2008年09月

2008年09月09日

これは、小さな地球?

石好きでもなんでもない友人が、とんでもないモノを持っていました。
なんと、石の中に水が入っていると言うんです。
確かに振ると、なにやら液体が入っている気配がします。
透かしてみても中が空洞かは、判らないのですが…

なんでもブラジルで産出する"水入りメノウ"だそうで
太古の昔、マグマが固まって石が形成されるときに
周りの水、いわば温泉水を中に閉じこめてしまったモノのようです。
いや〜っ、ビックリしました。そんな事が起きるんですねぇ。
「いいなぁ、ロマンだなぁ」「羨ましいなぁ」と言っていたら
ブラジルでは、そこらで普通に売ってるらしいと聞いて2度ビックリ!

そんなに珍しくないなら、私にくれてもいいのにねぇ。(呆)
誰か、ブラジルに行かないかなぁ?(笑)

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2008年09月08日

弥生時代の名は、この石碑から生まれた?

また、新聞記事からですが…
古い石碑が修復を終え、東大の敷地内に設置されたという記事が
朝日新聞の文化面に載っていました。
なんでも、この石碑には徳川斉昭作の文がしたためられ
このなかに、「夜余秘」(弥生=3月)と月を表す文言が含まれていたとのこと。

弥生時代の命名は、本郷区向ヶ丘弥生で土器が発見された事に因んでいるのは
有名な話しですが、この地が弥生と呼ばれるもとになった
そんな由緒ある石碑があったというのが驚きでした。

この石碑が発見されたのは、水戸藩の中屋敷がこの地にあり
浅野家に所有が移って、その際に石碑を贈られたと東大の記録にあったのが始まりでした。
そのことか東大の敷地内を探し発見され、修復に至ったようです。
テレビで人気の篤姫の時代が、いまに甦ったわけですねぇ。
そんというロマンなんでしょうか?

データの時代ですが、データはすぐに失われてしまうし
読みとりのフォーマットが変われば、2度と読み出せないです。
結局、時代を超えて残るのは、源氏物語のように紙とか石など
プリミティブなメディアということなのでしょうか?
嬉しいような悲しいような…

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2008年09月05日

やられたなぁ、ゴルフパター

先日の朝日新聞の小さなコラムに石ネタがありました。
茨城県の石材会社が御影石でパターを作ったら
これが評判で、全国から注文が来た!というモノです。

なんでも社長がゴルフ好きで不要の材を使って
パターヘッドを作ってみたらスコアが伸びたので
一般販売する事にしたらしいです。
打つときにシャフトにかかる振動が金属の半分ほどとのこと。

私はゴルフはやらないので、思いつかなかったのですが…
会社のゴルフ好きは、しまったなぁ考えつかなかったよ!
と言ってるかもしれませんね。(笑)

廃材利用は、どこの石屋でも頭がいたいと思いますが
こうして工夫したモノが売れて、産業破棄物化しないことは良いことですね。

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2008年09月04日

クラシックな建物と石の優雅な関係(その5)

いよいよ箱根石探訪も最後の施設です。
湯本からほど近いところにある、自然薯とお豆腐の店"知客茶家"です。
ちょっと読めないかもしれませんが"しかじゃや"と読みます。
元は旅館だったのですが、前述の料理にこだわって料理処として賑わっています。
ここも明治期の建物で、とても風情があります。
建物に沿って竹が伸び、これもまたイイ感じでした。

入り口には石板が少しずつずらして積み上げてあり
一番上には石臼のような重しが乗っています。
この臼の上にある小さな穴からチョロチョロと水が湧き出て
あたりに涼やかな気配を醸してしました。
なんとも不思議なアイテムで目が止まりました。
振り返ると庭木に包まれるようにひっそりと灯籠が。おっ、ちょっと見ないカタチ!
灯りが点り、灯籠本来の使い方が成されていて、イイですねぇ。
灯籠コレクションとしてパチリ!

