2010年04月

2010年04月28日

焼肉プレートを買いました!

男鹿石の「焼き肉プレート」を買いました。
というのも、先日行った焼き肉屋さんが石のプレートだったので
我が家でも石で焼きたくなったからです。
このブログを始めた頃、会社で扱っている御影で焼いてみたことはあるのですが
パックリ割れてしまったんで…(汗)
で、火成岩より耐火性の高い「男鹿石」製を買ってみたんです。

まだ、実際に焼肉はやっていないのですが…
プレートの下地作りをしてみましたので、ちょっとご報告。
まず、水で洗いました。洗剤を使うと石が吸っちゃうので、必ず水だけで洗います。
洗浄後、火にかけて空焼きしました。
ガスの炎で焙られてるのに、触ってもほんのり床暖房みたいな暖かさ。
やがて、熱くなってきて触れなくなったので、ガスを消して放置。
温度が下がってきたので、植物性の油を垂らし、よく馴染ませました。
これで、コーティングが出来たので、油を足して再度加熱しました。
石なので、油ハネが無くて良いですね。
プツプツと小さな泡が立ちながら、シュワシュワと音が聞こえます。

今朝、出社前にやったので肉は乗せませんでしたが
思わず乗せたくなりました。(笑)
これで、何度も焼肉をしていると、すっかり油が馴染み黒光りするようになるんでしょうね。
ダッチオーブンで言えば「ブラックポッド」になるのかも?

今日から、長〜〜〜いゴールデンウィーク休暇に入りますが
休みの間に、焼肉をしてみます。
その結果は、またご報告しますね。

yakiniku042801.jpgyakiniku042802.jpgyakiniku042803.jpg


inada_design at 11:37|この記事のURLComments(2)

2010年04月27日

石段が観光資源

今日も新聞ネタですが…
コラムに伊香保温泉の石段が「365段」に増えたとありました。
延伸部分には栃木産の石を使い、温泉街が出来た
四百数十年前の風情が再現できたそうです。

そういえば、伊香保と言えば「石段」が有名ですね。
実は、伊香保の石段は360段といわれてたらしいのですが
実際には315段だったらしいです。これを機に、やっと元通りになったわけですね。
この伊香保温泉の観光資源である石段の場所も、実は非常に判りにくかったようです。
石段と県道の間に県の施設などがあり、
「どこに石段があるのか判りにくい」と観光客からは評判が悪かったので
この際、解体し石段と一体化し50段足したと書かれていました。

通常、石段ってあまり喜ばれませんよねぇ。
でも、石段作りって、オーバーに言えば人類の英知が詰まっています。
こうして、石段が観光資源として活躍してくれると
石屋としても、ちょっと嬉しいですね。…なんて。

step0426.jpg

inada_design at 10:30|この記事のURLComments(0)

2010年04月22日

今年は奈良で石見物

今朝の事ですが…5月になると、奈良石舞台古墳で
世界遺産劇場が開かれるという、新聞記事が載っていました。
掲載の写真がドラマチックで、思わず目が惹かれました。
なんといっても、奈良は遷都1300年ということで注目を集めていて
このコンサートも、石舞台古墳を世界遺産正式登録にするための支援との事です。
そもそもこの石舞台、美しい女性に化けたキツネが
月夜の石の上で舞い踊ったとする伝承が残るわけで、コンサートには相応しいかも?

だいたい奈良明日香地方には、謎の石造物がたくさんありますよね。
有名なところでは、「亀石」「酒船石」「鬼の雪隠」。
その他にも、「二面石」「益田岩船」「猿石」などなど。
(行ってないので、写真でご紹介できないのが残念です。
まさか、人様のサイトから借りちゃうわけにもいかないので…)

これらの石造物達は、いまだに誰が何のために造ったのか未確定だそうです。
占星術に使ったとか?お墓?祭祀に使った?など、諸説色々とあるみたい。
でも、見れば見るほど不思議ですねぇ。
造った目的が判らない事というのは、ミステリアスな想像を喚起しますね。

時はもうすぐゴールデンウィーク。お休みに足を伸ばして奈良で石見物。
現地で、想像の幅を拡げてみたいなぁ…などと思ってしまいました。

ishibutai0422.jpg

inada_design at 10:58|この記事のURLComments(0)

2010年04月21日

アローポイント、続々入荷!

