2010年10月

2010年10月29日

岡崎ストーンフェスティバル雑記(その3)

いやぁ、寒くなりましたね。
東京は、明日午後に季節外れの台風が来るらしく
なんだか、不穏な気候です。

そんな時に相応しくないかも知れませんが…
水に関連した石モノをご紹介したいと思います。
私の中では「水と遊ぶ石」とカテゴリーしてるのですが
庭や玄関周りに、水がらみの品があるのが好きです。

夏は、水草が元気だし…
枯葉が水面に落ちる秋も良いし、水が凍る冬も好きです。

で、フェスティバル写真の中でも、水鉢に目にとまりました。
自然石のカタチと色が良いなぁ、というのが最初の品。
2番目は、なんといっても苔生し加減がバツグンですよね。
これで、6万円ほどだと言うんですから
今すぐにでも買いたい気分がします。

最後は、何ともモダンな石柱で
水鉢からスックと立ち上がっています。
刻まれた線もステキですが、トップが水槽になっていて
水生動物が泳げます。良い思いつきですねぇ。

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2010年10月27日

岡崎ストーンフェスティバル雑記(その2)

昨日に引き続き、「岡崎フェス」からのご報告です。

今回、私が一番目を惹かれたのが、今日ご紹介のアイテム。
この不思議な玉は、何でしょうね?

一見すると、その造形は珊瑚か?木の実?みたいな感じです。
私が知ってる限りでは…棘のない楓(ふう)の実とか
檜葉(ひば)の実に似ている気がします。
いずれにしても、どうやって彫るのでしょうか?
見た目はガサガサとして、柔らかそうな気もしますが…
いやぁ、手間かかるでしょうね。
初めて見ましたが、なんだかとてもイイ感じですねぇ。欲しいなぁ。

会場では、植物を植え付けたり、水盤に入れてライトにしたりと
色々と使われていて、どれもとても良いです。
「石灯り微笑み」と題されて、やっぱり賞を取っていましたね。
新しい試みは、必ず評価されるんですねぇ。

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2010年10月26日

岡崎ストーンフェスティバル雑記

猿10月16-17日に開催されていました
「岡崎ストーンフェスティバル」の様子が写されたCDが届きました。
時は秋。いずこでも、お祭りやフェスティバルが花盛りですね。

で、早速めぼしいモノをピックアップしてご報告したいと思います。
口開けは、私の趣味で…ミニ灯籠です。
大きな灯籠も良いのですが、置く場所に困りますし
一旦設置したら移動も大変なので二の足を踏んでいますが…
その点、ミニ版なら気軽に風情が愉しめてグッド!です。

最初のは、いわゆる山灯籠ですね。
自然石の造形を活かしながら組んだカタチはキレイです。
しかも、元座は少し苔生していて、この風情は堪りませんね。
磨いた御影石の台座に設置され、野趣とモダンの組み合わせの妙も良いですね。
おまけに苔山まで。イイ感じです。

2番目は、ミニ坪庭といってもいい感じですが
やはり注目すべきは、ミニ灯籠です。
元座が大きくえぐれていて、造形のポイントになっています、
鉄分の多い石なんでしょうね、"伊達冠"みたいに泥をかぶったような色と
えぐれたところの鉄色のコントラストがなんともイイ感じ!
ベランダに置いてあったら、癒されそうです。
出来れば、雪見障子越しに見たいけど…ねぇ。

3番目は、一転してモダンな外灯籠です。
でも、小振りだし、ちょっと洋の趣もあるのでマンションでも設置可能でしょうね。
石の自然に持つ色合いが、シックでどんなところに置いても似合いそうです。

秋に灯籠。お似合いですね。

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2010年10月22日

ペットボトルホルダ〜

バタバタと忙しくて、更新が滞ってしまいました。
忙しいと、いろんな事がおろそかになって
思わぬ失敗をしてしまうことがあるので気をつけたいですね。

最近、私が見たのでは…
電話で慌ただしく連絡をとりながら、手元の資料を見ようとして
ヒジでペットボトルを突っついて、書類の上にこぼした惨劇!
あっ!と思った時には、頭真っ白ですよねぇ。
「人の振り見て我が振り直せ」。その時、ピンと来ちゃいました。
そうだ、石でペットボトルホルダー作れば良いんじゃないの?
自重があるから、引っかけたくらいでは倒れないしねぇ。

構造はカンタンにして、その分値段を下げて…
男物は、石のカラーそのままで、あまり小細工しない方がいいけど
女性モノは、石も白とかピンクとか可愛くして
ついでにハート型なんかくり抜いちゃいましょうかね?
などと、頭がフル回転!

このフォルダーを冷凍庫に入れておけば
ペットのお茶の保冷剤になるかもね。
面倒でも熱しておけば保温にもなります。まぁ、いつもの石の特性ですね。
うん、アリかもねぇ。

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2010年10月18日

読者投稿「道の石」

今日は、「街で見つけた小ネタです。」と、投稿を戴いたのでご紹介します。
場所は都内、新宿とのこと。
ある日、ビルの公開スペースに、忽然と石が並んだそうです。
確かに、自然石が整列してますね。
おそらく、自転車や寝そべり避けのために
置かれたんじゃないかと推察できますが…
2枚目の写真には、それでも根性で寝ている人が写っています。(笑)
はぁ〜、イタチごっこですねぇ。

でも、そういう目的にしても、自然石だとちょっと和みます。
惜しむらくは、ただ並べただけになってるところですね。
もう少し、ビルとの調和を考えつつ、大小の石の組み合わせ
いわゆるコンポジションを整理すれば良いのにねぇ。

比較的大きな石を中心に据えて、周りに石を配して
石だけじゃなく、植物などもあしらったら完璧なのに…惜しい!
なんて、ひとり呟いちゃいました。

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2010年10月14日

小鉢の花セットはいかが?

