2006年11月

2006年11月30日

嫁いだ"自然石ライト"は?

red-zzrさん、"自然石ライト"お買いあげありがとうございました。
制作者としては、なんだか嫁に出した気分です。
(自然石ライトは女性か?)
このライトは、世界に1個。同じカタチは無いんで
どうぞ可愛がってやってください。

red-zzrさんは、暗くなるのを待ってミニLED懐中電灯を入れてみたそうです。
(下の写真が、その時の様子。)
「白い光がほんわりと灯ってよい感じです。可愛い。とても素敵です。」と
感想メールも戴きました。ありがとうございます。
クリスマスが近づくと、この廻りにクリスマスアイテムが
デコレーションされるんでしょうか?なんかキレイそうですね。
その時は、また写真を送ってくださいね。

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2006年11月29日

実は、こうやって作ってるんです。

今日は、工場のスタッフをご紹介しますね。
いつも私の無理な試作依頼を、ニコニコとこなしてくれるK君です。

艶姿はボルドー石を使って、"自然石ライト"を作っているところです。
まずカタチと大きさでライトに向く石を選別します。
(ここからK君の手腕は発揮されます)
底になる部分をダイヤモンドカッターで切り落とし
ボウリング用の機械にセットします。ダイヤモンドカッターとはいえ圧をかけるので
TOPのカタチが尖り気味なモノは、欠けるおそれがあるので神経を使います。

保護用に木のクッションをいれ、石が動かないように
廻りに木のクサビを打って、いよいよボーリング。
作業時は、かなりの熱を持つので、常に水をかけながら削ります。
ボルドーの色が、水に溶けながら流れてきます。
えっ、このまま水を排水溝に流しちゃうの?と
思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
イナダは、環境に配慮した工場になっていますからね。(自慢?)

ボウリングは、穴をまるごと掘ってゆくのではなく
円周上に切り取るので、最期にコンコンと叩き芯を抜き取ります。
抜き取った芯もなかなか良いんですよ。
いつか、これも再利用する方法を考えなくっちゃね。

業師のK君にとっては、どうってことない作業なんでしょうが、センスは問われますからね。
これからもガンバっていろんなモノを
彼と作っていきますので、ご期待くださいね。

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2006年11月28日

スタイリッシュな、石の灯りができました。 (その4)

先日は、ワンスリットの石の灯りケースをご紹介しましたが
今日は、ドットホールのケースのご紹介です。
大きさは、スリットタイプと同じです。
光の出てくる部分が、スリットかドットかが違います。
ちょっと、灯りのアクセントも違うので
お部屋の様子に会わせて、どうぞ。

材質は、どちらも「さび石」で、
かたや「ビシャン」仕上げで、かたや「鏡面」磨きです。
同じ石でも表情が大分違って見えますね。

今回は、観葉植物の前に置いてみましたので
バックライトが植物を優しく照らしています。
秋の一夜に部屋の電気を消してフットライトだけにしてみると
なにやら心休まる時間が現れてきますよ。
お試しくださいませ。

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2006年11月27日

合格石ってなんだ?

初冬の雨は寒さが身に染みますねぇ。
でも、その分濡れて鮮やかさが増した紅葉は目に染みます。
通勤時の一服の清涼剤ですね。(黄色系の紅葉がほんとキレイでした)

そんな今日…朝日新聞で面白い記事を発見!
とある神社で石に「ご」って書いて境内に置くらしいんです。
なんかユニークですね。なんでも「固い意志」を「硬い石」にひっけかてるみたい。
「絶対合格するぞ!」と"固い意志"って訳ですね。
受験生の皆さん、ガンバってくださいね!

そんな記事を見た後、ひょっこり思いついたのが…
先日ご紹介したキレイな"大理石の砂利"。
こいつに「合」の字を刻んだら面白いんじゃないかなぁ?
掲載の写真はイメージなんでこんな風に盛り上げることは
お金がかかってしょうがないんですが…彫る事はできるんじゃないかなぁ?
(工場に聞いてみますね)

ついでに「会」も作って「絶対いい人に出会える!」なんちゃって。
合格お守りや縁結びお守り…
そんな、お守りシリーズの開発も面白いなぁと思った朝でした。

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2006年11月24日

スタイリッシュな、石の灯りができました。 (その3)

今日は、ディテールをご紹介します。
大きさは高さ約30cmほど、5cm角の石柱がライトケースです。
台座は、それよりちょっと大きいサイズ。

ケースの表面は、「ビシャン」と呼ばれる仕上げで凸凹しています。
もちろん、角はキチッと磨き仕上げになっています。
台座は、一転して磨き仕上げです。
でも、ケースと風合いを合わせて鏡面にまでは磨いていません。
この磨きの止めどころが芸なんですねぇ。(笑)
そして、この仕上げ方は、和室、洋室、和家具、洋家具など
場所を選ばずに置けますので、使用範囲も広がって、なかなかイイ感じです。

台座には、ソケット部分がはめ込めるように穴が掘り込んであります。
お納めするときは、ご希望によってソケットを設置して
ライト付きで納入することもできます。
この部分にキャンドルを置くこともできますので、
ライトの組み込みが不要な方もいるのでは?と思い、
ご希望によって、ライト付き、ライト無しを選べるようにしようと思います。

炎の揺らぎがお好きな方は、キャンドルでお楽しみくださいね。

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2006年11月22日

スタイリッシュな、石の灯りができました。 (その2)

昨日、お伝えしましたように今日は点灯シーンです。
最初の写真がキセノンボーライトが点灯してるところ。
クリスマスツリーのライトのようで、なかなかイイでしょう?

