。
円筒形のセンターに穴があり、そこからエサを入れます。
円筒形の四方には横穴があって、入れたエサはここから出て来るようになります。
こうすれば、平皿だと大きな鳥がやって来るかもしれませんが
これなら小鳥だけが安心してエサが採れるんじゃないかなぁ?
それに、石製ならひっくり返ることもなく安心です。

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inada_design at 11:17|この記事のURLComments(0)

2012年01月24日

大理石砂利で洗いだし加工

先日、何気なく「ソロモン流」というTVを観ていて
久住有生さんという左官を知りました。
なんでも若手No.1とのことでカリスマ左官と呼ばれている様です。
以前に東急Bunkamuraで、挟土秀平さんという
やはりカリスマ左官師の作品展を観て、感銘を受けたことがありました。
TVで紹介されるほどのカリスマが多数いて、左官業界は熱いですねぇ。

まぁ、石と左官は、土ほどではないにしても近しいですからね。
私も、ちょっと興味があって見続けました。
すると、今春リニューアル開業するパレスホテルの
日本料理店の壁や土間に新しい試みが見られて、面白かったです。
石に関係のあるところでは、「豆砂利の洗い出し」という加工ですね。
ちょっと図解したように、土で土間を作ってる途中に
小石を蒔いて仕上げ、生乾きのうちにブラシで表面をならし
小石の頭を表面に出す手法です。

昔からある技ですが、一般的に豆砂利をたくさん撒いて
ビッシリと石が敷き詰められる事が多いのですが
久住さんのは、パラッと味付け程度でした。
でも、そこが現代的で良い感じでしたね。

そこで、ふと大理石の豆砂利をサッと撒いて
洗い出ししたら格好いいんじゃないかなぁ、と思いました。
玄関のリニューアルや、ニッチスペースに施すと
一般のお家でもグッと優雅な趣になりそうです。大理石ならなおさらです。

まだ、イナダでは作例がないので…
スケッチを載せてみましたが、ちょっと伝わり難いかもしれませねぇ。
でも、「豆砂利の洗い出し」良いと思いますよぉ。

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inada_design at 14:45|この記事のURLComments(0)

2012年01月20日

雪見料理?

寒いですねぇ。東京は本日雪混じりの天候です。
まぁ、イナダのある高田馬場や六本木は積もらないようですが
スタッフは、東京の交通網は雪に弱いのを知っているので
みんな早めに家を出たみたいで、いつもより早く会社に勢揃いです。(笑)

東京は、1ヶ月以上雨が降らずに、カラカラ状態だったので
お湿りはありがたいですが、いきなり雪とはねぇ。
休日で、家からでない時は、雪見酒なんて洒落る事も出来ますが
会社や学校に出るには大変です。

でも、雪のおかげで、ちょっと思いつきました。
それは、お皿や箸置き等に、雪模様を施して
雪見料理用なんて言うのはどうでしょう?
ただの四角い皿でも情緒が出ますね。三日月型の箸置きなら、いっそうです。
角を欠いた長皿だと、野趣もでていいかも?
なんて、思いつきをイタズラ書きしてみました。

四角い皿だけは、鏡面磨きがいいなぁ。
そうか、下半分はちょっとザラつかせて雲みたいにしても良いですね。

寒い夜は暖かい部屋で、鍋などつつきながら
皿の上だけで雪を味わうのもオツというものでしょうか?

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inada_design at 12:19|この記事のURLComments(0)

2012年01月18日

石の花器は、やっぱり良いなぁ

本社近くの坂道沿いに建つ住宅と、歩道の間のスペースに
ドッシリとした石の花器が、最近置かれました。
いやぁ、重たそうです。
でも、これ位しっかりしていれば、植えた木が繁っても
風に負けて、倒れる様な事はなさそうですね。

でも、大きく重くても無骨な花器ではなく
底すぼまりで、なかなかスタイリッシュですね。
雑草が生えないように、白砂利も施されていて黒白対比もキレイです。

我が家のベランダも、プラ鉢は使わずに陶器や石の鉢で
その意匠にも、ちょっと凝ってるので、来るお客さん達が鉢を褒めてくれます。
花だけでなく、鉢もちょっとオシャレだと
ベランダも玄関周りも、ちょっと格好良くなりますからね。