秋は、なんだか人寄せの機会が増えますね。
暑さ厳しき時には、迷惑も考えて集まりを敬遠するんでしょうね。
さて、涼風も吹き、収穫の秋を迎えて、
これからは、美味しいモノを食べよう!と、人を呼ぶ機会も多くなるかなぁ?
そんな事を思いつつ…

小鉢のセットを考えてみました。
取りあえず、4名様用。
円筒形の小鉢は、鍋の取り鉢にしても良いし
箸休めの盛り合わせなどにしてもいいかもしれません。
テーブルの真ん中に置いた時、なんだか花模様の様なので
芯に当たる◆を付属品として作ってみることを思いつきました。
ここにカチカチと合わせて置けば…うん、イイ感じ!
まとまりが出て、テーブルが締まりますね。

取り鉢として使う時は、ここから自らの手元に寄せ
◆は、鍋置き…にしては小さくて安定が悪そうなので
センターに僅かに穴を開け、醤油やポン酢の置き場にしたらいいかも?
アンティパストを盛る時は、楊子入れにしてもいいですね。

さらに、この◆だけ色を替えた石にしたらお洒落かも知れないです。

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2010年10月13日

知らず知らずに貯まるかも?

とかく男性は小銭の管理が悪いですよねぇ。
などと言っても、共感者がひとりも居なかったりして?(汗)

そう、私だけかも知れませんが…
小銭入れなるモノは持ち歩かないので、支払いはつい紙幣なんです。
おつりは無造作にポケットに入れているので
家に帰るとポケットには小銭が。それで、いつも置き場に困っています。
もはやコイントレイでは間に合いませんね。
だって、翌朝そこから小銭を持って出かけないんですもん。

こんな私用に、コインボックス&トレイを考えてみました。
茶筒くらいの大きさの円筒ボックスを作り、蓋を乗せるだけです。
この蓋は、安定感を考えてスリバチ状にしたいですね。
で、この蓋にスリットを開けます。

帰ってきて、鍵だのアクセサリーをトレイに乗せると同時に
ポケットの小銭をスリットからから中に落とすわけです。
これなら、知らず知らずのうちに貯金も出来ますね。
小銭の貯まりやすい人は、500円玉貯金専用にしてもいいです。
いつの間にか貯まった余禄のお金は、さて何に使いましょうか?

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2010年10月12日

ゴルフ場通信

先週、ゴルフに行った社員からメールが届きました。
ラウンド中にもかかわらず、石を見つけては写メ。石屋の鏡ですねぇ。(笑)

最初のは、縦長の写真では、その大きさが判らないと思いますが…
とてつもなく大きな石です。まるで小山のよう。
苔生して、なにやら神々しい感じ。
ゴルフ場開設当時からズーッとあるそうです。
聞けば、毎年1月1日に従業員さん達は、お参りするとのこと。
やっぱりねぇ、自然とそうなるんでしょうね。

日本人は森羅万象に神が宿ると考えますからね。
中でも石は古来から崇められています。
石の集合体と言ったら変かも知れませんが…山も神山なんて言いますもんね。

こうして自然石を大切にする施設は、石の使い方も上手いです。
大谷石の柱なども芸が細かい!
表面を粗く叩いた大きめの大谷石に対して
薄目の大谷には横ラインが彫られていて、大胆さと繊細さが同居してます。
いやぁ、大谷石好きには堪りませんねぇ。

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2010年10月07日

アートな石

めっきり秋ですねぇ。やっと気持ちいい季節の到来です。
秋と言えば…色々ありますが
私は「芸術の秋」ですねぇ。
何十年かぶりに絵筆を取り、チョコチョコと絵を描き始めて
最近は、すっかり趣味の筆頭になってきました。

そこで、ちょっと石に絵を描いてみようかと思いました。
ブルーノ・ムナーリなどのアーティストは
奔放に石に絵を描いていますが、私など足下にも及ばないので
日常品を描いてみようかと思っています。
今日の写真は合成で、私の小さなスケッチブックから転載した物です。
今度は、直接石に描いてみようかと思っています。

まぁ、方法はふたつありますね。
最初のコインの絵のように、描く物の輪郭を白絵の具で塗りつぶして
その白の上に描いていけば、下の色に影響されず
鮮やかな絵も描けると思いますね。

次のプチトマとの絵は、下地に白を敷かないで
直接石に描くと、石の色と混じった感じになるかなぁ…という思いつき。
なんか、ちょっと愉しいかも知れませんね。

月に一度、仲間が集まって絵を描いているので
その時に、「石に絵を描く」と言うテーマで遊んでみるのもイイかも?
なんて思っています。なんてったって、芸術の秋ですからねぇ。

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2010年10月05日

戴き物ですが…

お洒落なパッケージに入った小石を戴きました。
なかなかキレイです。……というのは、嘘で。

実はこれチョコレートなんです。
随分以前にもご紹介した記憶がありますが
最近戴いて、やっぱりちょっと嬉しかったですねぇ。
しかも、チョコレート界の名門「テオブロマ」の製品。
ショコラティエ土屋公二さん、こだわりの味だから美味しいに決まっています!

しかし、そんな美味しいチョコを小石にしちゃうなんて
ショコラティエの遊び心もバッチリですね。
今度はホワイトチョコレートを使って
「大谷石」のチョコを作ってくれないかなぁ…なんて思いますねぇ。
他にも大理石だって作れるんじゃないかなぁ。

石とチョコ。案外、相性が良いのかもしれませんね。

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