2007年07月

2007年07月31日

カタログで、イメージがふくらむ

先日、お取引先の建材メーカーからカタログが送られてきました。
お茶を飲みながら、ペラペラとページをめくっていると…
家を建てたり、リニューアルするときのフロアー材や
塀や花壇などを作る際の材料が、満載されていました。和も洋もたくさん!
海外の珍しい色合いの石は目にも愉しく、デザイン石を作る
いろんなアイディアが浮かんできました。いやぁ、面白いですねぇ。

建材を建材として使わず、別のモノに転用すると
思わぬ効果を発見することがあるんじゃないでしょうか?
和も、イタリアンも、ギリシャ調も…なんてイメージが広がります。
じっくり眺めて、あれこれ考えて、面白いモノを作ってみたいと思いますね。

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2007年07月30日

夏だからブルーのライト

以前に作った、懐中電灯を入れて使う"石の灯り"を花壇に設置してみました。
まるで、灯台みたいに花壇の角に埋め込んだんです。
花壇が大谷石なので、コントラストを考えてグラナイトの黒製。

どうですか?なかなかイイ感じに、しっくりと収まりまった気が…
昼間見ても、花壇のアクセントになってるみたい。
花壇の水やりをしても、以外にスリットから水が中に入らないみたいです。

夜になるのを待って、LEDライトを放り込んでみました。
屋外で、間接照明的に見ると、強力な光に見えず仄かにブルーの光。
まぁ、夏の間は涼しげでブルーの光がイイですよね。(写真だと分かり難いですが…)
なんか、蛍のようで和みます。
ライトアップというのではなく、ぼんやり灯るところがなかなかです。

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2007年07月27日

ビックリ!大胆な石使い

資料として、比較的よく見ている雑誌に「indoor green style」があります。
その名の通りに室内で植物を楽しむ方法が
たくさん載っていて、とても愉しい雑誌です。

バックナンバーのvol.2を見ていたら目が点。
なんとアグレッシブな石の使い方でしょうか?
床の間が全面的に石庭になっていました。ビックリです。
本来なら畳が敷かれる部分には大小の石で枯山水が設えられています。
砂利も敷かれ、大きな景色が観賞できます。
奥には段違いの棚があり、苔玉が掛け軸代わりに置かれています。
すばらしいなぁ。こんなのを訪問客が見たらビックリしますよね。

他にも、すがれた大谷石か溶岩が積み上げられ野草がアレンジされたりもしてます。
人間の探求心というか。好奇心というか、創造性というか?
感心してしまいました。石屋は、もっとアグレッシブになっていいんですね。
大胆こそ、デザイン力ですね。な〜んて、力を貰いました。

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2007年07月26日

ストーンメッセージと言うメディア

毎日、石を使って生活が愉しくならないかなぁ?
なんて考えながらブログを書いてるんですが…
どうしても、その日その日によって波があります。(汗)

おぉ、すばらしい事思いついちゃった!って日もあれば
やっとこさっとこ更新の日もあります。毎日修行の日々です。(笑)
さて、今日のお題はいかがでしょうか?

いくつになっても誕生会とか催されると嬉しいものですが…
そんな時、気の利いたカードなんかあったら愉しいだろうなぁ
と言うことから思いついたのが、今日のお題"ストーンメッセージ"です。

ずいぶん前に"合格石"というのも考えて…
固い石(堅い意志)ということで「合格」祈願用にどうかと思ったんですが
小さな自然石に文字を彫り込むのが難しくて断念しました。
今度のはもう少し柔らかメッセージで「fight」とか「love」なんて文字を
サンドブラストで彫り込んでみようかと思ってます。
薄く彫るだけですが、サンドブラストなら書体も選べるし
なかなかイイかなぁと思ってます。

小さな石に託した大きなメッセージを手渡しできたらイイですよね。
どうでしょう?

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2007年07月25日

ちょっと、アートしちゃいました

今更ですが、石が部屋の中にあるのは良いなぁと思います。
石製のモノがあるというだけでなく、部屋の一部が石になっている。
そういうのが、いいなぁと思います。
壁の一部を石にしてみる。柱の一部に石を貼ってみる。
それだけで、ずいぶん部屋が変わります。とってもイイ感じになります。
大理石や大谷石を貼るだけで、グッとモダンにもなるんです。

で、今日思いついたのは…
そんな石貼りにするときに、「割肌仕上げ」にして
なおかつ溝を切っちゃうというアイディアです。どうでしょう?
ちょっと、荒々しくって良くないですか?

私が苔好きというのもあって、この溝に苔を植え付けたら
なお面白いんじゃないかと…全部埋めずに所々剥がした方がいいかも?
ちょっとグリーンが入ってアートぽくなったような…

こんな、塀があっても面白いと思いますし
玄関脇やリビングの一部が、こんな風に外っぽいのもイイですよね。
土壁と組み合わせてもグッド!一般住居のリビングとして考えたんですが
もちろん、お飲食店やショップでもイイですね。

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2007年07月24日

インドの香たて

今日は、久々の投稿ネタです。

ご覧のように、ハート型のオニキスの入れ物です。
側面には、細かい編み目が切ってあります。実は、これ"香たて"だそうです。
ブログに載せる都合上(縦位置スペースなんで)蓋が切れていますが
ここにはピンクとグレーで花が描かれています。
でも、ご本人も言ってますが、「ちょっと、どうかと思います」な感じ。(笑)

注目していただきたいのは、やっり編み目状にカットされた窓ですね。
おそらく、この細かさは手仕事かもしれません。
オドロキの価格は500円だそうで…これはお買い得!

