2010年07月

2010年07月30日

石一個の重さ

調べ物をして、思わぬ記述にぶつかることってありますよねぇ。
今日もそんなことがありました。
「1ストーンは、正確に6.35029318kgである。」

「えっえっ、何?」って感じですよね。
この歳になるまで、
ストーン(stone=文字通り石ですね)って単位があるなんて知りませんでした。(汗)
なんでも、ヤード・ポンド法における質量の単位らしくて
現在でもイギリスでは使われているそうです。
かつては、アイルランドや英連邦各国でも使われていたそうです。
14ポンドが1ストーンで…だから、6.35029318kgということ。

日本の尺貫法もそうですが、ヤード・ポンド法も
人間主体の尺度単位ですから
きっと身近にあった6kgほどの石が、モノの重さを指す単位になったんでしょうか?
浅学で、詳しいことは判りませんが
石を生業とする者には、なんだかワクワクします。

イギリスでは、体重を量る時いまだにストーンがよく使われるそうで
158ポンドの人は、「11ストーン4」と言う方が判りやすいそうです。
まぁ、日本人の私にはポンドで言われても何キロか判りにくく
ストーンで言われたら、知る縁がありません。

そうだ、ダイエット中の方。今度から体重はストーンで言われたらどうでしょう?
イギリス人以外には、絶対判りませんからね。(笑)

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2010年07月28日

ストーンアイスは、いかが?

いやぁ、毎日暑いですねぇ。
連日35度超の暑さが続くと、気持ちもへばりますねぇ。
東京のヒートアイランド化は益々ひどくなって
夜も気温が下がらず熱帯夜が続いています。

大人なら、こんな時キリッと冷やしたビールも良いですが
冷凍庫でキリキリと冷やしたハードリカーが飲みたくなりますねぇ。
焼酎や泡盛。ジンやテキーラ。ウォッカも良いですね。
あぁ、就業中から喉が鳴ります。
こんな時、ブッカキ氷も良いですが
カラフルな石を冷凍庫で冷やして、氷代わりに使うと
目にも涼しげで良いですねぇ。
溶けないから、水っぽくならないで良いんです。
(何度も使えますしね)

早くも夏休みの方なんかは、敢えて強い日差しを受けながら
ベランダでグビッと喉を焼くのもイイですよぉ。
まぁ、共感頂けるのは酒飲みだけでしょうけど…(笑)

ゴールドテキーラには、石榴石だったり
ウォッカには、瑪瑙だったり…
気分によって、いろんな石を使い分ける。
そんな、粋な大人の遊びにもどうぞ。

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2010年07月27日

石臼に名入れ

昨日、"石臼に名入れ"の話を書いたところ…
知人から、「どんなデザインができるの」とメールが来て
そうだなぁ、作例がないとなぁと考えてデザインしてみました。

最初のが千社札風の名入れです。刻んでから墨入れしてもいいですね。
一応、屋号の稲田で入れてみました。
次は、"稲田"なんで、稲穂をデザインして
丸いロゴみたいなのを作ってみました。サイドでも良いのですが
どうせなら、真俯瞰で見た時に石臼全体に彫ることを想定してみました。
いやぁ、古代農耕民族の道具のようですね。(笑)
空彫りで、色を入れない奥ゆかしいのもいいかも?

最後のデザインは、蕎麦打ちにかける気合いとでも言いましょうか?
捏ねる、打つ、伸ばす、などの文字を散りばめてみました。
もちろん、挽く、もありますが…裏側と言うことで。(奥ゆかしい?)

これだけで、買ってきた石臼が、グッと自分のモノになりますよね。
どうですか?蕎麦打ち好きの皆様。

(ところで、昨日からオリジナルデザインが反映されずグレー一色!)
(見にくくて、どうもすいません。ライブドアさん、なんとかしてください!)

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2010年07月26日

オーダーメイド石臼

年をとると…男はなぜか「蕎麦打ち」を始めますね。
で、うんちくを重ねながら、仲間や家族に蕎麦を強制的に食わせますね。(笑)
なにが、そんなに打ち込めるんでしょうか?
年がいってる割りに、蕎麦打ちに目覚めない私には不思議?

話は変わりますが、先日軽井沢に行った時に
蕎麦屋さんの店先で見つけたのが…石臼。
やはり、蕎麦打ち同好の方が買うのでしょうか?
だって、売ってる蕎麦粉も「挽きぐるみ」ですもん!
私は打たないけど、蕎麦好きなんで「挽きぐるみ」も大好きです。
昔は、それこそ殻のまま石臼で挽いてたらしいですが
今は、甘皮までみたいですね。でも、そのせいか?ちょっと黒くて
野趣があって美味いですよねぇ。鬼ぐるみとも言いましたね。
だから、きっと石臼まで売ってるんですね。

これを見ているうちに…
全国の蕎麦打ち名人父さんに、マイ石臼をすすめたらどうかなぁ?
なんて思いつきました。
オリジナルデザインの石臼を作るも良し(これは高くなりそう)
出来合いの石臼に、名を刻むも良しです。(これはいけそう!)
イナダが、お手伝いしますよぉ。
千社札のようなデザインで名前が入った石臼。
家紋みたいな、マイ・ロゴを彫っても良いかも?
はみ出さんばかりに、名前の一字が彫られても粋ですよね。

どれも、格好いいんじゃないでしょうか?