これに石のケースをかぶせると、グッとムーディになります。
ワン・スリットで打ち抜いてあるので、ライトの光が前後に輝き、なかなかイイ感じ。
特に背面に光の帯ができ、ちょっとアクセントがあります。
壁でもイイですが、観葉植物が後ろにあると
光と影に変化ができて、とてもいいです。
上からの写真でご覧戴くと、光さす感じがわかっていただけると思います。

寝室などプライベート空間では、TOPから光が降り注ぐより
足下に灯りがあった方がリラックスできるそうです。
そんな足下ライトにいかがでしょうか。

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2006年11月21日

スタイリッシュな、石の灯りができました。

先日、「キセノンボーライト」を使った灯りを思いついて
工場に設計図を送ったところ、業師K君が速攻で試作品を作ってくれました。
こいつが、参っちゃうくらいイイんです。(笑)

いつも自画自賛してますが…でも、ほんとにイイ感じ。
素材は「さび石」。「ビシャン」仕上げで表面は粗々しくって
時代を経た石のようで、なんとも言えない落ち着きを醸しています。
意外に軽くって、女性でもなんなく設置できます。

チェストや玄関モニュメントにいかがでしょうか?
明日は点灯シーンをお伝えしますね。

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2006年11月20日

試作アップ!自然石ライトの別バージョン。

トルコ産の石を使った、"自然石ライト"の別バージョンが出来上がりました。
なんか、ひょうきんな表情で和む感じでしょう?
私は勝手に「ロボットバージョン」と呼んでるんです。
ちなみに、スリットタイプは「鉄仮面バージョン」と呼んでます。
なんか、そんな感じでしょう?

この「ロボットバージョン」鉄腕アトムに出てきそうなロボットに見えるし
罪のなさそうなエーリアンにも見えませんか?
いずれにしても、ほのぼの系ですよねぇ。

じっと見てると、なんか小人の住処にも見えてきて
丸窓から中を覗いたら小人が暮らしてそうに思っちゃいます。(笑)

いずれにしても…
温かいメルヘンを感じるライトになった気がします。いかがでしょうか?

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2006年11月17日

面白いランプを見つけたので…

新しい灯りを作るのに何かヒントはないかなぁ?と
東急ハンズをぶらついている時に、面白いランプを見つけました。
「キセノンボーランプ」。ボーは"棒"なんでしょうね。
豆球状のライトが縦に連なった、まさしく棒状のライトでした。
点灯してみるとキレイな事とあかりにインパクトがあるのでこれを求め
これに似合う灯りケースを作ってみることにしました。

余談ですが、このライトは面白い!パッケージに「なが〜いガラスチューブ型ランプ」とあり
長寿命(20,000時間・一日5.5時間点灯した場合約10年)。振動に強い。調光可能。
高輝度、白光色。とあります。買ったのは215mmタイプですが
もっと、なが〜いのもありました。

この連なったライトの美しさを活かすには
灯りの出る窓の形状をスタイリッシュにするに限るなぁと
何種類かデザインしたモノが下の図です。
工場に送ったら、とりあえず全部作ってみるという話なのでお願いしました。
台座には、ランプ受けの器具が入るようにしてみます。

さて、試作上がりをお楽しみに!

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2006年11月16日

キャンドル・タワーなんてどうかなぁ?

これからの季節は、クリスマスやお正月など、会食の機会が増えますよねぇ。
そこで、なにかちょっとしたアイディア品(あまり高くならないモノ)を
作ってみようかなぁ?なんて考えていた時に閃きました。

グラナイトの筒の上面に、アロマキャンドルがスポッと入るように
穴加工したら面白いかも?と言うわけです。
高さ違いで、いろいろなサイズがあれば、食卓を飾るのにイイかもしれません。
螺旋状に高さの違うタワーをクルクルと設置したら
これはちょっと豪華かも?

そんなわけで、設計図を作ってみました。
感じが分かっていただけるでしょうか?
石の質を違えて並べてもイイし、並べ方もいろいろ考えられそうでしょう?
直線上に高さをいろいろ変えて並べたら、音階見たいで可愛いでしょうね。

細めの穴をちょっと深めに掘ったら
普通のキャンドルをさせるので良いかもしれませんね。

これなら、簡単に出来るので、廉価で販売できそうです。

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