2009年09月

2009年09月30日

のぞき額

昨日に続き「額」ネタです。
今日のは、キャンドルスタンドに使っている円柱を改良して
万華鏡のような額を考えてみました。

円柱をくり抜いて、
のぞき窓の奥に、絵なりお気に入りの写真などを飾ります。
当然、光が差さないので中は、きっと中は真っ暗。
で、絵の近くの上面に明かり取りの小窓を開けます。
これで、反対側からのぞいてもキレイに見えると思います。

望遠鏡や万華鏡をのぞくように眺める「額」の出来上がりというわけです。

本来額装というのは、みんなに見て貰うためにするのですが…
敢えて、自分ひとり用。もしくは見せたい人ひとりにだけ見せる。
そんな個人額があってもイイかなぁ?と、思って考えてみました。

リンビングやチェストの上になにげに置いてあって
のぞいたらビックリ!絵があった。なんてサプライズ。どうでしょうか?

nozoki093001.jpgnozoki093002.jpgnozoki093003.jpg


inada_design at 11:17|この記事のURLComments(0)

2009年09月29日

立方体の額

最近、休みの日には絵を描いたりしています。
小学生に戻ったような気分で、あれこれ描いてると時間を忘れて愉しい!
描いて褒められたりすると、舞い上がって額装しようかなぁ…
なんて、いっぱしの画家気分なんですが
額と言ってもいささか範囲は広くって、アンティークな額なんか手が出せませんねぇ。
あまり大きな絵を描いて、大きな額に入れても
差し上げるにしても持て余しそうです。

小さくってオシャレな額が欲しいなぁ…と考えて
石で作った額もキレイだなぁと思いつきました。
でも、普通のフォトフレームみたいな額は、大理石のものが結構ありますから
ちょっと変わった額を考えてみました。

例えば今日考えたのは…立方体の額です。
三方に窓を開け、アクリルを接着して仕上げようかと思います。
で、この三方にそれぞれ絵を飾ったら面白いんじゃ無いでしょうか?
赤、黄、ピンクなどのバラをそれぞれに飾ったり
春夏秋の花を配したりすると愉しい!うん、我ながら良いアイディアかも?

もちろん、立体額なのでプリザーブドフラワーなども飾れます。
これも三方から見て楽しめるので、気分によって向きを変えても良いですよねぇ。
いかがでしょうか?

frame92901.jpgframe92902.jpgframe92903.jpg

inada_design at 11:32|この記事のURLComments(0)

2009年09月25日

クロス鍋敷き

作日のことですが、スタイリッシュなモノばかり集めてある、
インテリア雑貨のセレクトショップで、樹脂製の鍋敷きを買いました。
これが便利モノで2本の棒が+状に開くモノです。
普段は棒状に収納、使うときは開く訳です。やりますねぇ。

と言うことで。石でもこういう鍋敷きが出来るか?考えてみました。
ただの正四角柱の真ん中に、正方形の半分ほど切れ込みを入れます。
ここを合わせると、十字架の様になって鍋を支えられます。
大きな鍋や四角いおでん鍋の時は、クロスにせずに
2本を橋渡しで使えば、幅が拡がって使い勝手が良さそうです。

利点は、やっぱりかさばらないので、収納場所を選ばないことですね。
先人の知恵をちょっと真似て、考えてみたんですが
これ、なかなか使いやすそうです。

簡単に作れるし、試作してみようかなぁ…

x-nabisiki092501.jpgx-nabisiki092502.jpgx-nabisiki092503.jpg

inada_design at 16:06|この記事のURLComments(0)

2009年09月18日

庵治石の灯り

庵治の会社の方が、石の灯りを制作しました。と、写真を送ってくれました。

一見、ただの花器に見えますがライトアップ機能が施されています。
今時らしくLEDを使っているので
実際は、写真よりきっと明るいんだろうなぁと思われます。
6個配されたLEDのうち1個がブルーなんだそうですが
全体的にブルー色調がで、光の投影がオーロラみたい。
夏涼しげでイイ感じでしょうね。
これからだと電灯色の方が良いような気がしますが…幻想的でクリスマスはイイ感じ!

