2006年07月

2006年07月31日

こんな花器があったら面白い?

最近はマンションのエントランスの壁に植物を植え付けるとか
屋上を緑化するなど、グリーンを積極的に取り入れとところが増えてきました。
特に壁に植物を植え付けるのは、ツタが絡まっているのと違い
植物が横から生えているのでインパクトがあります。
ニチニチソウなどは、花をつけるので壁の色が変わったりして面白いですね。
実は、我が家の近くに最近できた低層のマンションがそうなんです。

散歩中にこのマンション前を通った時、
そういえば、以前に室内用でこう言うのを考えたなぁ?と思い
過去のファイルを引っ張り出しチェックしてみると…
下の写真で紹介してるイメージ画がありました。
ちょっとわかりにくいのですが、これはグラナイトの柱です。
1辺10cmあまりのグラナイトの柱に等間隔で穴をあけ
ここに植物を植え付けて花器にしようとしたモノ。
床から天井までの長さを、オーダーメイドでカットし
穴位置もオーダーできるようにと考えていました。

この花器を壁面に何本も立てるとインパクト抜群です。
ご家庭の壁面や玄関などに加工したらかなり格好いいかもしれません。
お店の一部にレイアウトしたらオシャレですね。

加工に時間も経費もかかるので、現在は設計イメージのみで止まっています。
これは、受注生産ですねぇ。

kabekaki01.jpg


inada_design at 00:28|この記事のURLComments(0)

2006年07月28日

プランツブックエンドでグリーンライフ

自然石をまっぷたつに切って、底を磨いたブックエンド。
重量感もあり、大型の写真集でもがっちりホールドします。
書斎やリビングで、ひときわ異彩を放つ重厚さも嬉しいですね。
石の底の部分は磨いてありますので、家具などを傷つける事もありません。

でも、このブックエンドの最大の特徴は、名前の通りに植物が生け込めるんです。
二つに分かれた片側には、直径7〜8cmの穴が掘ってありますので
ちょっとしたグリーンが簡単に植えられます。
ハイドロカルチャーを用いて、根が傷まないようにすれば
どんな植物でも生けられます。写真ではサボテンを生けていますが
何千種類とあると言われている多肉植物も手入れが簡単でイイかもしれませんね。
野草でも蘭などのゴージャス系でもマッチします。

また、本だけではなく絵やポスターなど
いろんなモノが挟めますので、使い方によって楽しみ方が広がります。
とかく無味乾燥になりがちなオフィスはもとより
ショップでは、ショーケースや壁際を彩ることができます。

bookend01.jpgbookend02.jpg

inada_design at 11:23|この記事のURLComments(0)

2006年07月27日

影彫りの肖像

昨日に引き続き"影彫り"のお話。
影彫りは、前にも書きましたが1点1点が手彫りでコツコツと制作されます。
と言うことは、皆さんがお書きの「書」や「絵」なども影彫りできると言うことです。
しかも、もともと1点モノの手作りなのでオリジナルでも
経費はそんなに変わらずに出来ます。まぁ、モノによる難易度はあると思いますが…
そこで、サンプルを作って「これで、いくらです。」と料金を出してみます。

サンプルは、フードボール制作のヒントをくれたワンちゃんです。
この写真が、影彫りになったらどうなるのでしょう?
出来上がりをお楽しみに。

こうなると"影彫り"世界は広がりそうですね。
結婚祝いに、おふたりのポートレートを彫る。
出産祝いに、赤ちゃんの手型、足形を原寸で彫る。
ご自身の記念に、入賞した「書」を石に刻む。等々。

頑張ってリーズナブルな値段設定にしますので
皆さんも、ご利用ください。
(ブログでは、伝えきれないんですが現物を見ると驚きますよ〜っ)

cuore05.jpg

inada_design at 10:16|この記事のURLComments(0)

2006年07月26日

石目のきれいな新しい影彫り

皆様に驚きを持ってご覧戴いた"影彫り"の技術。
前回は、職人さんの判断でバック全体に彫り跡を入れ
全体的にグレーシュな出来上がりでした。
(6月22-23日のブログをご覧ください)

折角、グラナイトというきれいな石を使うのだから
もう少し、石の素材感が出た方が良いんでは?と言うスタッフの声もあり
再発注していましたが、やっと試作が出来上がってきました。
バックが黒く締まりグッとイイ感じです。
グラナイト独特のキリッとした美しい石目もキレイに見えます。
いかがですか?
それにしても、何度同じ図柄を渡してもノミ1本で正確に
手彫りする技は素晴らしい!見飽きないですねぇ。
お皿として使用するには忍びない感じもしてきちゃいますねぇ。

