2010年04月

2010年04月08日

ティッシュ・ボックスについての考察

偉そうなタイトルですが…要は、石製のティッシュケースについて
あれこれと考えてみた。と言うお話です。

と言うのも、友人が「こんなのあったよ!」と送ってくれたのが
最初の写真の品。名前が「火山」というモノ。
ご覧のように、引き出したティッシュ・ペーパーが噴火の煙にみえるという
なんとも、アイディアが傑出したモノでした。
そうか、BOX要らないのね。この中身が見えたままというのが
潔いのか?だらしなく見えるのか?は、議論の分かれるところですが
なんとも、着想が良いですよねぇ。

樹脂製ですが、このティッシュ本体を山型に収納して
球からペーパーが出ているようになるのが、次の写真のティッシュケースです。
これは、なんともキレイな造形なので、我が家でも使っていますが
石で作るとなると重くて駄目ですね。でもカラフルで愛らしくってイイ感じです。

3番目の写真は、当社製の猫ティシュ・カバーです。
ティッシュ箱の上に乗せて使うモノで、残り少なくなったペーパーを引き出しても
軽くなった箱が持ち上がらずに便利です。
取り出し口が、猫のシルエット姿になってるところもご愛敬です。

こうして、色々考えてくると…
ティッシュっていうのは、あの箱形をどう脱するか?
それによって、格好良くなるのかも知れません。
猫ティシュ・カバーを、箱から出したペーパーの上に直置きしたら
ペーパーが見えずに「火山」より格好良くなるかしら?
船の格好にして煙突部分からティシュが引き出せたら…ペーパーが白波に見えるかも。

これらは、置いてみてスムーズにペーパーが取り出せるか?
実験しながら作るしかないかもしれませんね。

私も、自由な発想でペーパーと石の組み合わせを考えてみたいと思います。
なにか、アイディアが閃いたら、アップ致しますね。

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inada_design at 15:59|この記事のURLComments(0)

2010年04月07日

アートな皿を考えた

ちょっと、黒御影の丸皿が欲しいなぁ…なんて、思いついてデザインすることにしました。
なにせ、皿としての機能より、真ん中にちょっこんと料理を盛る
オシャレな皿が欲しいので、真っ平らの丸い皿にすることにしました。
色は、黒御影の鏡面仕上げでピカピカな黒!

まぁ、それだけでも良いのですが
なんにも模様が無いのも、ちょっと寂しい?
で、丸いカッターでグリグリと薄く模様を削りだしたらどうかなぁ…
線画みたいに模様が浮かんでカッコイイかも知れませんね。

徹底して丸カッターだけで作ってみようと
同心円のデザインを作ってみたら、意外にイイ感じ!
なんだか、和モダンの趣。
最後の柄だけ、ちょっと直線を使っちゃいましたが…
うん、本気で私が欲しい!
アートな丸皿のネタでした。

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inada_design at 11:34|この記事のURLComments(0)

2010年04月06日

ギャラリーに春が来た

今日は、暖かな日ですねぇ。昨日の雨と寒さが嘘のようです。
気持ちが良いので、ギャラリーの庭に出たら
なんと、いつの間にか多肉植物が黄色い花を咲かせていました。
小花が集まって、丸〜くぼんぼりのよう。
大谷石の花器と黒の玉砂利、ウッドパネルのコントラストがキレイ!
春ですねぇ…

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他の多肉植物も青々と元気いっぱい!
そう言えば、ピンクの花を一杯咲かせた後、
立ち枯れちゃった、あの多肉はどうなったかなぁ…と見てみれば
枯れた茎の奥に新芽がチラッと見えて、ビックリ!
多肉植物って多年草じゃないの?一年草の多肉ってはじめて見た!
急いで枯れた花と茎を切り取ってみると
バラのようなカタチをした青い若芽が、大谷石の花器から顔を覗かせています。
縁取りがピンクで、カワイイ。
枯れたと思っていたのに、地面の下で準備してなんて嬉しいですねぇ。

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やっぱり春は、花が咲く季節ですねぇ。とどまっていた冬がパッと去り、
一気に明るくなりったような気がします。
これから、ギャラリーの庭にもいろんな花が咲くと思います。
六本木の近くに来ましたら、お寄りくださいね。


inada_design at 10:59|この記事のURLComments(0)

2010年04月05日

産廃が、紙に変わる?

時々、ネットサーフィンをしていると、新製品や新知識にぶつかり
おぉ!と感心することが結構ありますね。
今回ご紹介の一品もそんな製品。「Keeplus」というストーン・ペーパーです。
そう、この紙、なんと石製なんだそうです!
なんでも、石を粉砕した粉に少量の樹脂を加えることで紙にしているとのこと。
まぁ、言ってみればカンタンに聞こえますが
なんと、12年も試行錯誤を重ねた結果、ようやく製品になったそうです。

しかもこの紙、従来の紙と違い、樹木を伐採しない!水を使わない!
廃棄物も排気ガスも使わずに出来ているらしいです。
なんと画期的な紙なんでしょう!
いま限られた資源を有効に活用する時代。
そんな時、こんなエコな紙は大歓迎ですよね。

でも、石屋にとって、この製品はもうひとつの側面を持ちます。
というのも、カッターで石を切る時には、石の粉がたくさん出ます。
この石の粉が、産廃なんですね。
他にも削った後の余り石や欠けた石など、たくさんの産廃がでます。
石を細かくする粉砕器もありますが、細かくしても産廃です。
この産廃達が、もしかすると有効活用されるかも知れませんからね。

いままで、お金を払って捨てていた産廃達を引き取ってもらえるなら
ありがたいですし、少しでもお金になったりしたらラッキーです。
そのうえ、再生品化されて役に立つなら尚更ですよね。

これからの名刺や袋、カタログ類は、この紙にしようかしら?
ストーン・ペーパー。応援したい気分です。

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inada_design at 12:38|この記事のURLComments(0)

2010年04月02日

時を越えて光る石

ちょっと前の新聞記事ですが…
熊本県宇城市の三角西港が取り上げられていました。
ここには、明治三大築港のひとつ"石積みの階段"や水路など
国の重要文化財に指定されているとありました。

なんで、ここが記事でフィーチャーされたかというと
NHK「坂の上の雲」の第一回のラストがここで撮影されたという事らしいです。
第2部でも、長崎佐世保港に見立てられたロケ地になるそうです。

明治という時代は、スゴイですねぇ。
先日の明治村探訪でも思いましたが、建造物の"骨格"が確かです。
これは、文字通り骨組みと言うことだけでなく
時代の波に残るというしっかりとした信念や、デザイニングが骨太だと言うことです。
新聞記事には、写真も載っていましたが
これが、実にイイ感じです。
作られた時は、産業目的でも長い時を経たら観光名所になる。
そんな、造形物を作っていかないとなぁ…などと石屋としても感じました。

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inada_design at 10:33|この記事のURLComments(0)