LEDだからライトアップの仕掛けは小さくて目立たない。
だから、昼の姿は、楚々とした自然石の花器に見えて
夜はグッと大人モード?
なかなかのアイディアですねぇ。
今回は、自然石を使って野趣豊かですが
次回作は半球にするらしく、グッとモダンになりそう。

そろそろイナダでも、今年の新作灯りを作ろうかなぁ。

light091801.jpglight091803.jpglight091802.jpg

inada_design at 14:40|この記事のURLComments(0)

2009年09月17日

モンステラ三様

石で植物の葉を作るのが、実は好きなんです。
と言っても、私が削れるわけでは無いんですけどね…(汗)
工場に作ってもらうのが好きなんです。(笑)

以前にも黒御影でモンステラを切り出して貰いました。
そういえば、手近の額に入れてそのまんまだ。
本当は、現状より大きな額に入れて台紙にも薄くモンステラ模様を
入れるつもりだったのに…サボっています。(汗)
これは、ちゃんと出来たらまた報告します。

で、今回は、皿立てにサビ石製のモンステラをアレンジしてみました。
額装もイイですが、これもアリですねぇ。
普段は飾って置いて、いざとなったら鍋敷きにしちゃう?
そんなぁ…コーヒーカップソーサーっくらいにとどめておきたいです。
ちょっと背の高いマグなんかを置いたら似合うかもしれません。

さて、最後に…
このモンステラは本物でした。w

monstera091701.jpgmonstera091702.jpgmonstera091703.jpg

inada_design at 15:59|この記事のURLComments(0)

2009年09月15日

モダンな手水鉢が欲しい!

突然ですが…モダンな手水鉢が欲しいなぁと、思いました。
大体「つくばい」や、その一部である手水鉢は、
自然石をくり抜いたものなどが多く、側に笹やツワブキが身を寄せている…
野趣があっていいんですが、そういうのは、和の家に任せておいて
一般のマンションベランダや玄関先に似合う手水鉢があったら格好いいのに…
と思ったわけなんです。

普通の手水鉢は、和の象徴のようでマンションじゃ
ちょっと浮いちゃう感がありますもんねぇ。
そこで、本磨きピカピカにしたモダンな手水鉢を考えてみました。
ひとつはスクエアなタイプ。真四角に切り落とし
内側に45度回転させた小さめの四角を一段下げに彫り込みます。
その中に、また45度回転させた四角を彫り込みます。
ここが水の溜まるところです。イラストでグレーになっている一段下げ部分は
ビシャンでデコボコに仕上げたいですね。
いずれこのデコボコに苔が生えたら、一層キレイです。

これをサークルで作ってもイイですね。
四角いビシャンの真ん中に水溜の丸があるのも格好いいです。

これならマンションにも似合いませんか?
つくばいとして使わなくても、水を張ってメダカを放すのもイイです。
小さな浮き草をアレンジするのも愉しそう。
鋳鉄製で、この手水鉢が乗る脚があったら、相当格好いい!
モダンな手水鉢は、室内使いも出来そうで、なかなか良いかもしれません。
な〜〜んて、自画自賛。

tyouzubachi091501.jpgtyouzubachi091502.jpgtyouzubachi091503.jpg

inada_design at 15:47|この記事のURLComments(0)

2009年09月09日

石のスタチュー

庭に気軽に刺せるスタチューを考えてみました。
立体にするとコストパフォーマンスが悪いので、石板をくり抜くタイプにしてみました。
動物っぽくてファンタジーを感じるように
デザインしてみましたが、いかがでしょうか?
庭の土に差し込んでもイイし、鉢植えに刺してもイイですね。

石だから風雨にさらされても全然平気!
穴を開けるだけでなく、ビシャンで模様を描いても良いかもしれません。

幼稚園や保育園にあっても良いかもしれませんが
子供達が引き抜いてケガでもしたらいけないし…やっぱり
子供用というよりは、ファンタジーを愛する大人用かもしれません。
高級品は、色石を象眼しても面白いけど…職人さんが大変そう。
勢いお値段が上がるので、「オーダーは受けますが…」って感じでしょうか?