ジュエリーケースとして使ったり、ポプリを入れてもイイですね。

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2007年07月23日

クラブも立つんですね

今日は、内輪ネタです。

事務所でコンペ前に、ゴルフクラブのメンテをしてる時
クラブを置くところを探してて、たまたま側に傘立てがあったので、
入れてみたらピッタリ!だったそうです。(笑)
確かに5本。しっかり入ってますね。

これからはスイングの練習時も、この傘立てにアイアンを刺すんだ!と
発見したスタッフは息巻いてました。(笑)

そうか、でも傘立ての重さは、
ゴルフクラブのシャフトくらい長くても大丈夫なんですね。(しかも5本!)
これなら、ちょっとやそっとの風には負けないですね。

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2007年07月20日

古くなった家具を甦らせましょう!

今日は、ログ解析ネタ第2弾です。
"石のテーブル"というワードも、頻繁にヒットしています。
たぶんこれから季節、屋外ご飯を狙っている人が居るんでしょうねぇ。
かくいう私もそうですが…外で風に吹かれて食べるご飯は格別ですよ。
ただ、屋外モノの石のテーブルはカスタムで作ると
結構お高くなりますし、重いので扱いが大変です。1階の庭に置くなら大丈夫ですが。

いやいや、室内用テーブルに石を考えている方も居ますね。
カスタムでテーブルを作るお手伝いもしますが…

簡単に出来るアイディアとして、
家具の再生に石を役立てるのはいかがでしょうか?
愛着はあるけど古くなったユニット家具や、
表面が傷ついてしまったガラステーブルが、どこのお宅にもありそうですよね。
これの表面に、薄くカットした石を置くだけで
グッとカッコイイ家具に生まれ変わりますよ。

いままで、白い家具だったりガラステーブルだったところに
重たい色の石じゃ、ちょっと違和感を感じると思いますので
写真のように、模様のある白っぽい石を置くのがイイでしょうね。

楕円のテーブルだったりしても大丈夫です。
寸法やカタチを伝えてくれれば、ピッタリにカットいたします。
ちょっと手を加えるだけで、古い家具が見違えるように甦りますよ。W

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2007年07月19日

"ビシャン仕上げ"についてのお話し

今日は、いつもと違って加工技術のお話しをしたいと思います。
と言うのも、このブログでも、どんなキーワード検索で来てくれたのか?
というログ解析はしていますが、ここのところ"ビシャン仕上げ"というワードで
ヒットしてることが多いんですねぇ。
皆さん、加工技術にも興味あるのかなぁ?と思って
ザッとですがご紹介しようかと思いました。

一口に言えば、滑らかに磨き上げるのとは真逆で
コツコツと専用のノミで石にデコボコを作るんです。
このノミのことを"ビシャン"と言うので、ビシャン仕上げと呼ばれてます。
ノミと言っても、叩きつける表面が特殊鋼質合金でピラミッド状の金槌みたいですね。
石工職人が、これで丹念に叩いて仕上げますが、ちょっとした槌さばきで
石は表情を変えていきます。細かさも小目、中目と自在です。

いまは機械化され、ビシャン仕上げを更に叩き上げる"小タタキ"と呼ばれる
仕様まで自動的に出来てしまいます。
だから、元に戻すように職人さんが"ビシャンをかけ直す"わけです。
仕上がったモノを、ちょっと元に戻す感じです。
これはこれで、なかなか趣があるのですが…
すべて最初から手作業されたビシャンは、格別の風合いがあります。
庭石や灯籠なんかに施しますが、手間がかかり高いモノになっちゃいますねぇ。

"デザイン石"では、このビシャン仕上げの小物がありますが
これからも、この石の風合い活かした仕上げでいろいろなモノを作りますね。

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2007年07月18日

石のボックスが、あったなら

もうすぐ梅雨明け宣言が出るのでしょうか?
夏になる前に、ちょっと模様替えなんかも考えてるんですが…
インテリアは、こだわると際限がないですねぇ。

何か、部屋をまとめる部材があればいいのに…と考えて
ふと"石のボックス"を思いつきました。
四角形で周りの枠だけ。底のないカタチを積み上げるんです。
もちろん一直線でもカッコイイえすね。石だから薄くてもしっかりしてるし
ユニット家具と違い歪むこともありませんね。
ちょっと高級感もあるし、オシャレでしょう?

酒升のように置いて、中に玉砂利を入れても面白いです。
そうか、底付きのも作って、観葉植物を活け込んでもイイですね。
大きさも色々あると、キッチンなのででも重宝しそうです。
石のボックス、けっこう役立ちかも?

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