2007年04月

2007年04月13日

重いけれども、しっかり支えるインペリアルレッド

今日はデジカメが調子悪くなり、撮影が出なかったので
こんな時間に更新になってしまいました。(汗)
帰宅後、サブカメラで慌てて撮影しました〜。

靴べらスタンドの最後を飾るのは、ニュー・インペリアル・レッド。
固くて重い石なので、長尺モノの靴べらなどもOK!
なんと、ステッキなども支えられます。
色は、ご覧のように落ち着いた赤茶色で、
洋風の玄関などに、ちょっと豪華な感じでおさまります。

これで、"靴べらスタンド"3兄弟揃い踏みです。
それぞれに個性的でしょう?色や風合いも豊かで
どれにしようか、迷いそうでしょう?(笑)
重さで言えば、大谷石とインペリアル・レッドでは
4〜5倍の違いがありますね。
靴べらスタンド。男性しか使わないかと思いますが…
玄関にひとつあると、なかなか使い勝手がイイです。

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2007年04月12日

"大谷石"のスタンドも、なかなイイです。

今日は大谷石製の靴べらスタンドをご紹介します。
大谷石は、さび石よりちょっとグリーンぽくて、味噌と呼ばれる
茶色の斑がアクセントで風合いがなかなかイイですね。

大谷石製の一番の特徴は、まず軽いことですね。
女性でも楽々動かせます。
もちろん、軽いからと言って靴べらが倒れることはありません。
大谷石の独特の風合いは、和風の玄関でも洋風でも似合いますよ。
大きさは、さび石のモノと同じです。

玄関で、ひっそりと使われる機会を待ってるスタンドですが
お客様の視線を集めること請け合いです!

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2007年04月11日

"さび石"の靴べらスタンドが出来上がりました

工場に試作をお願いしてた"靴べらスタンド"が出来上がってきました。
大きさは、10cm×10cmで高さは12cmほど。
材は、お馴染みの"さび石"です。例によってビシャン仕上げです。
さび石は、この仕上げ方にすると、とっても良い風合。
くすんだオフホワイト色で、目にも優しいですね。
玄関に置いて邪魔にならないサイズですが、しっかり主張があります。

会社にあったプラスティックの靴べらを、取りあえず入れてみました。
もっと、ちゃんとした靴べらを入れてあげたくなるような気分。

さび石、ビシャン仕上げの靴べらスタンド。
なかなか、いい出来ですよ〜。

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2007年04月10日

木の街、"東京ミッドタウン"で石のモニュメント発見

3月30日に、六本木にまた新しい街が出来ましたね。
毎日、すっごい人ですが、ちょっと覗きに行って来ました。

六本木ヒルズが、曲線を活かし石を多用した"石の街"なのに比べ
直線を使った設計が多く、木部も多いので"木の街"という感じでしょうか?
ヒルズは多面なゾーンを持ち、一見コンセプトが、ばらけて見えるのに対して
色彩も材料も一緒で、統一感が行き渡っていますね。
どちらが好きか、好みは分かれるでしょうが…
石屋としては、やっぱり石モノを探しちゃいますね。

そして見つけたのが、スーパーマーケット側の地下モールに鎮座した
白大理石の彫刻。大きさは天地で184cm。幅は250cm〜300cmほどあります。
真ん中に大きく穴があいて、全体的に柔らかい印象。
天井から地上の光が注いでいました。
もうひとつが、地上のプラザ前の黒いモニュメント。
大きさは天地で290cm。幅は400cm〜120cmほど。
地下のモニュメントと呼応するように設置されているそうです。

やっぱり、モニュメントのように象徴するモノには
石が使われていて、石屋としては、ちょっと安心しました。(笑)

注)写真は東京ミッドタウンのHPから拝借しました。
  と言うのも、凄い人だかりでいろんな方のお顔が写っちゃうので
  個人情報保護の上からも載せられないなぁと思い。公式サイトから転載しました。

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2007年04月09日

エッジ・テーブルのすすめ

今日も良い天気ですね。窓を開けて春風を取り入れたくなる陽気です。
季節も良いし、いまは入学・就職シーズンです。
お家に、人をお招きする機会も増えるのではないでしょうか?

そんな時、リビングのテーブルにあると便利なのがエッジ・テーブルです。
テーブルの端にちょっとした棚風の小テーブルを用意すると
見た目にも良いし使い勝手が良いんです。
最初の例は、ソファーテーブルにアレンジしてみました。
キューブの石を置いて、ほんの3cmほど板石を浮かせただけで
テーブルが豊かに変身します。今日は多肉植物を置いてみましたが
フラワーブーケや小花の鉢なんかを置いても良いですね。
ティーセットを用意した時に、高低差のある小テーブルに花があると
立体感が生まれてイイ感じになります。盆栽なんかもとっても良いです。

2番目の食卓テーブルの場合は、ワインスタンドにしたり
調味料を置いても良いですね。エッジばかりでなくセンターに置いて
花をアレンジしても、とってもゴージャスです。

小テーブルの板に使っている石は、実は舗装用の石です。
でも、ちょっと綺羅も入って淡いグリーンがキレイなんです。
石のエッジテーブル。便利ですよぉ〜。ぜひ、お試しください。

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2007年04月06日

世界最大の透かし彫りもありました

インド石話も今日で最期です。
最期にご紹介するのも凄い。なんと世界最大級の浮き彫り。
"アルジュナの苦行"という名称で、幅30m、高さ13mもあるモノです。

大昔、雨が長く降らない時季があり、それを見かねた戦士アルジュナが
両手と片足を神に差し出し、苦行を続けたところ
天界から地上にガンジス川が出現し、大地を潤したという神話が
壁面に彫られています。
でも、こんな神話の中心人物のアルジュナが彫刻全体のなかでは
思いのほか小さいのが慎み深い感じがしました。

とにかくインドには世界最古とか、世界最大とかの
冠が付く石の遺跡がたくさんありました。
浮き彫りあり、くり抜きあり、建造あり
多彩な石への技術、学ぶべきところもたくさんありました。
さて、学んだことを現代の意匠に活かして
楽しい"石のある生活"を創造していこうと決意も新たに…なんちゃって。
ともあれ、インド。とっても良かったです。

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2007年04月05日

寺院の一刀彫?

