2006年06月

2006年06月30日

我が家の"石庭"計画

我が家の小さな庭を"石庭"にしようと計画しました。
それというのも、ちょっと手入れを怠ると、雑草がすぐにはびこってしまうんです。
小さな庭とはいえ、いちいちの草むしりも大変。
ちょっと目を離すとグンと背を伸ばす草々。
イタチゴッコに疲れて、エィとばかりに重い腰をあげたんです。
生え放題の草を抜き、木々の廻りは避けながら防草シートを敷きました。
黒いシートでポチポチと穴が空いてるんですが、これで雑草の芽が生えてこなくなります。
付属のピンを差し込んで固定したら、この上に"伊勢砂利"をドッと敷き詰めました。
ちょっと盛り上がるくらいたっぷり目に敷きました。

とりあえずこれだけでも、竜安寺の石庭風?(そんな訳ないか)
でも、伊勢砂利は細かいので掃け目がキレイに出るかもしれませんね。
今日の報告はここまでです。
これから、梅雨の晴れ間を見つけながらアレンジしていこうと思っています。

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2006年06月29日

1年も半分終わるのに…カレンダーのお話し。

早いもので、今年も半分終わっちゃいますねぇ。
そんな時にカレンダーのお話。まぁ、夏休みの計画を立てたりと…
今の時期は、なにかとカレンダーを見る機会も多いですよねぇ。(たぶん)

そんな、カレンダーをちょっとお洒落にするアイテムのご紹介。
morimoさんからの投稿は、マルチフォルダーを上手に使って
既存のカレンダーをお洒落にドレスアップしています。お見事!
このマルチフォルダーはトルコ産のRainbowを使ったモノで色味がキレイです。
砂岩で軽いので女性向きかも知れませんね。

もう一つは、同じくトルコ産のMintを使ったモノ。
MintはRainbowと違って固いので、磨くと名前の通りミント色に輝きます。
そこでコロンと丸いままの自然石を、まっぷたつにカットして断面を磨きました。
普段はくっつけておいて、断面を開くサプライズが楽しめます。
この断面の間に既存のカレンダーを挟み込むのも面白いです。
会社のデスク廻りでも、ご家庭のリビングでもOK。

既存のカレンダーを"デザイン石"を使ってリメイクしてみませんか?

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2006年06月28日

ハートウォームなパントレイはいかが?

今日は、"くり抜き"が可愛いプレートのご紹介。
現在、ハート、ムーン、スターがありますが、どれも可愛い!
実は、これウォータージェットでくり抜かれています。そう水の力なんです。
だから、とても滑らかで自然な曲線で切れています。
当然、くり抜かれたカタチも、キレイに取り出せるので利用価値大。

たとえば、"パントレイ"として使ってみると…
焼きたてのパンをハートがくり抜かれたプレートに置くと
水分が穴に抜けて、パンはカリッとしています。
切り出したハートを"バタートレイ"として使うのもイイでしょう?
並べて見ると結構可愛いですよねぇ。
ハートの方は冷凍庫で冷やしておくと、バターがなかなか熔けなくてイイですよ。
その他、チーズを置くのに使ったり、熱々のマグなんか置いても…
仕舞うときはハートが本体にはめ込めるので、フラットになって収納も楽です。

人が遊びに来たときなんか、ちょっと自慢できる可愛さです。

※ハート・スター・ムーンの商品ページはこちら

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2006年06月27日

"伊達冠"のオブジェができました。

5月25日のブログで"伊達冠"のオブジェを作ろう!と書きましたが
試行錯誤、なかなか上手くいきませんでした。
石に板を刺すところが、なかなか大変なんです。
デザイナーはイメージをスケッチで伝えるだけですが…
工場の方は、大型の機械ばかりなのに
これらを駆使しての細かい作業で難儀してたわけです。(汗)
そこで、これからの課題としてラフスケッチのオブジェは棚上げして
写真でご紹介のタイプに落ち着きました。

泥を洗っていない石に見えますよねぇ。
でも、これが"伊達冠"も特徴なんです。だから、別名"泥かぶり"。
切り口は深く味わいのあるブラックで、フチに焦げ茶の層がうっすらとあります。
なかなか切り口は品のある色で、外側の野趣に富んだ自然石と対照的ですね。

さて、このオブジェを使ってなにを表現しましょうか?
作ってみましたら、またご紹介します。
たぶん、華道をされる方には面白い材料だと思います。

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2006年06月26日

NEW鍋敷き登場!色と薄さが違います。

本来"鍋敷き"として作ったグラナイトの"輪っか"。
この、ま〜るい感じが何とも可愛くて温かみがあるので、他の色でも作っちゃいました。
以前に「クリップ入れに使ってます」との投稿で
「フチを滑らかにしました」とコメントも戴きましたので
今回、作成するときには、フチを滑らかにしてみました。
鍋敷きオンリーの時は、従来商品の質実剛健な感じが
滑り止めも兼ねて、よいのですが…
ル・クルーゼみたいな、お洒落な鍋をテーブルに置くなら
こちらのタイプかも知れませんね。

多目的に使えるようにと考えると、もう少し薄くても良いかぁ?と思い、
今回は厚さも若干薄くしてみました。

ご紹介の写真は、花立ての廻りを彩るアクセントにしたモノです。
手作りガラスの花器は雰囲気があって良いのですが
ちょっと物足りなく思っていたので、"輪っか"の真ん中にセット。
見た目の安定感も増して、なんかイイ感じ!
グラスの中にも、色石を投げ込んでカラーアクセントも出してみました。

コーヒーテーブルなんかに置いたら、とてもスタイリッシュです。
キッチンや出窓にもいいかも?

