2007年09月

2007年09月28日

旧家にモダンな庭境石

この美術館にある屋敷は、昭和の名残がいっぱいの古邸です。
でも、凝った作りで屋根は杉板が何層にも重ねられて作られていますし
縁側の濡れ縁も、木の芯だけを削りだした丸太が使われている凝りよう。

そして、芝生の広がる丘陵地のような庭との境に砂利。
濡れ縁の部分には、愉しい色の玉石がモダンに造形を描いてます。
なんかモダンアートのようですね。(昭和初期の建造物なのに…)
そして奥には細かい砂利。これはたぶん屋根から落ちる雨受けでしょうね。
芝生との境には丸石が配され、調和がとれています。

上手い石の使い方だなぁと感心させられました。
洋風に大理石敷きもいいですが、侘びな自然石を並べて作る造形もまた良いです。
いつか、我が家の周りにも試してみたい技でした。

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2007年09月27日

庭に峡谷?

広い敷地を持つ美術館だからできるんでしょうが…
敷地内に峡谷があります。実は、入り口すぐ側を流れる小川です。(笑)
小川だから、決して大きくないのですが造作が、深山霊谷を思わせるのです。
まるで自然が作ったように見えますが
全て人工的に作ったとのことです。この才は見事ですねぇ。

高低差、幅、下から見上げたり、横から見たりで様々に表情を変えます。
こんな技量があれば、ビルの中にも渓谷が作れますね。
いまや、手の入らない自然はかえって美しくなかったりもします。
逆説的ですが、都市にこんな自然が作れれば
アミューズメントパークとは違い、かなり優秀な自然が作り出せますね。
ちょっと夢ですが…

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2007年09月26日

犬走りに石の川が流れる

昨日とは一転して、身の回りネタです。(笑)
箱根美術館には、普段は非公開な建物がいくつかあります。
どれも昭和20年代に、当時の建築家が意匠こらしたモノです。
これがなかなか渋くていいんです。

今日は、そんな建築周りのネタです。
家の周り、隣家との間の小径を、"犬走り"と言いますが…
いまや、都会ではギリギリまで、せめぎ合いながら建てていたりするので
犬走りのある家も、なかなか無いようですねぇ。
箱根美術館で見た建物には、この部分に石の川のようなモノが設えられていました。
外壁に沿うように白い玉砂利が流れ、高低差で段々の瀧のようにも見えます。
所々に"ごろた石"が置かれたりもしています。
玄関脇には、扇形の池のように玉砂利が溜まっています。

私の見立てでは、たぶん水の流れを模しているんではないかと思います。
なぜなのか?は、分かりませんが…なんかとてもイイ感じです。
踏み石、階段石とのコントラストも鮮やかで
鄙びた建物に風情を与えているようにも思えました。
昔の人は…粋だなぁ。

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2007年09月25日

巨石は、いいなぁ

取材で、箱根美術館におじゃましました。
ここは、ゆうに50年以上も経つ苔の庭があり、紅葉に季節になると
苔の緑とモミジの赤が映えとても見事な自然美を作り出すので有名です。

でも、石屋の目で見ると…
石の使い方もなかなか見事です。と言うわけで
箱根美術館で見つけた、石ネタをちょっと連続でお伝えします。
まずは、タイトル通り"巨石"ものです。

ベランダなどで愉しめるように坪庭などを設計したり作ったりしてると…
小さい世界に慣れちゃって、気持ちも小さくなりがち?(笑)
だから巨石に出会うと、その圧倒的な力強さにグッと惹かれちゃいます。
もちろんご家庭では無理ですよねぇ。(笑)
でも、旅先で観られるとなかなかイイ感じです。
最初の写真の石でも70t以上あります。池の畔にシンボルのように鎮座。
初めからあった石ではなく、景色を作るためにここに設えたそうです。
戦後間もなく、機械などない時代に人力だけで、センチ単位で正確に置いたそうです。
当時の職人の力業に驚くばかりです。
石を中心にのしかかるように…または、しなだれかかるように
木が生え一幅の日本画のようです。
観る者を無口にさせますねぇ。

久しぶりに見た巨石は、ほんとに素晴らしかったです。

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2007年09月21日

門扉脇に石の鉢

今日は、夏が戻ったかのような気候でへこたれそうですが…
秋はフィールドワークに良い季節です。
ぶらぶらと歩いているだけで、面白いものが見つかりますね。

とあるマンションの入り口なんですが石の塀と門柱があって
その向こうは車寄せになっています。
門扉の側には、対照的にコニファーが設えられています。
なかなか大きいマンションなので、地植えでも良さそうですが
木が大きくなりすぎないようにか?鉢植えになっています。
これが、なかなか格好いいんです。

蕎麦鉢のような形状で、ダイヤモンドブラックを思わせるような
きれいで、ちょっとキラのある黒です。
鉢受けは、厚めの矩形の石でドッシリと鉢と木を支えています。
木が大きくならなくても、鉢周りがこのようにキレイに作られていると
入り口を飾るのに見劣りしませんねぇ。

これは、ご家庭でもできそうなアイディアです。
ちょっとオシャレな玄関先になりそうでしょう?