今日ご紹介のインド石遺産は、"パーンチャ・ラタ"です。
これは、なんとひとつの大きな花崗岩の塊を削って作られた岩彫寺院です。
凄いですねぇ!7世紀に作られたそうですが、他にも4つあり
全部で5つあるそうです。それぞれに"マハーバーラタ"という
インドの叙事詩に出てくる5人の人物の名前が付いているそうです。

19世紀になって発掘されるまでは砂の中に埋まっていたとか。
なんという壮大な歴史建造物なんでしょうか?
横から見るとなにやら築地本願寺の趣がありますね。
この寺院の様式が、その後のドラヴィダ建築様式の基になったとも言われています。
なるほどね。似てるわけですね。

寺院の周りには、やはり動物たちの大きな彫刻がありました。
ライオン、牛、そして象などです。

しかし、昔の石工の人達は凄いですねぇ。
これらの寺院のミニチュアを彫ったら面白いし、技術の研鑽になるかなぁ?
なんて夢想しちゃいました。

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2007年04月04日

世界遺産の石造寺院

昨日に続き、インドの石話です。

マハーバリプラムという街には、あちこちに中世の石彫寺院が残り
貿易の拠点として栄えた港町の面影を今に残しています。
そして、その当時の石彫り技術は、多くの石工に今でも受け継がれているようです。
ちょっと見習わないといけないなぁと思っちゃいました。

そして今日、ご紹介の石遺産は、"海岸寺院"。
7世紀後半から8世紀初頭にかけて作られた、南インド最古の石造寺院です。
かつてはこのような寺院が7つもあったそうですが
現存するのは、いまやこれだけ。1985年にユネスコ世界遺産に指定されたそうです。
長年の風雨にさらされてきたため、傷みもありますが
往時の技術を今に伝えています。そんなに大きいモノではありませんが
当時の人力を考えると凄いモノですねぇ。
寺院の周りには、動物の彫刻も散見されます。
この辺りは、イナダも大物の彫刻を得意としますので
なかなか興味深くじっくりと眺めました。

海岸寺院と言う名前の通り、近くには海が控え
遺産保護のために設えた、防風林の緑が目に映え、
とても7世紀のものとは思えませんでした。

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2007年04月03日

インドで悠久の石に会う

昨日、38億年前の地球に思いを馳せたせいでしょうか?
世界の石資産に考えが及び…
2月にイナダで行った"インド研修旅行"を思い出しました。
今週は、インドで見た"石"についてご紹介してみたいと思います。

写真をご覧ください。なんと、怪異な石でしょうか?
これは、インドのマハーバリプラムと言う街にある"バターボール"という石です。
マハーバリプラムは、チェンナイからベンガル湾に沿って
南に約60キロ下った所にある小さな町。7世紀にパッラバ王国の港町として
開かれた古い街です。この街の西部にこのバターボールはあります。
通称"クリシュナのバターボール"と呼ばれています。
ヒンドゥー教の神様が好きだった事に由来してるようです。
バターの好きな神様って、いったい?(笑)

故事はさておき、転がりそうで転がらない巨岩は、坂道の途中で
キッチリ停まっている。何とも不思議な光景。
千年以上もこのまま停まっているそうです。
バッラバ朝時代に像に引かせて動かそうしたらしいのですが
全然動かず、いまでもこのように心棒でも飲み込んだように鎮座してるんですって。

石はともすると信仰の対象になりますが…
こういう不思議な石を目の前にすると、さもありなんと思えてきます。
インドは、石遺産が沢山ありそうです。

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2007年04月02日

38億年のロマン

今日は、昨日の暖かさと一転して花冷えですね。
お陰で、お花見期間が延びそうという話で、これはこれでイイかもしれません。
そん話題を朝日新聞で見ていたら、面白い記事にぶつかりました。

地球表面は、動き回る10数枚のプレートでできているそうです。
で、これが地球表面を覆っている岩盤なんですね。
なかでも中央海嶺と呼ばれる海底を境に2枚の岩盤が互いに離れ
その隙間にマグマが噴出して地核が新たに生み出されている。との話。
う〜なんか、壮大ですねぇ。

石を扱う人間としては、地球規模の石生成話には興味があります。
今回の発見は、この岩盤移動(プレートテクトニクス)は
地球誕生後20億年経ってからではないかと言われていたのが
東京工大の調査で、地球ができた46億年前から、
比較的間もない38億年からはじまっていた証拠を見つけたというモノです。
一挙に18億年も歴史が戻った訳です。

そうすると、ひょいと手にした石が、実は地球38億年前のもかもしれない?
そう言うこともあるわけです。う〜ん、イイなぁ。
ながーい歴史から見たら8億年なんてどうってことない。(笑)
石は地球と同い年なんて考えたら、なんだか愛おしいです。

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