我が家の庭にも一個欲しくなりました。

yousei090901.jpgyousei090903.jpgyousei090902.jpg

inada_design at 14:29|この記事のURLComments(0)

2009年09月08日

廃材から生まれたマンモス

デジカメは、失敗したら捨てちゃえばいいので気軽に撮れて良いのですが
ちょっと放っておくと、いつの間にか結構な量が溜まりますね。
今日のことですが、カメラのHDがいっぱいになりそうで整理しました。

そこで、先日、東京都現代美術館に行ったときに
展示室前のエントランスに置かれていたマンモス(?)の写真を見つけました。
これは、廃材の鉄くずなどで作られた大きな作品でした。
夏休み中で、子供達も結構居ましたので「おぉ〜」と歓声が上がっていたのを思い出しました。
子供達は、スケールの大きなものが大好きですもんね。

このマンモス。絵本に出てきそうなユーモアを感じさせる造形でした。
写真を見ているうちに、工場の廃材を使っても
こういう作品が出来るのじゃないだろうか?と、思いつきました。
もちろん、大きいと素人じゃ手に負えないかもしれませんが…
彫刻家の学生だったら、廃材で面白いモノが作れそうですよねぇ。
どこかの美術系大学に廃材を提供するのも良いなぁ…
産廃になる石に再び生気が宿るのは嬉しい事だなぁ。なんて、思って…
どこか。コラボしたいところは無いですかぁ?

zou090801.jpg

inada_design at 12:26|この記事のURLComments(0)

2009年09月07日

石のネタではないんですが…

実は昔、狩立友広さんという陶芸家の展覧会で、妖精を買ったことがあります。
今時のキモカワイイ妖精で、ひねくれ者みたいな顔立ちです。
この陶器製の妖精は「パグ」と言って絵本にもなっています。

社の棚に長い事置いてあったのを思い出し、ギャラリーにある
トクサの鉢に置いてみました。トクサの陰からあたりの様子を窺ってるみたい。
これで庭は、ますますワンダーランド化してきたかも?

クリスマスの頃になると、庭の植木の間に
サンタやトナカイのスタチューを立てる家をよく見ますが
恒常的に不思議な生き物を庭で飼のは、いかがでしょうか?
こんな不思議キャラのスタチューがある庭。なかなか良いかもしれません。

イナダでも、石のスタチューを作って見ようかなぁ?
彫刻が作るのではなく職人さんが作るので
なるべく簡単な造作にするつもりです。
スケッチや試作が出来上がったら、また報告しますね。

pug090701.jpgpug090702.jpgpug090703.jpg

inada_design at 14:22|この記事のURLComments(0)

2009年09月04日

妖精のすむ森

岡野さんの不思議な彫刻が、ギャラリーの庭を彩りそうな話になって
なんか、ワクワクしてきました。
じゃぁ、こんなちょっと怪しい生物が棲むに相応しい庭造りもありかなぁ?
なんて、想像していたら「石の森」というキーワードが浮かびました。
木のようなオブジェのようなモノが生えている森。
その欠片のようなモノが庭に点在してたらイイかも?

そこで、そんな石の森を形成するるオブジェをスケッチしてみました。
今回は、山葡萄色のインクを詰めた万年筆を新調したので
これで、気ままに描いてみました。

最初のは、長細い石の塊に角のように石を埋め込んだもの。
不思議ワールドの木のように見えませんか?
次のは、"風の通り道"です。自然石を丸くくり抜いたトンネルです。
電車の代わりに、妖しの生き物が行ったり来たり。
最後の四角柱は、住まい?棲まい?
四角いのはマンション風?所々に穴が開いて、ここが棲まい。
小石が点々と貼られているのは、妖精達の美意識がなせる技。

な〜〜んて、想像しながらスケッチするのは愉しいです。
実際に作って岡野さんとコラボしたいなぁ…なんて、夢見ています。

mori090301.jpgmori090302.jpgmori090303.jpg

inada_design at 16:25|この記事のURLComments(0)