お風呂を覗かせ戴いたら…
石張りの湯船は、見慣れた風景ですが、その手前に石の棒が2本。
なんか、デザイン的です。
床面と湯面が同じ高さなので目印なのかなぁ?とか
湯船に身を沈める時に支えの手すり棒なのかなぁ?と
いろいろ考えましたが、女将さんが忙しそうで聞き漏らしました。(汗)
でも、なんか惹かれる棒2本でした。

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2008年09月03日

クラシックな建物と石の優雅な関係(その4)

今日も"菊華荘"の続きです。
昨日はオーソドックスな石の使い道をご紹介しましたが
ちょっと、見たことのないモノもありました。
それが、軒下にある"石の瓶"みたいなモノです。
いったい何に使ってたんでしょうか?
大きさはお寺の釣り鐘くらいありました。

あとは、自然になったのでしょうが…
笹藪の中に埋まるように苔生した自然石があったのに
目が惹かれました。なんか、シュール!

やっぱり庭には遊び心があった方がいいし
緑と水と石があると豊かに思えました。
明治期に普通にあったモノが平成の時代に無いのは寂しいので
せいぜい現代にマッチしたガーデンアイテムを模索してみようかなぁ?
なんて、箱根の別邸で考えました。

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2008年09月02日

クラシックな建物と石の優雅な関係(その3)

今日は、箱根宮ノ下にある富士屋ホテル別邸"菊華荘"のお話しです。
ここは、その昔皇室の別邸として使用されていた由緒ある和風建築です。
食事はもちろん、3組までは泊まることも出来ます。

エントランスまでまで続く、白い小砂利の道には
大きな自然石をくり抜いた手水鉢があります。なんとも良い風情です。
その向こうには石の五重塔が見え、いかにも明治期の庭造りの感じが出ています。
いずれも時が磨いた趣が覗ける一品。手入れされた庭木とマッチしています。
まぁ、こういうことは広い庭がないと出来ないですねぇ。
ため息が出ちゃいます。

行く先々で灯籠をウォッチしてますが…
今回はオーソドックスな春日灯籠なのでアップではなく
庭への佇みという感じで撮ってみました。
水を思わせる白い小砂利と止めの丸石。そして灯籠というイメージなのでしょうか?
私には、そんな風に見えたのですが…
枯山水なのかは判りませんが、小砂利を水に見立てることが
日本の庭には多いように思います。竜安寺の石庭のように。

そう思って振り返ると、五重塔も水辺に建ち小砂利の湖に影を落としているようにも見えます。
な〜んて、ひとりロマンチックに浸って見ましたが
あながち外れてないかも?

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2008年09月01日

クラシックな建物と石の優雅な関係(その2)

今日も"山のホテル"で見つけた石ネタです。
まずは、客室。
ホテルと石は相性が良く、大理石などが、あちこちに使われていますが
今回、私の目を惹いたのは、客室のソファーテーブルです。
くの字にレイアウトされた作りつけのソファに
セットされた、丸いコーヒーテーブルなんですが
これが私の好きな"B-ブラウン"という石でした。
濃い茶ベースに青のキラなどが入って艶やかな石なんです。
ホテルに行って、使われてる石をみて感激してるのは私くらいでしょうね。(笑)

庭には時代を経た庭石があって、この石越しに芦ノ湖を眺めると
なにやら山を下にして湖を見る"神の目"を持ったような気がします。
味わい深い自然石でした。

庭を散策する遊歩道は、ヨーロッパの石畳のようです。
でも、これは"ぴんころ"というお安い石なんですが
使いようですね。石の目地の間から芝生や野草が顔を出しイイ感じ。
玄関ポーチや犬走りに使いたいアイディアですね。

やっぱり、クラシックなホテルからは石使いを学ぶことが多いですねぇ。
さて、明日は旧御用邸にみる石使いをご紹介します。

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