でも、コースターくらいの大きさの丸皿になってもイイかもしれない!
なんて、思ってしまう。これからも検討を重ねて商品化をしようと思います。
ご期待くださいね。

newkagebori01.jpgnewkagebori02.jpg

inada_design at 08:59|この記事のURLComments(0)

2006年07月25日

アロマなストーン生活

今年の梅雨は変な感じですね。前半曇りが続き雨が降らないなぁ?と思ったら
後半は雨続きだったり…
こう湿気っぽいと部屋の匂いも気になりますね。
梅雨明けも8月になりそうだという話しだし
いましばらくは、こんなジメジメとも付き合わなくてはいけないかも?

そんな時は、ルームフレグランスなどをうまく使って、
お部屋の香りを変えて、気分転換するのはいかがでしょうか?
雨に似合う"菩提樹の香り"にしたり、スッキリとハーブ系の香りにしたり…
香りには、リラックス効果があって心が和むので良いですよねぇ。

カーテンにシュッと言うのもイイですが、"ストーントレイ"を使うとお洒落です。
大理石で格調も高く玄関などにも置けますし、大きさも手頃なので置き場所を選びません。
たとえばトイレや寝室。お風呂場に置いてアロマなバスタイムというのもイイです。
パソコンの脇に置いたりしたら仕事もはかどるかもしれませんよ。

もうすぐスカッと夏がやってくるでしょうが
残された束の間の梅雨も香りで切り抜けましょう。

aroma01.jpgaroma02.jpg

inada_design at 13:21|この記事のURLComments(0)

2006年07月24日

グラナイトプレート第2弾の試作が…

30cm大の野趣豊かな"グラナイトプレート"は、
そのインパクトの強さで、飲食店などから好評を戴いています。
自然の風合いそのままが、とってもイイ感じです。
お寿司やお刺身などをアレンジすると、ご家庭でのお持てなしが華やかになりますね。

この"グラナイトプレート"は、左隅に丸い磨き面があってアクセントになっています。
ここに、ディップ薬味なんかを置けるようにと考えたのですが…
最近、この磨き面が色々なカタチをしていると面白いかも?と思いつきました。
早速工場に試作を頼み、出来上がってきたのが下記の写真です。
前回の"グラナイトプレート"と石の材が変わり、グレーッシュで落ちついた色合い。
アートのように磨き面がコンポジットされているので
これだけでも、なかなか味わい深い仕上がり。なんですが〜
ちょっと、石の材が厚くってお皿としては重すぎる出来上がり。(汗)
(工場とのコミュニケーション不足でした…反省)
これが、お皿として完成していれば長楕円の部分に蕎麦やソーメンを置いて、
丸面に薬味や猪口を置くなんて使い方が出来ますね。
パスタなんかを持っても愉しい!引き続き試作にチャレンジします。

でも、折角あるので他の使い道はないかと考えてみました。
自然の風合いがいいので床の間にアレンジ。
縮緬の兎の置物があったので乗せてみました。
ハマナスの実を横たえてみたら、なんか風情が…こんな遊びもイイですよね。
最近は、床の間がない家の方がおおいですが、リビングでも楽しめます。
ホオズキなどを置いて季節感を醸し出して、お店の入り口を彩ることもできます。
こうやって考えると、お皿でなくても"アレンジプレート"としての
活用にも、色々幅があって面白いかもしれませんね。

※ホームページでご紹介のグラナイトプレートです。

ishizara01.jpgishizara02.jpgishizara03.jpg

inada_design at 09:59|この記事のURLComments(0)

2006年07月21日

ペットに優しい食器はいかが?(その3)

先日描いたスケッチをもとに、設計図を作りました。
この設計図では、ボールの直径を170mmにして小型犬用の想定。
でも、この大きさなら犬だけでなく、猫にも使えそうですね。
もちろん、「フェレット」でも「ウォンバット」でも大丈夫ですが…

重さは、試作してみないと、まだ分かりませんが…
でも、随所にこだわりポイントがあり、きっと食べ心地が良いと思います。(?)
飼い主の自慢にもなりそうな、逸品になりそうです。
ドライフードだけでなく半生タイプの使用にも耐えるように
水分が沁みこまず、清潔な感じが保てる石ということで、グラナイトが良いかなぁ。
色もグレーベースがシックで感じが良いかと思っています。

工場に設計図を送ったときの反応が、ちょっと楽しみですが
「えっ、大変だよ」なんて言いながらも
作ってくれそうな気がします。(笑)
試作があがってきたら、また報告いたしますね。

cuore04.jpg

inada_design at 13:00|この記事のURLComments(0)

2006年07月20日

ブックエンドに、何を挟もうか?

