2010年12月

2010年12月28日

イタリアンレストランのフラワーアレンジ

先日、食事に行ったイタリアンレストランで
大理石を使ったフラワーアレンジを見つけました。
イナダでも、慣れない方にも便利な、小さな穴あきを
プリザーブドフラワー用のアレンジ台として販売していますが
これはプロ用ですねぇ。

ロの字型に切り取った大理石に生花が活けられています。
でも、石が絡んだだけで、ちょっとゴージャスですねぇ。
ウェディングのウエルカムフラワーにもなりそうです。
ご家庭の玄関にあったら素敵です!
長持ちするようにプリザーブドフラワーを使うと簡単ですね。

ということで、年末最後の更新は
ゴージャスな花アレンジで閉じたいと思います。
皆様、良い年をお迎えくださいませ。
また、来年お目に掛かりたいと思います。
ありがとうございました。

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2010年12月24日

金の卵?

本社近くのレストランで、パーパーウェイトとして
石が使われているのを見つけました。
そこらに転がっているような、なんの変哲もない石です。
でも、ゴールドにペイントされていました。
いつも、そうなのか?
クリスマス・シーズンだから特別なのかは判りませんが…
でも、石です。やっぱり、石です。

金属のウエイトでも、樹脂のキューブでも
ウエイトにするなら、重けりゃそれで良いのでしょうが
やっぱり、石の方が和みますよねぇ。
いえいえ、石屋だから言うのではなく…そう思いません?

で、確かにただの石が置いてあるより
ゴールドやシルバーに染められている方が、なんだか愉しそう!
イースターの卵みたいにカラフルなのもありかも?
ということは、ご家庭でも「色石:は使い勝手が良さそうですね。
キレイな自然石以外でも
普通の石をトルコ石やトパーズ色にしたり
真っ白に塗ったり、ラメったりしても面白いかもしれませんね。

もしかしたら、自然なのが持ち味だと思い込んでいたのかも?

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2010年12月20日

いまや一社だけの「蝋石」工場

私たちが子供の頃は、蝋石(ろうせき)は子供の友だった。
校庭のアスファルトに陣地を描いたり
ベースボールのホームも蝋石描きだった。
とにかく、イタズラ書きも含めて、遊びの必需品だった。

それが、TVが普及して「家遊び」になってから
急激に需要が激減した。と、新聞の記事になっていた。
懐かしくなって読むと、いまも蝋石はあるけど業務用なんだって。
蝋石が業務用?と、なんだか不思議な気がしたが
建築現場で印を付けるのは、蝋石なんだと。
しかも、それはほとんどが中国産で
日本産は、30年ほど前に堀り手が亡くなって以来
石が採れなくなり手に入らないとのことだ。

しかも、一般売りの加工工場は、埼玉県の長瀞に一軒あるだけらしい。
世の常とはいえ、なんだか寂しいねぇ。
でも、最近注文が上向いてるらしく
その原因は、なんと「勾玉」(まがたま)作りに
その柔らかくて加工しやすさが向いてるかららしい。
そういえば、以前紹介したNHKの番組「なぞの石学」で
佐野史郎さんが勾玉を作ってたときも蝋石だったのを思い出した。

なんにせよ、また蝋石にスポットが当たってるのは嬉しいなぁ。

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2010年12月15日

パグがギャラリーにやってきた

本社で人気者だった、石のパグ犬がギャラリーにやってきました。
癒されますぅ。(笑)

どうです?この身体の線。ダレていますよねぇ。
でも、このメタボで緩んだ体型が、何とも可愛いです。
ちょっと前に回ってみましょう。
ぷよった二の腕。いやいや、たくましい前足です。
ちょっぴり寂しそうで…愛おしい表情。

グルッと正面からローアングルで見ると…
ははは、ダレていますねぇ。

当社社長が惚れ込んだ表情は、確かに癒し系。
こういう、今までにないないタイプの石の動物はイイですね。
ダレ系というか?
ダレ猫、ダレ狸、ダレパンダ←これは居ましたっけ?タレパンダでしたか?
ダレ・キリンやカバなどがあって
庭で一斉にダレていたら、それはそれで壮観かもしれないですね。(笑)

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2010年12月13日

吹き出しは、語ります

ジャパンクールが、持てはやされていますが
その中心は、MANGAですね。
これが、電子書籍になって世界を席巻しそうです。
現にアメリカやフランスでは現地のコミックより、
日本の漫画の方が、本屋でも棚数が多いそうです。
なんて、時事ニュースみたいな入りですが…

実は、そんな情報番組を見ていて
改めて、漫画コミュニケーションを考えてみたワケです。
でも、石に漫画を彫るわけにもいかないし
そんなんじゃ、重くて読めませんよね。

石ノ森章太郎さんのお墓では、サイボーグ009のカラー立像が
墓石を守っていますが、一般売りのために作るには
著作権の問題もあるし、ハードルが高いです。

そこで、「吹き出し」だけ石で作ってみる事を考えてみました。
なかなか、面白そう。
どうせなら、メモボードくらいには使えそうです。
描いて消して、何度でも使えます。
立てても横にしても良い感じです。
これも、漫画文化の一翼でしょうか?そんなこと無いかな?(笑)

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2010年12月10日

スタイリッシュな鉛筆立て

趣味で絵を描いたりしてるんですが
筆立てや色鉛筆立てが、あったらいいなぁ…

そんな時、ふとギャラリー展示の「フラワースタンド」が目に入り
おぉ、これを寝かせれば、鉛筆立つかも?なんて思いつきました。
早速試してみると…良い感じじゃないですか!
見方をちょっと変えるだけで、別の使い方ができますねぇ。(笑)

とりあえず、手近にあった鉛筆を差していますが
色鉛筆だったらカラフルで賑やかで一層イイかもねぇ。
白大理石なんで、色が映えそうです。
16本が真四角に刺さるので、造形的にもなんだかアートです。

真っ平らではなく、角度がついているのも良い感じ。
これなら、使わなくても眺めてるだけでも愉しそうですねぇ。

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inada_design at 11:36|この記事のURLComments(0)

2010年12月08日

動物柄は、良い感じ!