春になれば、眠っている木々も目を覚まし、植え替えの季節となります。
それまでには、石の花器をデザインしてみたいと思いましたねぇ。

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inada_design at 10:27|この記事のURLComments(0)

2012年01月17日

記号はカワイイ

今年初めてのデザイン石を考えて見ようかなぁ…と、思いつつ
さて、どんなモノが良いか?しばし、迷いました。
年の初めだから、役立ちモノが良いかなぁ?
無くても良いけど、有ったら愉しいモノが良いかなぁ?なんて。

そして、ふとPCのキーボードを見てたら閃きました!
記号のペーパーウェイトあったら良いかも?
CD 等の"取り出しマーク"や"ボリュームマーク"なんかもアリかなぁ
Macだったら"コマンドマーク"も良いなぁ。
一筆書きでできるマークなら切り出せるから…などと、色々考えて見ました。
#(ナンバー)もカワイイかも。(シャープじゃないですよ=笑)
アスタリスクも良さそう。でも、一番は@マークかなぁ。

10cm角ほどの、こんなマークがデスクトップに転がっていたら愉しそう!
考えに詰まったら、ちょと弄んでもいいし
記号というアイコンは、仕事場にこそ似合いそうですね。

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inada_design at 14:43|この記事のURLComments(0)

2012年01月16日

石と仲良しの日本人

ネットサーフィンしていて、面白い動画を見つけました。
題して「日本家屋を見た外国人の反応!」。
これは、もう稀少価値的な昔の家ですが
私くらいの歳の者にとっては、子供の頃に田舎で馴染んだ記憶があります。
もっとも、台所に"かまど"があるほど古くはではありませんけど…
今ほどの設備ではありませんが、冷蔵庫もガスコンロもありましたからね。(笑)

外国の方は、内も外も昔の日本家屋が好きなようですが…
私は屋内設備はともかく、屋外は昔の方が風情がある気がしましたね。
"ししおどし"を"竹の噴水"というあたりは、笑いましたけど
踏み石や砂利が当たり前に使われ、灯籠まであるのが
ごく普通の家だったなんて、昔は生活と石の距離が近かったんですね。

昔の風情から学べることは多々あると思いますので
ベランダや玄関周りに、こういう昔ながらの意匠を施すのは愉しそうです。
ぜひ、皆さんもどうぞ試みてください。

動画はこちら

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inada_design at 17:24|この記事のURLComments(0)

2012年01月12日

非公開文化財を見に行こう「東福寺・龍の庭」

お正月らしく、何か今年の干支にちなんだモノでも考えようか?
なんて思っていたところ、今朝の朝日新聞に"「非公開文化財」を見に行こう。"
という記事を見つけました。ここには辰=龍と言うことで
龍にちなむ文化財が多く紹介されていました。

しかも、これらは、全て普段は見られない文化財を特別に拝観できる、
京都「非公開文化財特別公開」の特別拝観。(3月18日まで)
今年は、いつもより多く13ヵ所が公開されるらしく、
建築・仏像・襖絵・庭園…など
様々なジャンルから選りすぐりの文化財が見られるとありました。
いやいや、ちょっと心惹かれましたね。

なかでも、東福寺・龍吟庵の西庭「龍の庭」には、グッと来ちゃいました。
これは昭和の作庭家・重森三玲によるもので
龍が海中から天へ、黒い雲に包まれて昇る光景を表現したものとのこと。
あまりにも有名な、竜安寺・石庭に勝るとも劣らない迫力で
期間中に、ぜひ見に行きたくなってしまいました。

新聞には1カットしか載っていなかったので
他の画像を探していたら
「京の四季 名勝散策 写真集」というサイトに出会いました。
http://blog.goo.ne.jp/kappou-fujiwara/e/292bbaf4cb020a6485f2f360d3675572
いやぁ、実に素晴らしいですねぇ。
3月までということは、新緑とのコントラストでは見られずに
冬枯れた風情のなかで見ることになりそうですが…
やっぱり、行こうかな。

※2番目3番目の写真もサイトから拝借しました。

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inada_design at 17:47|この記事のURLComments(0)