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2007年09月20日

街で見つけた石のベンチ

シニアのためか、ハンディキャッパーのためか?
街には、あちこちにベンチが置いてありますね。
屋外、屋内とも木もしくは石が多くてプラスティックなどは少ないです。
やはり、自然との調和が求められているのでしょうか?

石のベンチは、メンテナンスが楽と言うこともあるでしょうが…
木のベンチに比べ、アートぽいものが多い気がします。
イナダ本社のある高田馬場、目白界隈をちょっと歩いただけでも
写真のように、いろいろな石のベンチがありました。
ベンチの機能を保ちつつ、なんとか造形美も持たせようとの
努力の跡が、うかがえますね。

個人宅の庭に置くなら、もっと曲線を多用した
ヘンリー・ムーアの彫刻のようなベンチにしてもイイですね。
ベランダに、小さな石のベンチがあるのも面白いです。
凍てついた冬に、石のベンチはちょっと辛いから
その間は、植物の置き台にしても良いかもしれませんね。

石で作るベンチ。なかなかイイですよ。

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2007年09月19日

"庭の湯"は、石の湯でもあった…

練馬区、豊島園にある"庭の湯"に行って来ました。
前から、ここには石がいっぱいある!と聞いていたので
ちょっと、楽しみでした。

お出迎えは、身の丈ほどのアメジスト。オープニングから"石"でした。
露天風呂は、もちろん大きな石で組まれ
その向こうには、灯籠や自然石が配置され"庭の湯"と呼ばれる訳が分かります。
大きな石に身を寄せて入る温泉は格別ですねぇ。

半露天の内風呂には、虎目石が引き詰められていたりして
ヒーリング効果を上げています。
サウナには、大きなトルマリンが配されたりして、パワー系の石づくし。
あちこちに水晶もあり、石好きにはたまりませんね。

温泉なので撮、影が出来なくて残念ですが…
"庭の湯"ならぬ"石の湯"って感じでした。

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2007年09月18日

キャンドルスタンドがカスタムメイド!

グラナイトグレーのキャンドルスタンドが、お客様の要望で生まれ変わりました。
本来は、グラナイトグレー製で、水磨きのマット仕上げの品ですが…
石にこだわりのあるお客様が"黒"をご希望でしたので、カスタムメイド。

いろいろとお話をすすめるうちに、材料は黒の一級品
スウェーデン製の通称"ダイヤモンドブラック"と呼ばれる石に決定!
磨き方も、黒の良さを引き出すためにピカピカに磨くことになりました。
ダイヤモンドブラックと呼ばれるように、
漆黒の石の中に深いきらめきが潜んでいて
なかなかに存在感のある仕上がりです。

お客様は、水盤の中に螺旋状に並べてみたいと言っていました。
なかなか良いアイディアですねぇ。
キャンドルの揺らめきが、水にも映り、いっそう幻想的かもしれませんね。

お客様と一緒に作る経験は愉しかったです!
みなさんも、ご要望があればどんどん言ってくださいねぇ。

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2007年09月14日

街で見つけた、石の庭

通勤途中に道路工事などで、迂回路をに行かせれる事ってありませんか?
なんだかなぁ?と思っても、こういう日にこそ出会いがあります。

先日ですが、いつもは通らない道を行き
角を曲がったとたん、石庭が目に飛び込んできて、ちょっとビックリしました。
こんな道路脇に石庭あったっけ?久しぶりに通ったもので…記憶にない。

よく見ると改装中で、伺うと書家の方のお家だったのを会館にして
一般に開放してるようです。
それに伴って、塀をはずし石庭が見られるようにしたらしいです。
道路の脇に突然、日本庭園があるなんて通行人の目を楽しませますよねぇ。

つくばいもあり、灯籠が2基。玉砂利と苔。
砂利の間からはトクサが顔を出し、石庭のセオリー通りです。いいなぁ。

ちょうど、大きさはマンションのベランダサイズでしょうか?
リビングの外に、こんな感じで和の世界が広がっていたら…
想像しただけで、気持ちが和みますねぇ。イイ感じです。

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2007年09月13日

棚のポッチは、なんでしょう?

今日は、ご購入者からの投稿です。
以前に"傘立て"をお求めいただいて、靴べらスタンドもどうか?
と、考えていただいた、「江古田のスワキチ」さんです。
結局、玄関先に石のブロックがたくさんあるのも…
と言うことで、靴べらスタンドはご購入にならなかったんですが
6月21日の記事に反応していただきました。

そうです!玉石を止めてフックにするアイディアです。
靴の棚がデコラでツルツルしてるせいか?
石用の接着剤が効かないなどのアクシデントがありながらも
何とか上手くいったようですね。

白い家具に白い石でトータルコーデも、目にやさしくってイイ感じですね。
ご報告、ありがとうございました。

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