ギャラリーにアローポイントのサンプルが届きました!
お馴染みのニューインペリアルレッド、稲田石にブルーパールの3種類です。
ニューインペリアルレッドの赤は、木製のデスクトップに馴染みが良いですね。
稲田石のグレーは、スチール系のデスクにピッタリ。
ちょっとオシャレに決めたい方にはブルーパールとか?
ご希望の石がある場合はホームページの"●石の種類"からお選び戴いて
ご連絡を戴ければ、お作り致します。ちょっと時間を戴くかも知れませんけどね。

ちなみに、私はブルーパール。
写真では判りにくいかも知れませんが…(汗)
墨色のキラの入ったベースに、所々ブルーがかった雲母のように光る物が混じります。
向きを変えると、光の加減であちこちが光ります。
なかなか良いです。
ブルーパールは、他のアイテムにも使えますねぇ。

本社に続々入荷中です。
早速、お買い上げいただいた方も居るようで、ありがとうございます!

arrow220421.jpgarrow220422.jpgarrow220423.jpg

inada_design at 15:00|この記事のURLComments(0)

2010年04月20日

ステキな贈り物

先日のことですが、ご同業者の結婚式に招かれました。
そこで、引き出物に「Herzsteine」という本をいただきました。
美しくファンタジックなので、少しご紹介したいと思います。

heartstones042001.jpgheartstones042002.jpgheartstones042003.jpg












作者は、JOSIE ISELIN(ジョージ・アイスリン)。
作者については、詳細がわかりません。
もしかしたら、私が浅学のため知らないだけかも知れませんが…

heartstones042004.jpgheartstones042005.jpgheartstones042006.jpg












いただいた本は、ドイツ語なのでよく判りませんが
英語版も出ているようです。Heart Stones その名のとおりハートの心臓が表紙を飾ります。
中身も、とにかくハート型の石がたくさん収められています。
おそらく加工したモノではなく、全ては自然の中で見つけたモノのようです。
これが、不思議な造形で、とてもキレイです。
反対のページには、「Liebet」とか単語がひとつ記されています。
何とか訳してみると…愛、情熱、賞賛、強迫観念、安心、喜び、陰謀
等の言葉が並んでいました。作者が、それぞれの石を見て浮かんだ言葉のようですね。

heartstones042007.jpgheartstones042008.jpgheartstones042009.jpg












この本。贈り物として、とてもセンスが良いですねぇ。
別に石屋でなくっても、ちょっと癒されるんじゃないでしょうか?
この著者は、他にもBeach stonesという石モノがあります。
石以外では、「Leaves & Pods」「 Beach: A Book of Treasures」「Seashells」など。
同じように、愉しく珍しい葉っぱや貝などが並んでいそうですね。
わたしも、ちょっと他のシリーズを手に入れたくなりました。
でも、石のシリーズは、本だけでなく本物の石が欲しい!
…いや、自分で集めろ!ですよね。(笑)

inada_design at 15:02|この記事のURLComments(0)

2010年04月19日

立石さまの謎

今朝の新聞に、石にまつわる面白い話があったのでご紹介します。

東京は葛飾区に「立石」というところがあります。
これは、児童公園にまつられた奇妙な石「立石様」が、
地名の元になったとのことでした。
この石には、様々な言い伝えがあって…例えば、
「冬は寒さで小さくなるが、暖かくなると元に戻る」
「石の下には長い根っこが生えている」
「近くの川が蛇行してるのは、立石様を恐れているからだ」等々。
スゴイですねぇ。石に根っこがあるところを思わず想像しちゃいました。

実は、この立石様。設置されたのは平安時代だそうで、房総の鋸山から
古墳時代に石室の材料として運ばれてきた石を道しるべに使ったらしいです。
大きさは、1mほどだそうですが、
ほとんどが地中で、2〜3cmしか地表には顔を出してないとのこと。

地元の人は、「触るとバチがあたる」とか「たたりが起こる」
とか言ってた謎を、区の学芸員さんが3年がかりで調べて、本に纏めたそうです。
記事には、写真が載っていないので
なんだか、実物を見てみたい気がしてきちゃいました。
だって、ほんの一抱えほどの石が、町名になっちゃうんですもの。
いまは、大人しくなったのかも知れませんが
大昔は、ホントに霊力があったのかも?なんて、想像したらワクワクしてきました。

きっと、このように町の守り神になってる「石」が
全国にあるんでしょうね。知りたいなぁ…見たいなぁ…

tateishi0419.jpg

inada_design at 11:52|この記事のURLComments(0)

2010年04月16日

自由に使ってね

子供は、遊びの天才!とよく言われますが…
低年齢ほど、自由な発想で遊びを見つけますねぇ。
そんな子供達のオモチャは、遊び方の決まってないのが良さそうです。

そこで、石のオモチャ第2弾としては
キューブに穴を穿つだけのを考えてみました。もちろん全ての面を貫通です。
同じように、球の四方にも貫通穴を施します。
これで2種類のカタチに穴が通ったモノが出来ました。
これが、今回のオモチャです。