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2010年07月23日

ちょっと面白い「なぞの石学」(最後)

謎の石学、最後を飾るのは勾玉作りでした。

勾玉って、古代の装飾品だと思っていましたが…
実は、天皇に献上するパワーストーンだったんですね。
そのカタチは、三日月とも、力の象徴である動物の牙とも言われています。
神秘と力を併せ持つと言うことなんですねぇ。
なるほどねぇ。知りませんでした。

でも、古墳時代にいかにして硬い石に穴を開けたり
磨きあげたり出来たんでしょうか?
そんな疑問を訪ねて出雲に佐野さんは出かけていました。
まぁ、出雲が勾玉発祥の地ですからね。

勾玉にあいている穴。それまでは、両面穿孔(りょうめんせんこう)と言って
穴を開けるのに、裏と表の両面から掘っていたそうです。
だから、真ん中で微妙にずれたりしてたそうですが
出雲では、片面穿孔でキレイに穴を開けていたとのこと。
これは、当時としては画期的な技術革新だったようです。
なるほどなぁと、驚くことばかりでしたが…まぁ、ここまではお勉強の時間。

続いては、工作の時間で「勾玉作り」。これは、愉しそうでしたねぇ。
時間の加減もあったのか?柔らかい蝋石を使っての勾玉作りでしたが
これでも、2時間もかかって大変そうでした。
削り、穴開け、磨き…そして磨き。でも、愉しそう!

実際の勾玉作りも、結構愉しかったのかも知れませんね。
結晶片岩という硬い石でメノウを磨き、
最後は桐で磨いて仕上げるまでの工程は、それは大変ですが
作り上げる喜びがないと出来ませんもんね。

番組では、最後に…
石に向かう事は、自分に向かうこと。
作業中は、単純に!単純に!と志向することが極意だ。
と言うようなことを佐野さんが言ってましたが
これは、古代から綿々と続く石職人に共通する思いかも知れません。
いや、なかなか愉しい番組でした!

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2010年07月22日

ちょっと面白い「なぞの石学」(その3)

「極める」その2回目の放送は「輝きの科学」と題されていました。
これは、なぜ石には輝くモノとそうでないモノがあるのか?
素朴だけど不変の疑問に、科学からメスを入れる内容で
なかなか見応えがありました。

岩石をただの石として見ずに、鉱物の集まりと定義して
じゃぁ、その鉱物とは何?と次の疑問を探る。
鉱物とは、ひとつの成分が結晶化したモノと言うのが判ると…
結晶とは?元素が規則正しく並んでいるモノ。
そして、この規則正しく並んでいるからこそ輝く!と言う結論。

その後は、いかに現代社会は水晶によって成り立っているか
とか、鉱石ラジオなど、石の持つ不思議を学び…
いやぁ、学生に戻ったようで愉しい授業って感じでした。

そして、講義のあとは野外授業ということで
三浦海岸でメノウを探すなどバラエティ豊かな内容。
メノウ好きとしては、夏休みに三浦海岸に行かなきゃ!と触発されました。

石とは、大自然が生み出した奇跡。
そのつぶやきを聴くのが…石探しの旅。そんなロマンがいっぱいでした。
いやぁ、目からウロコの「なぞの石学」。レギュラー番組にして欲しいなぁ。

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2010年07月20日

ちょっと面白い「なぞの石学」(続き)

完治しない腰を労って、3連休は静かにゴロゴロと過ごしてました。
そこで、再放送を撮りためていた
「極める!佐野史郎のなぞの石学」を観て過ごす事にしました。

初回は、島根県出雲に古代のパワーストーンを訪ねてました。
佐野史郎さんは、出雲出身だったんですねぇ。
まぁ出雲と言えば日本神話の故郷ですから
それはたくさんの言い伝えや、古代の祭りがいっぱい!
巨石信仰や願いを叶える石など、石関連もたくさんあります。

玉造温泉や玉造湯神社、玉作り史跡公園・玉造遺跡資料館など、
「玉造」名が多く存在するのも
瑪瑙(めのう)や翡翠(ひすい)での
勾玉作り工房がたくさんあったからだそうです。