トルコ産の石"ミント"を、自然のカタチそのままにカットしたのが
ホームページでご紹介のブックエンドです。
自分で言うのもなんですが、いつまで見てても飽きない良い色なんです。

実は、ブックエンドとして考えたので、キレイな鏡面は隠れて普段は見えません。
これは、勿体ないなぁと思い、ガラスの花器の後ろに衝立にしてみました。
まるで、バックシンガーを控えさせてるようでいいでしょう。どうです?
ホームページ上では、四角いガラス花器を挟んでいますが
こういうレイアウトも、なかなか良いかなぁと思います。
ガラスの輝きと石の輝きが相まって美しい!

夏のこの時期、生花は痛みやすく楽しめないので
写真のように、ドライフラワーを投げ込んでみても良いですね。
夏らしい色の石"ミント"をお楽しみください。

mint01.jpgmint02.jpgmint03.jpg

inada_design at 10:42|この記事のURLComments(0)

2006年07月19日

ペットに優しい食器はいかが?(その2)

梅雨も最期のあがきでしょうか?結構、強い雨が降っています。
でも、ガーッと降って、カラッとあがって梅雨明け宣言!と言うのが
気持ち良くってイイですね。もうすぐ、きっと梅雨明けなんでしょう。
でも、この残りの梅雨の楽しみは「石が見ること」です。(私は)
前にも書きましたが、ただの石なのに濡れると妙にキレイだったりして
意外な発見があるんですよ。

さて、今日はフードボールの続きです。
愛犬家の友人がいう、製作上のポイントを以下に列記すると…

●食事中にボールが動かないと静かで良い。=これは重量感のある石製だから解決。
●やや角度をつけて、食べやすい構造にしたい。
●内側の食べ物が入る部分を二重構造にして、食べ物が飛び出しにくくしたい。
●底面はフラット。ただし切り込みを入れて持ち上げやすくしたい。
●ペットの名前が刻まれるようにしたい。

これらの意見をまとめたのが、以下のスケッチです。
どうですか?なかなかイイ感じになりそうですよねぇ。
工場に試作を作ってもらうために、これを設計図にしてみます。
(なにかご意見が有りましたらどうぞ。いまなら、反映できるかも?)

cuore03.jpg

inada_design at 10:42|この記事のURLComments(0)

2006年07月18日

伊達冠のオブジェ2

なかなか梅雨が明けずに、鬱陶しい日が続きますねぇ。
17日が海の日=ハッピーマンデーでしたので、世は3連休でした。
そんなわけで、久しぶりのブログの書き込みです。(汗)

そんな今日の話題は、"伊達冠のオブジェ2"です。
以前に伊達冠をL字型にカットして、オブジェを作りましたが…覚えていますか?
(6月27日のブログを見てくださいね。)
その第2弾として、ちょっと変わったオブジェを作ってみました。

今度の伊達冠は、ラグビーボールを縦に置いたような大きさです。
斜めにカットした一面は、伊達冠らしく上品な黒に磨き上がっています。
そして、そこから桑の枝が、まるで角のように生えて居るんです。
どうです?不思議な感じでしょう。
でも、なんか造形的でアートっぽいので、リビングやショップに飾ってもイイですね。
生け花の素材にしても面白いのではないでしょうか?

ファッション関連のショップでは、ネクタイやチーフなどのディスプレイに使えますし
アクセサリーの台としてお使いになってもイイですね。
飲食店ではテーブルセンターにアクセントとして置くのも面白いですし
これにPOPを飾ってもイイかも知れません。

思いつくままに使い道を書いてみましたが…
こういう、一見何に使っていいのか分からないカタチは、
逆に自由度が高く、使い道も色々ありそうですね。
もちろん、なにもせず飾って眺めているのも一興です。

datekan3-01.jpgdatekan3-02.jpgdatekan3-03.jpg

inada_design at 11:18|この記事のURLComments(0)