うん、オモチャと言うよりオブジェ?
ちょっとした造形美で、スタイリッシュなお店に置けば
アートな品として通りそうですよねぇ。(な〜〜んて)
でも、オモチャなんで、6個とか12個とかセットにしたいですね。

このオモチャ、穴を無視して積み木として積み上げるだけでもOKですが
これと一緒に割り箸かなんかを与えれば…
穴棒を突っ込んで、連結を作って遊べます。なんか、面白さが倍加しそう?

このあたりの使い方は、子供達の真骨頂じゃないでしょうか?
自由に自由に遊んでもらえれば、ゲームとは違った面白さに触れてもらえそうですよね。

toy041601.jpgtoy041602.jpgtoy041603.jpg

inada_design at 15:19|この記事のURLComments(0)

2010年04月14日

春の散策(その2)

散策で見つけた話題を、もうひとつ。
今日は、石垣です。

傾斜地に建つ家の土台が石垣でした。
これが、まるでアートのようにキレイ!
鉄分が多い石なのか?赤茶色や黒っぽく変質しているのが
どこか絵画的な感じで美しいです。

片側はほとんど石がないのですが、片側はそそり立つような高さ。
これも造形美です。
これが、コンクリートで固められていたら味気ないですが
お城の城壁のようなので心奪われますねぇ。
我が家の一部にも、こんな迫力欲しいなぁ…なんて思いますが、無理でしょうねぇ。

しかし、この石を積んだ人も偉いなぁ。

ishigaki041401.jpgishigaki041402.jpgishigaki041403.jpg

inada_design at 15:19|この記事のURLComments(0)

2010年04月13日

春の散策

暖かくなってくると、春に誘われるように外に出たくなりますね。
自然がある方が良いなぁ…なんて、ついつい都会を離れたくなるのもこんな時。

でも、仕事ではなくても、つい石を見てしまうのは習い性でしょうか?
最近見つけたモノを無作為にアップしますと…
最初のは側溝ですね。浅く掘られた溝の両岸を玉石が押さえています。
苔生してイイ感じです。
都会の側溝もこうなら良いのにと思いますが、
ゲリラ豪雨などに水量には対応できないですよねぇ。残念!

2番目は、踏み台です。3段の階段になっていました。
真上から撮ったんですが、ランダムな石のモザイクがアートのようでいいです。
こうしてみると、ブロックやタイル貼りの階段は味気ないですね。

最後は、手水鉢。まぁ、水盤と考えて…
ここに、水草やメダカが放たれていたら春らしくって良いかなぁ
なんて思った訳です。
足が付いてるので、ベランダに置いても目の高さがイイ感じではないでしょうか?

散策で、古き良き石の使われ方を学んで
これを現代のモダンな住まいに活かす事を提案できれば思いますね。
温故知新。春には、こんな考え方も相応しいかも知れません。

sampo041301.jpgsampo041302.jpgsampo041303.jpg

inada_design at 10:45|この記事のURLComments(0)

2010年04月12日

顔サイコロって…あり?

石でオモチャができない?
社内から、そんなメールが来ました。
私も、出産祝いとかにオモチャがあったら良いなぁ…
なんて考えていたので、しばらく色々と考えてみたいと思います。
あんまり複雑なモノではなく、子供達が遊び方を考えられるモノにしようかなぁ。

まず、積み木かなぁ…なんて。
でも、当たり前すぎですよねぇ。でも、積み木に顔が付いていたら愉しいかも。
そこで、単純な線で「泣き虫君」「まじめ君」「笑顔君」「怒りんぼ君」を
各面に配置することを考えてみました。

これは、真四角にしてサイコロにしても良いかもね。
振って出た目が「笑顔君」だったら、みんな一斉に笑顔!なんちゃってね。

ちょっと、隠し技で描いたモノもあるんです。
それは、天地をひっくり返すとお爺さんになる顔が…
そう、▲の「怒りんぼ君」と●の「笑顔君」です。
なんだか、ヒゲを生やしたお爺さんに見えてきませんか?
この時は、怒りんぼ顔じゃなくて、お爺さん顔にしないと負けですよぉ。

あとひとつ。ひっくり返るとカッパになる顔もあります。
探してみてくださいねぇ。

dice041201.jpgdice041202.jpgdice041203.jpg

inada_design at 12:28|この記事のURLComments(0)