一昨日の続きですが、これから迎えるハレの日用のアイテム「お皿編」です。
箸置きの次は、当然ですが食卓の花「お皿」ですよね。
石の皿なので、鉢状に窪みはつけていません。
まぁ、それだけで値段が上がってしまいますからね。
でも、真っ平らの皿もイイもんですよぉ。
ただし、ちょっと下駄を履かせた方が、
テーブルに置きやすいし、片付けやすいです。

角皿だと普通なので、オーバル皿にしてみました。
ここに動物柄を刻むというのが、今回のアイディアです。
真っ先に浮かんだのは?そう「牛」です。
なんか、可愛いですよね。でも、ここに肉を置いたらシャレになんないですね。
やはり、チーズなんかをのせて欲しいですね。
黒い皿に牛模様。そこにカマンベールやゴルゴンゾーラ。
良いですよねぇ。

もう一つ、女子に人気の「レオパード」です。
これは、全体に彫り込まないで和服の裾模様みたいに散らします。
こちらは、生ハム+イチジクやラタトゥユなどの
アンティパストを盛り合わせると良い感じでしょうね。

他にも、クロコ柄とかトカゲ柄もアリですねぇ。

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2010年12月06日

ボックス箸置き

早、12月も2週目。
あと一枚になってしまったカレンダーの日付も残り少ないですねぇ。
いよいよ忘年会の季節でしょうが
流行の「家飲み・家食」が多いせいで、今年は予約も空きがあるとか?

まぁ、そうなって家食となると
普段と違って、ハレの席の演出も必要となるかもしれませんね。
直置きだった箸も箸置きに鎮座したりして…

そんなわけで、今日のネタは「箸置き」です。
まぁ、シンプルモダンに▲型。6本組を想定していますので
それぞれに一筋模様が入ります。1本線〜6本線て訳です。
シンプルだけど格好いいと思います。
で、6本をまとめると六角形になるので、
これを水引かなんかで結わえたら、一層モダンかしら?
なんて思ったんですが、普段使いではいちいち結ばないので
バラバラに引き出しに仕舞われそうです。

そこで、石筒を作ってその中に入れようかと思いつきました。
蓋まで作ると造作が複雑になってしまうので、ボディだけです。
テーブルのセンターに置いて、くじ引きみたいに抜いて
出た線の数で席決めするなんてゲームも合コン乗りでアリかもねぇ。(笑)

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2010年12月02日

かわいい、カップウェイト

最近、私はほとんどカップ麺を食べる事はないのですが…
若い人達は、やっぱり好きみたいですよねぇ。
麺も進化してきて、どんどんラーメン屋さん風になってる様です。

でも、相変わらずペロッと持ち上がる蓋部分には苦労してるみたい?
カップ麺のなかには、テープがついて
蓋が跳ね上がらないようにしてるのもあるみたいですが
大概の方は、何か重しを乗せて3分間待ってる感じですねぇ。

石屋では、鍋敷き用の石とか
そこらにある見本の四角い石を乗せれば事足りるんですが
一般的には、身の回りに石なんて無いんで、小皿乗せたり苦労してますよね。
そこで、ちょっとオシャレなウエイトがあったら良いかもなぁ?
と、考えてみました。
それが、ご紹介の一部分欠けた「ハートのウエイト」です。
そうです、この欠けた部分がカップ麺の縁に噛んで
蓋があがるのを防いでくれます。どうです?なんか美味しくなりそうでしょう?
どうせなら、かわいい色の石で作ってみたいですね。
トルコ産のグリーンの石を磨いたら、すごくキレイかも?

ハート以外にも「蝶」の格好もかわいいかも?
美味しくなったカップ麺に、とまってるみたいに見えそうです。
「花」の形も良いかもねぇ。
まだまだ、いろいろと考えられそうです。

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2010年12月01日

ドアストッパーにユーモアを

かわいい動物のドアストッパーを考えて!と、本社から言われてるんですが…
リアル彫刻になってしまってはつまらないし、かと言って
先日ご紹介のパグみたいなのは、彫り手のセンスによるので
私がデザイン画を描いて、その通りにという手順でもないし…
あれこれ考えているうちに、ユーモア路線というのを思いつきました。

あるはずのないモノが、こんなところに…
そんなシチュエーションで、思わず微笑むなんてのが良いですねぇ。
思いつくままに、ドアの向こうから水が染み出してきたら
笑えるかなぁ、なんてね。
絵にはしづらいのですが、半球で水滴みたいに表面張力で膨らんでたり
限界を超えて、半球が流れ出したり…雨の日にはいいかも?です。

また、有り得ない風景としては
歯磨きチューブがドアストッパーとして挟まってて
中身がニョロっと出ちゃってたりして…
考えていけば、まだまだ思わずニヤッとシーンは色々とありそうです。
どうせ、生活雑器なんだからユーモアがあった方が愉しいですよねぇ。

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