いやぁ、私は実は瑪瑙好きなんですよね。
出雲大社では、古来より磨きあげた瑪瑙を天皇に献上してきたとのこと。
これは、瑪瑙には特別な力が宿るとされているからだそうです。

番組では、他に大国主命の犬が巨石になった「犬石」や
「夫婦岩」などのパワーストーンが紹介されていました。
出雲って、石好きには堪らないかも?
いつか、私も出雲に行ってみたくなりました。
まだ、一度も行った事がないんですよねぇ。

でも、どうして古代人は石に神秘を見たのでしょうか?
身につけたり、敬ったり拝んだり…
今よりも、石がずっと身近で、そして恐れもあったみたいですね。

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2010年07月16日

「ストーン・ステッカー」を考えた

石をスライスするのは結構大変。
ましてや、それを本磨きにするのなおのことです。
磨くために圧力をかけると、割れちゃうんですよねぇ。
だから、水磨き程度のマット仕上げにして…

カタチ取りは、やっぱりウォータージェットカッターでしょうか?
そうすれば、それなりのカタチは切り抜けると思いますからね。

そこで、デザインしてみたのは…ブドウの実と葉っぱです。
クルクルと巻いたツルの表現は難しいでしょうから割愛。
強度を考えて、「く」の字の周り縁もつけることにしました。
両面水磨き仕様なら、裏も表もないので
2種類デザインすれば、四隅に貼ることが出来ます。
90度回しても、このデザインなら大丈夫そうです。

ガラス戸の隅に貼っても良いし、壁の隅にも良いかもしれません。
窓ガラスの四隅に貼れば、なにやら昔の洋館のような雰囲気が出ますね。
我ながら、良いかなぁ…なんて思っています。
「黒御影」もいいし、「インドグリーン」もカッコイイし
「ニューインペリアルレッド」や「マホガニー」など、茶系もキレイかも?
キラの入った「B-ブラウン」だったら最高に良いですよね。
なんて、ひとりでテンションがあがっちゃいました。(笑)

後は、厚さをどれ位に出来るかですね。
こればかりは、工場と話さないと何とも言えませんが…
3mmは無理にしても5〜6mmで出来るとカッコイイ!
試作をお願いしてみようかなぁ。

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2010年07月15日

ただいま、思案中

我が家には、アンティーク風の飾りケースがあります。
ブリキのオモチャが陳列されていて、私のお気に入りです。
そんなに大きいモノではないですが
全面、側面のガラスの額縁面に
なにやら植物柄が彫られてイイ感じなんですよねぇ。
桟からはみ出して、ガラスにツタが這ってるようで、そこが好きなんです。
エミール・ガレ風と言ったらオーバーでしょうが…
アール・ヌーボーの香りがします。
まぁ、でも本物のアンティークでもなく風合いだけの品なんですが…

そうこうするうちに、こんなツタ柄の石のステッカーが出来ないだろうか?
なんて、思いつきました。いいかもなぁ…
で、これを毎日のように眺めているところなんです。
出来るかなぁ?どうかなぁ?

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2010年07月14日

ちょっと面白い「なぞの石学」

昨日は、腰を痛めて会社を休んでいました。
寝ている分には健康体なんで、普段と違いノンビリと
撮り貯めたTV番組を見たりして、ダラダラと過ごしていました。

そんな中に"「極める」佐野史郎のなぞの石学"
と言う番組があって、たいへん興味深く見ました。
6月28日の放送が第一回で、12日に録画したのは第三回分でした。
「巨石・王達の暗号」と題された回で
弥生時代に岡山と出雲に残された「謎の石」を巡る内容。

不思議な巨石が林立し、和製ストーンサークルのような
楯築神社(たてつきじんじゃ)に残された、古代の文様が刻まれたご神体と
そのご神体そっくりの石が、焼かれバラバラになって
墳墓に積み上げられていたり、古代人が石に求めた
恒久性と神秘性が、往時の壮大な死生観を表していて引き込まれました。
いやぁ、石というのは奥が深いですねぇ。

第一回目から見たかったなぁ…とネットで調べたところ
はやくも再放送が決まっていて
第一回 古代のパワーストーン(7月17日15時45分〜)再放送
第二回 輝きの科学(7月17日16時9分〜)再放送
第三回 巨石・王達の暗号(7月19日5時35分〜)再放送
第四回 二千年の技・勾玉を作る(7月19日20時25分〜)本放送
いずれも教育テレビで放送されます。

いやいや、どれも観てみたいです。
私が志向してるのは、現代的な石の意匠ですが
当時の人々は、最先端の意匠として石を刻んだり
思いを込めたんでしょうから、石イコール古いモノという観点はありませんよねぇ。
私も切磋琢磨して、遠い未来から
こんなモノを石で作ってたんだ!と言われたい!(嘘、嘘。そんなワケないです・笑)

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inada_design at 12:12|この記事のURLComments(0)