これからも、利用法を考えて提案してみますね。

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2006年06月23日

"影彫り"という妙技(その2)

昨日に引き続き"影彫り"のお話。
今日は、ニレとリンゴも見ていただきますね。それぞれイイ感じでしょう?

最近"ロハス"をはじめ、自然とうまくやっていこう!
という生活様式が増えてきて、スポットも当たっているようです。
それにともなってか、生活の中に自然をうまく取り入れる事にも
注目が集まり始めていますね。その一つに"ボタニカルアート"があります。
ヨーロッパのお皿などに描かれている、クラシカルな植物絵ですね。
ボタニカルアート展が開催されると、結構な盛況だともきいています。

この石皿も、そんな流れの中から生まれてきました。
野花や果実がモノトーンで彫られた、シックでスタイリッシュなお皿です。
ケーキやフィナンシェをのせたりすると、
午後のティータイムがグッとお洒落になります。
柄のないグラナイト板と2個合わせてる使うのも面白いですね。

機械で彫るのではなく、ひとつひとつ手彫りなので
見ていて飽きない美しさもあります。

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2006年06月22日

"影彫り"と言う妙技

以前に、「石に描く自然の造形」というタイトルで、植物の絵を載せた回がありました。
覚えていらっしゃいますかぁ?スグリの実やリンゴの花を描いたんですが…
社長に託して、中国の職人さんにこのイラストを"影彫り"してと発注しましたが
やっと、できあがってきましたので、ご紹介します。

ご紹介のモノは、グラナイト板に"スグリ"のイラストを彫ったモノです。
どうです?イラストと寸分違わないですよね
(「石に描く自然の造形」の号と見比べてくださいね)

イイ感じにできあがっています。それにしても素晴らしい出来です。
中国では、飾り石として使うのが通常らしく、立てられるように足もついてきています。
お皿として使う以外に、観賞用としても良いですね。

これから、いろいろと使い方の提案をしていきます。
とりあえず、今日は皆さんに影彫りの技術を見ていただこうと思います。

右端の写真は他に比べて、大きいのでノミ跡の感じが分かります。
(クリックして、拡大写真を見てください。)

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2006年06月21日

天気の分かる石(続報)

以前に"天気の分かる石"があるとご紹介しましたが
友人から、外国にもそういう石があったとメールをもらいました。

なんでも、お土産屋さんで見たそうで…
3本の木で、ヤグラが組まれていて
その真ん中から紐で縛った石が、ぶらさげてあったそうです。
お土産屋さんで売っていたというので、そんなに大きなモノではないでしょうね。
注意書きに「雨が降ると濡れる。風が吹くと揺れる。
晴れていると下に影ができる」と書いてあったとのこと。

プリミティブなジョークのような話。
日本も外国も似たような思いつきをするモノなんでしょうか?
いずれも、都会ではないところがミソですね。
自然豊かな場所に居ると、ジョークも自然ネタ?

今日は、"石雑感"でした。

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2006年06月20日

大谷石のモダンな花器(その2)

同じ大きさの花器を並べると、ちょっと格好いいです。
昨日ご紹介のモミジと代わって、センターホールに直接活け込んでみました。
水やりを考えて多肉植物を活け込んだのでメンテは楽です。
丈がない分、大谷石の花器がオブジェのように映えますね。
ショップやビルのエントランスやホールに置くと
モダンな感じで人目を引くんじゃないでしょうか?
蔓モノやドライフラワーなどを活け込んでも面白いですね。

大谷石の花器なので、玄関外に置いたり、
庭にアクセントをつけるのにも使えて、便利です。
雨に濡れた大谷石の色を愉しむのもなかなか良いですよ。
お試しくださいね。

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2006年06月19日

大谷石のモダンな花器(その1)

先日、設計図をご紹介した"大谷石の花器"です。
大谷石は、火に強いということで塀などに使われていて
以前は、あちこちで見られたのですが、
風化しやすいことと採掘場所の大谷で、年々採れなくなってきたことが原因で
最近は塀などには使われなくなりました。でも独特の風合いがあるので
最近流行のダイニングなどで壁面に使われたり、
ミッドセンチュリーな暖炉として使われたりして、相変わらず人気があります。
(ちょっとお値段が、高くなっちゃいましたが…)

大谷石は、薄いグリーン地にミソと呼ばれる茶色の斑が特徴ですが
これが和にも洋にも合ってイイ感じなんです。
写真の花器は85cmの高さで、センターの穴の部分には苔玉をあしらってみました。
木はモミジで、すらーと長く伸びているので、花器の高さとバランス良く
モダンなオブジェのようですね。(またも自画自賛)

玄関や階段のホールはもちろん、リビングに置いてもイイですね。
レストラン等の飲食店を始め、ブティックなどのショップにもイイと思います。

お部屋やお店のイメージチェンジにいかがでしょう?

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